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みんな大好きスニーカー。
春夏になると毎年必ず注目される「スニーカー」。
もちろんスニーカーなら何でも良いわけではありません。
今回はスニーカーについて。そして今年のスニーカー流行にも触れていきます。
ハイテクブームから徐々にローテクブームに移行中
2010年代は90年代のリバイバルブーム。
90年代トレンドとなった「裏原宿ブーム」が再び復興しています。
HIPHOPスタイルや、スケータースタイルなどが一躍脚光を浴びたあの時代。
「エアマックス狩り」
なんて言葉を覚えている人も多いでしょう。
2015年頃から極端な90年代リバイバルブームもひと段落、
「ノームコア」「フレンチカジュアル」などのベーシックスタイルが主流となってきています。
「ノームコア」については下記記事を参考ください。
スニーカーブームも流行の移り変わりで変質を見せています。
90年代にトレンドとして強かったのは「ハイテクスニーカー」。
NIKE/ナイキやReebok/リーボックなどの「フューチャーライク」なデザイン性のものです。
もちろん現在もこのハイテクスニーカーは根強く人気ですが、
2015年ノームコアブームと共に徐々に人気の中核は
「クラシック」なスタイルへと移ってきています。
・・・誤解しないで頂きたいのは、
「流行遅れだからもうNIKEは履いちゃダメだよ」という訳ではありません。
流行はあくまで流行。「取り入れる」イメージであり、そこに固執して「左右される」ことはありません。
NIKEはNIKEの良さがあり、履き方があります。ただ流行の中心が移ってきているというだけですのであしからず。
「クラシックなスニーカー」ってどんなもの??
さて、「クラシック」とはどんなものを指すのか?
90年代トレンドであるNIKEなどの「ハイテク」スニーカーは未来的、モダンなデザインでした。
例えば
こんな感じ。
「エア」を入れたハイテク機能だったり、
カラフルな切り替えだったり、
近未来的なデザインが特徴です。
「クラシックなスニーカー」とはこれらの対極に位置するような、
古めかしくて、ヴィンテージライクなデザインのこと。
例えば・・・
アディダスのスーパースターや・・・
ジャーマントレーナーや・・・
オールドスクールなコンバースオールスターなど。
「クラシカル」な主な要素を幾つか挙げましょう。
・真っ白ではなくクリーム色
・色の切り返しなどがあまりないシンプルデザイン
・レザーではなくキャンバス
・ハイテクではなくローテク(現代的な機能を搭載していないこと)
このあたりでしょうか。
もちろんレザーでもクラシカルな要素はあるので、
上記を全て満たす必要はありませんが、抜き出す一つ一つの要素としてはこんなところでしょう。
昔の学生が履いていた様な、
古めかしいヴィンテージライクな雰囲気のシューズが人気といったところ。
ハイテクシューズと比べるとやや大人な、落ち着いた印象を感じるかと思います。
ヴィンテージライクな「古めかしいデザイン」は
コーディネートに落ち着きや風格を与えてくれます。
デザイン自体が「年をとった」風合いだけに
子供っぽさがなく、落ち着いた印象があります。
真っさらな白ではなく、褪せた様なクリーム色など
経年の変化を感じさせるような色・デザインがポイントです。
「ハイテクスニーカー」のコーディネートで気をつけるべきことは?
ハイテクシューズの良いところはその「遊びココロ」。
派手なデザインゆえに、「ドレススタイル」に合わせるとグッとバランスが取れます。
「ドレスとカジュアルのバランス」について未読の方は
下記記事を参考ください。
※参考記事「メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?」
モノトーンスタイルやロングコートなど
「ドレス」的なカッチリとした雰囲気に合わせてこそ映えます。
「子供っぽい」とも捉えられがちなカラフルなスニーカーも、
「大人っぽい」ドレススタイルの中に入れ込むと
「ドレスとカジュアルのバランス」が取れて、
緊張感のあるドレススタイルの中に、大胆な遊び心が生まれます。
「ドレス」ばかりではスーツやパーティースタイルになります。
一方で「カジュアル」ばかりでは家着や子供っぽいスタイルになります。
その二つを程よく織り交ぜてこそ、「街着でのオシャレ」は成立しやすくなるのです。
キメすぎでもなく、ルーズすぎもしない。
緊張の中に緩和のある、「ドレスとカジュアルのバランス」が成り立つ訳です。
「クラシカルなスニーカー」のコーディネートで気をつけるべきことは?
一方でトレンドである「クラシカル」なスニーカーはどうか?
「クラシカル」であっても「カジュアル」なスニーカーな訳ですから、
ドレスアイテムの中に織り交ぜることが使い方の基本です。
上述のハイテクスニーカーと同様に、
このようにキメキメな黒系のドレススタイルに合わせてももちろんOKです。
「ドレスとカジュアルのバランス」もバッチリです。
ただ、クラシカルなスニーカーの良いところは、
その「大人然」とした風格。
佇まいはハイテクスニーカーよりもずっと落ち着いた大人な雰囲気です。
それだけに、
ハイテクスニーカーはキメキメなドレススタイルとの相性が良かったですが、
クラシックなスニーカーは・・・
こんな感じの合わせもアリ。
シャツとショーツを使ったややドレス風なカジュアルスタイル。
ここにハイテクスニーカーを使ってしまうと、いかにも子供っぽくなってしまいますが、
クラシックなスニーカーならさほどカジュアルになりすぎません。
「革靴未満ハイテクスニーカー以上」といったドレス感がクラシカルなスニーカーの良いところ。
流行のスタンダードなカジュアルウェアである「ノームコア」に合わせても、
子供っぽくならず、大人な雰囲気を保てます。
スキニーデニムもそうですが、
ドレスともカジュアルともとれるような「ハイブリッドアイテム」はコーディネート構築において大活躍、万能選手です。
スキニーデニムは「デニム」というカジュアルアイテムながら、
ドレスライクな極細シルエットを見せてくれる「ハイブリッドアイテム」の代表格。
クラシカルなスニーカーも、
ハイテクスニーカーよりも大人で、革靴よりもカジュアル。
そんな「半端」とも言えるハイブリッド感が、
コーディネートにおいてはとても便利です。
特に30代以上の男性は「自分にはハイテクスニーカーは若すぎる・・・」と敬遠しがちな方も多いでしょう。
大人スニーカーのススメとしてもクラシカルスニーカーは適任。
アディダスのスーパースター、スタンスミス、ジャーマントレーナー、コンバースオールスターなどは特にオススメ。
トレンド的にも使いやすさ的にも、
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