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服を着るならこんなふうに最新話更新されました
本日私MBが監修を務める「服を着るならこんなふうに」最新67話が更新されました。
今回は「大学デビュー」の話。春に向けて「大学って毎日私服ってマジかよ!?」と焦っている男子高校生に美女3人が優しく洋服を教えちゃうゾ❤️
「おしゃれ」より「普通」を目指したい
今回は友達の弟の話。
高校3年生でこの春から大学生。毎日制服だった高校から突然毎日私服に切り替わる大学。ある意味受験勉強よりも難関な「毎日私服」を苦行から楽しむことに変えるべく相談に来たわけです。
しかしながら考えて見えれば皆が皆「おしゃれになりたい」わけじゃない。
むしろ「バカにされないくらいの普通でいい」と思う方が大多数じゃないでしょうか。
ファッション雑誌は「おしゃれじゃない奴死ね」と言わんばかりに価値観を押し付けますが・・・たかが服の話、何をそんなにムキになる必要があろうか。人が皆一様に「おしゃれでいたい」と思ってるわけもない、「普通でいい」と思っている人の方が多いでしょう。だけど、その「普通」すら分かりやすく提供できていないのが今のアパレル。
無難でも地味でもとりあえずはOK、まずはバカにされない普通のありきたりな服装でいい!
と誰もが高校3年生の時には思うのに、楽天に行けばなんだかよくわからん装飾が多く安っぽくて「普通以下」に見えるものばかり。そうかと思うとZOZOに行けばやたらと高くておしゃれなものばかり。頼るべきはユニクロやGUだけど「多すぎてどれを買って、どう組み合わせればいいか皆目検討つかない」という八方塞がり状態。
アパレルには顧客目線のサービス提供が存在しないのか!?
というわけでそんな悩める若き男子に「服着る」がお手伝いしましょう、というのが今回のテーマ。
ある意味「こじれている」のかもしれませんが、誰しもこんなこと考えていたことありませんか?
モノトーンがおしゃれなのはわかるけど、なんか自分でやると気恥ずかしい・・・
ジャケットとか格好良いのはわかるけど、なんか無駄に背伸びしているみたいで怖い・・・
とにかく「普通」が良いのに、その「普通」を言語化具現化できない・・・そんな「ファッション臆病」になってる状態って若い頃に誰でも経験していると思うんですよね。私もその類でした。
もちろん「簡単におしゃれになる」なら祐介の言う通り
モノトーンやジャケットなど簡単にドレス感を得られるものを選ぶのが一番です。
「ドレスとカジュアルのバランス」については下記記事をご参考にどうぞ。
しかしながらいくら「モノトーンやジャケットが簡単にサマになるよ」と言われても抵抗あるものをあえて着るのも逆にハードルが高い。無理のない範囲で、別にそこまでおしゃれじゃなくていいので、「狙え!普通スタイル!」ということを考えてみましょう、というのが今回の話。
初期装備はこちらで、ここから「なるべくお金をかけずに(予算5000円)」で「普通スタイル」になるのが条件でございます。なかなかハードルが高いかも。ある程度リテラシーを得た祐介でもさすがに難題に太刀打ちできない。というわけで服着るのドラえもんこと環ちゃんの登場です。
小鬼じゃ。小鬼がおる・・・
非常にどうでもいい余談なんですけど・・・
友達の家の姉ちゃんとか妹とか、
ふいに登場すると「ドキッ」としませんでした??
男同士でバカ話して盛り上がっている時に、急に女子の匂いがすると「うぐぐっ!」と背筋が伸びてしまう。女子ってのは自覚なしに魅力を振りまいてきやがるからな。女子に耐性がない男兄弟のワシには刺激が強すぎる・・・しまってくれんか・・・
3人のプレゼンがスタート!
でもって召喚されたのがこの3人。
3人がそれぞれプレゼンして好きなものを採用するというシステムで今回話が進みます。
なんとなく妹とその友達の計3人に責められる企画モノAVを観ているような既視感があるのは私だけじゃないと思うが、話は進みます。
1.まずはやっぱり黒スキニー!
環はやはり基本に従って黒スキニーをチョイス。
「黒スキニーはちょっとキメすぎ感があって抵抗ある」と言う人もいると思いますが、まあこれは一案なので採用されるかどうかは分からない。
個々人の抵抗はひとまず置いておいて、確かに下半身を黒の細身で整えると簡単にバランスがとれるのは事実。
結局メンズの洋服ってカジュアルが圧倒的に多いもの。タンスの中を見るとTシャツやパーカーやジャンパーなどラフなものばかりでしょう?ジャケットやスラックス、黒の細身パンツや白シャツ、革靴とかドレスライクなアイテムってある程度リテラシーのある人じゃないと揃えてないんですよね。するとどうしてもカジュアルに偏ってしまい、野暮った印象が強くなる。
そこで黒スキニーです。下半身にドレスライクなアイテムを持って来れば上半身や小物がカジュアルでもドレス要素が入るのでなんとか大人っぽい印象となるわけ。「え?なんで下半身をドレスにするの?」と思うかもしれませんが、これは実はトップスとボトムスの比率を踏まえた上でに最適解です。
思い返してみてほしいんですが、洋服を買う時ってほとんどトップスでしょ?
ボトムスって皆ほとんど買わないんです。割合としてはトップス3枚買ったら、次にボトムス1枚くらいかな。タンスの中を観てもボトムスの量よりトップスの量の方が圧倒的に多いはず。
それならトップスにドレスアイテムを持ってくるより、ボトムスにドレスアイテムを持ってきた方が今までの手持ちの服を活用できるでしょ?
トップスにドレスアイテム揃えたら今までのトップス全部無駄になっちゃうじゃない?だから「まずボトムスにドレスを」と私は7年も前から口酸っぱく言ってるわけです。
今回スキニーはMONO MARTをチョイス。ストレッチ性や値段や形を総合的に評価してこちらにしました。
安かろう悪かろうな商品が多い中、真面目にモノ作りをしている会社です(社長さんにはお会いしてお話伺いました)。若い層向けのものも多いのでデザイン服もありますが、ベーシックで良いものも。
足元はGUのローファー、コスパ最強です。
2.都合の悪いものは隠す!着こなしで誤魔化す!
次は奈那ちゃん。
やはり環と同じように下半身を整えることを忘れていません。
すっきりと細身にするだけでも随分大人っぽく見えるので(大人っぽさの象徴である「スーツ」は細身が基本です、つまり細く見せるとその分大人っぽい印象が生まれます)、ロールアップして下半身の中で最も細い「足首」を見せすっきり細く感じさせるわけですね。
そして着丈の長いコートでパンツを隠します。
「都合の悪いものは隠す」のがファッションの鉄則です。
例えば同じ赤いTシャツでも一枚で着るのとインナーで着るのとでは印象がまるで違います。
一枚で着ると赤いTシャツが見えている面積がデカくなるので、赤のカジュアルな印象が極大化されますが・・・
インナーになると面積が抑えられるのでそこまでカジュアルな印象が強くなくなります。
ここで何故奈那が長い着丈のコートをおすすめしているかというと
少しでもベージュチノパンのカジュアルな印象を抑えたいから、「見える面積を減らしている」わけですね。
ストールやバッグなどもそうですが、この「隠す」ことを覚えると着こなしの幅はかなり広がります。
無論今回の場合は「長い着丈」というだけで抵抗が出てしまうと思うので「少しだけ長い着丈」を意識しています。1サイズUPして着丈を長く見せるのも良いですね。
3.レザー小物で整える!
最後はリカ。
懸命な読者さんなら理解されていると思いますが・・・リカは小物が好き。小物で整える方法を選びます。
靴とバッグにレザー製のものを選び、大人っぽいドレスライクな印象をプラスします。
(形は違えどここでもやはり「下半身を整える」ことになるわけですね)
そしてトップスはジャケットほどキメすぎにならないコーチジャケットをチョイス。
スポーティーなコーチジャケットですが、襟がありフォーマルな印象もわずかに残るブルゾン。ジャケットよりも自然に格好つけることができるので良いでしょう。
「普通」から始めてみよう!
以上、大学デビュー指南回でした。
最終的に大翔くんがどれを選んだのかは本編をチェックしてみてください。
誰もが絶対に「比類なきおしゃれを目指すべき」なんてことは微塵もありません。
最初は無理のないおしゃれ・・・「普通」から始めても良いのではないでしょうか。是非ご参考に。
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