アクセサリー編

【腕時計についてvol.02】機械式?クォーツ?腕時計の基礎知識とオススメモデル【ドイツ軍制式採用Sinnモデル155】

「続きをやってください!」

など問い合わせが複数件来るくらい
何故か好評だった「腕時計について語る」vol.2です。

まずはvol.01も是非。
【腕時計についてvol.01】ファッションアクセサリーとしての腕時計で自然なオシャレを!

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KnowerMag的オススメ腕時計

多くの人は腕時計の審美眼を持ち合わせていません。
洋服ほど頻繁に見る事がなく、また良い物を見る機会も少ないからでしょう。
スタイルはオシャレなのに、時計は残念、という方も少なく有りません。

 

ただし、別に時計がコーディネートの大きな役割を占める訳では有りません。
別に時計がダメでも実は私はそこまで気にしません。
ただ勿体ないな、とは思います。

 

審美眼が無い、慣れていないが故に、
「どうやって選べばいいの??」
という人も多いでしょう。

 

自信の無い人はつい値段やブランド名に頼ってしまいます。
もちろん別に「ROLEX」などのブランドネームで選ぶことが悪いわけじゃありませんが、
出来ることなら論理をしっかり理解して、選ぶべく時計を選んで欲しいです。

 

そこでKnowerMag的 おすすめ時計。
「時計マニアにも批判されない時計の選び方」を説明しましょう。

時計の基礎知識:クォーツと機械式

まず基本的な知識として時計には、大きく分けて二種類あることを知りましょう。

 

・クォーツ時計

多くの人が持っている時計がこちらです。
クォーツ時計とは水晶振動子を使った時計のこと。

電池で電子部品を動かして時間を刻ませる時計のことです。
電池駆動なので精密である反面、定期的な電池交換と故障した際には電子部品の修理が必要なため
メーカーの修理対応などが完璧に整ってなければ、寿命は短いとも言えます。

 

大学生や新社会人がつけているポールスミスの時計などはまさにこれ。
(一部機械式時計もあるようですが、多くはクォーツです)

世にある大半の時計がクォーツと言って良いでしょう。

 

・機械式時計

クォーツ時計とは異なり「ぜんまい駆動」で動くものです。
腕の運動で自動でぜんまいを巻き上げるタイプと
手動でぜんまいを巻き上げるタイプと二種類あります。

「チョロQ」と一緒です。(世代がバレるな)
ぜんまいを巻き上げて、その力で歯車を動かす訳です。

 

使い込んで行くうちにホコリがたまったり、油が切れたりと
メンテナンスは必要なものの、しっかりとケアしていれば長く使い続けられます。
故障してもぜんまいを交換すれば良いだけなので、世の中に時計技師が存在する限りは修理を続ける事が出来ます。
また電池ではないので電池交換の必要もありません。

 

100年時計とも言われるもので、一般的に人間よりも寿命は長いです。
ヨーロッパでは「形見」として渡され、代々使い続けたり、
時計を「受け継ぐ」文化が未だ生きています。

 

一般的な高級時計の多くはこの機械式です。
ROLEX、OMEGAなどももちろんです。

 

精度はクォーツに劣るものの、その寿命の長さ、精密な機械駆動が
しばしば「車」と同様に男性のマニア心をくずぐります。

 

 

どちらが優れているのか

どちらが優れているとか劣っているとか、
そういったことではありません。

時計を「モノ」として見るマニアがいるならば、
「機械式時計が最高だ!」となるかもしれませんが。

ここでは時計を「ファッションアイテムの一部」として捉えて語ります。
なのでクォーツだろうが機械式だろうが関係ありません。
そのつもりで是非読んでみてください。

 

アクセサリーには「理由のあるデザイン」を求めるべき

ampjapanの記事でも同様のことを書きましたが、
デザインには理由がきちんとあります。

【プレゼントにも最適】安く手に入り、長く使える。最高のアクセサリーブランドamp japan(アンプジャパン)

 

デニムのリベットはステッチの強度を保つために付けられており、
クロスネックレスは祈りを捧げるために作られたのです。

理由もなく
「なんとなくこんなデザインにしてみました」
というアイテムは

嘘くさく、安っぽく、薄っぺらく見えてしまうのです。

 

とりわけ小物はそうです。
アクセサリーは元々着ける理由がないのです。

ネックレスを着ける「機能的な意味」は無いし、
ブレスレットを着ける「機能的な意味」はありません。

だからそもそも「不自然さ」を内包しているのです。

 

洋服は「寒さをしのぐ」という「機能的な意味」が存在しています。
だから不自然さは基本的にありません。

 

理由もなくジャラジャラとアクセサリーを着ける人が
オシャレに見えないのと同じで、
「不自然」なものは「嘘くさく」見えてしまうのです。

 

元々「不自然さ」を内包しているものだからこそ、
アクセサリーは洋服以上にルーツやデザインの理由にこだわるべきなのです。

着用の不自然さ、嘘くささを少しでも払拭するために、
理由のあるものを選ぶ必要があります。

 

例えばampjapan。

「おじいちゃんの形見」のように見えるアンティークさながらの
緻密で精巧な作り、味わいが出てるようないぶした輝きの物が多いです。

それは「いや、オシャレじゃなくて、おじいちゃんの形見なのさ。」という
「自然さ」を静かに主張してくれます。

 

ギラギラに輝いた、無意味にゴツいゴシックアクセサリーなどは、
時にアクセントとしては素敵ですが、普通に合わせても「嘘くさい」「不自然」に見えてしまい
オシャレとは直結しない訳です。

 

前置きが長くなりました。
だからこそ、時計も同じ。
「理由」があるように見えるものをチョイスする、というのが
オシャレとしては重要です。

 

具体的なオススメモデルは?

では具体的にそれは何か?
どんな時計がオススメなのか?

 

ちょっと具体的に語りましょう。

例えばミリタリーウォッチ。

ミリタリーは基本的に全てのデザインに意味があります。

例えばカーゴポケットは物を入れて運ぶために付けられたデザインですし、
肩にあるエポーレットは銃などを下げるためにあります。

 

「なんとなくカッコいいから」

なんて曖昧な理由のものは存在せず、
全てのデザインに理由がしっかりと存在するのです。
だからこそミリタリーアイテムは完成度が高く、
いつまでもメンズファッションの大きな要素として存在し続けているのです。

 

時計ももちろんそうです。
ミリタリーウォッチはミッションを達成するために必要な機構を詰め込んで作られたものです。
嘘のないデザイン、必要最低限の機能性を持ち合わせたものです。
アクセサリーとしてこれ以上完成度の高いデザインは存在しないでしょう。

 

私のオススメアイテムは
Sinn モデル155

私は昔からこのモデルが心底好きです。
ドイツ空軍からの製作依頼を受け、軍に納品されたモデル155。
ブランド名などを軍用制式時計に刻むはずが無いので、当時はブランド名の表記は無かったそうですが、今は復刻モデルとしてブランド名の表記があります。

 

視認性と操作性を重視した非常にシンプルなモデル。
ドイツ空軍はこれを腕にして、ミッションを遂行していたのです。
ミッションに必要最小限な視認性、操作性だけに特化しています。
高級素材なども一切使っていません。ガラスもミネラル素材のものを使用しており、使い込むとどんどんボロボロになっていきます。

 

でもそれが本当に素敵で。
長く使い込むと、軍人がつけていたような粗野でラフな雰囲気で。
またシルバーがどこか色気を感じさせるモデルです。

 

ちなみにこちらは機械式時計。
当時クォーツが出たてで採用できなかった背景もあるかもしれないし、
そもそも機械式はクォーツと比べて駆動力に優れているため
大きな針などを動かす必要がある「視認性」という観点から機械式を選んだのかもしれない。

そのへん私はマニアではないので詳しくないですが、おそらくこのいずれかの理由なんでしょう。

 

ちょっと高めですが、(もしかして今は廃盤なのかな?)
数年前まで20万ちょいくらいで売られていました。

 

他にもミリタリーウォッチ系で人気があるタイプだと
ルミノックスなどがありますが、
私はどちらかというと現代的なデザインのルミノックスよりも
「古さ」を感じさせるsinnのモデルの方が好きです。

 

「ハミルトン」などもミリタリーウォッチを出していて
クラシカルな雰囲気で良いですよ。
こちらなら数万円で購入できます。
気になる人は色々調べてみてください。

 

ミリタリー以外だとSUUNTOなども素敵です。

SUUNTOはまさに「機能的な意味」の固まりのようなデザイン。
何せ無駄なものが一切ありません。

登山などのフィールドスポーツのプロのために生産する世界一の計測機器メーカー。
時計のくせに高度計だとか風速計だとかGPS機能だとか盛り沢山です。
もちろん日常で使うにはオーバースペックですが、
プロに向けて作っているからこそ「理由のあるデザイン」になるのです。
ミリタリーと同じですね。

 

ミッションに対して必要最小限の機能を詰め込んでいる訳です。
(SUUNTOの場合は必要な機能が多いために多機能になってしまいますが。)

 

フォルムやデザイン、時計表示のフォントなども洗練されていて無駄が無い。
「多機能」ながらミニマリズムの固まりのような不思議なデザインです。

 

クォーツ機構となっているので
値段も数万円と大して高くありません。
手を出しやすいです。

 

他には、
アンティークものなども良いでしょう。

まさに「おじいちゃんの形見」的な見え方。
アンティークオメガやアンティークロレックスなどは流通量が多く
数万円と比較的安価で手に入りますので良いでしょう。

 

古めかしいデザインがコーディネートに説得力を与えてくれます。
ただしあくまで中古なので状態が悪く正確に動かない時計も多いようです。
ケアと修理をしっかり行ったアンティークショップを選ぶ必要があります。

 

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以上、腕時計の回でした。
私は何をつけているのか、と言うと…
実は言ってしまうと誰か分かるくらい、日本の流通量が非常に少ないモデルをつけています(笑)

 

メルマガで訴求していますが、
セミナーやツアーなど開催し、それに参加する方は
是非私の腕もとにも注目してください。
なかなか珍しいモデルをつけてますよ。

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