服を着るならこんなふうに・補足

兄、ZARAのブルーカラーカムフラージュプリントショルダークラッチバッグを買うの巻。

 

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服を着るならこんなふうに 第44話|ヤングエースUP
服を着るならこんなふうに 第44話を無料で公開中!基本がわかれば、オシャレはきっと楽しくなる!

 

というわけで、私が監修する漫画「服を着るならこんなふうに」(KADOKAWA)最新話が更新されております。
単行本にして第6巻分にあたる内容となる今回。話は前回からの続き「脱ノームコア」

となります。

 

 

作中も実際もクソ暑い天気が続くので秋冬話はまだ控えて、今回は小モノと晩夏モノの話となります。
今回も補足情報を書いていきます。

 

 

「トレンド」とは何か?

 

 

無論「言語としての正確な定義」ではなく、あくまで「アパレル界隈で認識される定義」ですのであしからず。
トレンドとは「皆が皆こぞって着ているもの」という認識の方も多いとは思いますが、実はアパレルでの「トレンド」の定義はそうではありません。「一部のアーリーアダプターが選んでいる、今最も差がつくアイテムや着こなし」のことを「トレンド」と表現します。

 

 

 

メンズ雑誌を読めば「ワイドパンツがトレンド」なんて書いてありますが、都内のどの街にいっても「男性皆ワイドパンツを穿いている」なんて現象は確認できません。ごくごく一部の男性が穿いているにすぎませんが、その浸透具合は年々増しています。これが「トレンド」ということ。

 

ファッションは皆と同じような服装では当然評価されません。ファッションは絶対評価ではなく相対評価です。「皆と比べてどうか」「その他大勢と比べてどうか」という判断をされるがゆえに、「皆と同じ服装」ではオシャレという評価にはならないのです。

 

考えてみれば当たり前の話ですね。「皆と同じ格好」をしているのに「〜くん、おしゃれだね」と「区別」して評価されるわけもありません。何らかの差があるから区別されるわけで、何らかの差があるからこそオシャレだと評価されるわけです。至極当たり前の話ではありますが、まずこれが重要です。

 

バリバリにカッコつけてるヤツは実は「わかっていない」?

 

そしてもちろん「差の付け方」は千差万別です。デタラメな差別化の仕方をしても「オシャレ」には感じられません。例えば原色を多用しめちゃくちゃな着こなしをする原宿ファッションが万人に評価されないのと同じ様に。(あれはあれで一つの文化として認められるべきではありますが、万人に評価されるモノではないでしょう)

 

では「正しい差別化」、「多くの人が理解可能な範疇での差別化」とは何なのか。それが多くは「トレンド」として形成されます。そしてトレンドは常に「反作用」で形成されます。

 

クルーネックが流行れば次はVネックに
ルーズなスタイルが流行れば次はタイトなスタイルに
カジュアルな着こなしが流行れば次はドレスな着こなしに

 

こうした反作用にはもちろん「程度」があります。クルーネックが流行りだした頃にガッツリ胸元が開いたVネックを着ても「何?あの人?」と理解不能となるだけです。あくまでも「理解可能なレベルで差別化する」のがトレンドの正しい付き合い方であり「過度に装飾せよ」「過度に着飾れ」という話ではありません。このあたりとかく誤解されがちです。

 

ファッションアディクトはついついこの「反作用」をあまりにも大胆にしがちです。
常に先端に、常に差別化でありたいからと極端に突飛な服装をしがです。しかしそれは「分かっている様で分かっていない」わけですね。客観的に褒められる服装をおしゃれと定義するのであれば、この「反作用の程度」を見極めることもオシャレの技術の一つです。しかしながらそれはとても難しい、だからこそアドバイザーが必要であり、それが本来のショップスタッフの役割であると私は認識しています。

 

永遠は存在しない

 

 

そして関連してもう一つ。「今の評価が永遠に続くわけではない」「今の価値観が永遠に続くわけではない」とちゃんと認識しましょう。

 

相対的な評価であるからこそ、評価の高いスタイルが浸透すればその価値は徐々に落ちていきます。だからこそ価値観は絶対でありません。「これさえ着れば200%OK」というスタイルは原理的には存在しないわけです。

 

 

ただしもちろん価値がゼロになるわけでもありません。
価値の変動はあるものの全くなくなるわけではない、ついつい多くの人は物事を「ゼロイチ」で考えがちですが、実際の世界はもっとファジーなものです。

 

ノームコアトレンドのこうしたベーシックスタイルも価値がゼロになるわけではない。
ではどうすれば価値を保てるのか、評価されやすいままでいられるのか。
それは今のトレンドで言えば「ほんの1点でも1箇所でも良いから、地味を払拭するように意識しましょう」というだけです。

 


Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/6343/sise_2013aw_58.jpg

 

バリバリに着飾ったスタイルをすることはありません。それは一部のイノベーターに任せておきましょう。私たちが狙うは「アーリーアダプター」です。イノベーターが獲得したトレンドを、「1年遅れで手にする」「ほんの少し意識する」だけで十分です。そうして価値の変動に対抗する「意識」を持てば、ベーシックなスタイルも「格好良いね」と褒められるままでいられます。

 

 

ちょっと小物を付け足すだけで、ちょっと柄モノを入れるだけでも十分です。こうした「意識」があなたを常に新鮮にさせてくれます。

 

多くの偉人は「ファッションはナマモノである」と語ります。

 

生物は放置すれば腐ります。しかし鮮度を保とうという意識があれば変わります。トレンドが変わったから全てを買い換える必要もない、メンズは特に保守的ですから。ただし何もしないと「おじさん」のごとく時代遅れのスタイルに気がつくことができなくなります。意識を持つこと、ただこれだけで変わります。

 

 

とはいえまだこの「新しい価値観」になじめないのなら、満足いくまでもう少しだけでもベーシックを続けていくのも良いでしょう。それでもまだまだ評価はもらえますから。

別に無理して辛くなる必要はありません。

「ああ、そういうものなんだ。まあゆっくり理解していけばいいか。」

くらいで良いのです。ファッションの本質は「楽しむこと」でもあるのですから。

 

ZARAブルーカラーカムフラージュプリントショルダークラッチバッグをGET

 

 


Photo by https://static.zara.net/photos///2017/V/1/2/p/3592/205/009/2/w/560/3592205009_2_22_1.jpg?ts=1496159457593

 

んで。
環ちゃんがおすすめして兄がGETしたのがこちらZARAの「ブルーカラーカムフラージュプリントショルダークラッチバッグ」。絶賛セール中ですので気になる方は是非。素材感といいデザインといい安っぽさもありません。

 

 

さて今後「服を着るならこんなふうに」は・・・

・スニーカーマニア話
・インディゴデニム話
・兄、ついにアクセを買う話

などなど今後も面白い内容が続きます。そして「女性向けのスピンオフ回」も今後は予定していますので女性読者の皆様ご期待くださいませ〜・・・

 

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