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ユニクロ次のコラボレーションがまさか「JWアンダーソン」だったなんて・・・!!
ユニクロが成功させたデザイナーコラボは「ミニマル」がキーワード
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昨年のユニクロUのプレス向け発表会の際にユニクロ取締役の方から「まだ言えませんが次回コラボも凄いものを用意しています」と一言あったので、ルメールの次はなんだろう??と考えていましたが、まさかまさかのJWアンダーソン!!
過去ユニクロがコラボしてきたデザイナーは、クリストフルメール、ジルサンダーといずれも「ミニマル(最小限の)デザイン」。ユニクロらしい「削ぎ落としたスタンダードデザイン」とそもそも親和性がよく、ハイエンドシンプルデザインを求めるユニクロらしいデザイナーのチョイスだったと納得できるのです。
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おなじミニマルでもルメールは柔らかい色合いやゆったりとしたサイズ感で「カジュアル」寄り。
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ジルサンダーはジャケットスラックスやモノトーンなどを多用する「ドレス」寄りのミニマルデザインが強い。
ドレスにせよカジュアルにせよ、「ミニマルデザイン」という大きなポイントが共通していました。だからこそユニクロとマッチできたのだとも思えます。そもそもユニクロは「ごちゃついたデザイン」をしたがりません。その辺りはユニクロのデザインをプロデュースしていた滝沢直己(イッセイミヤケ元デザイナー)も明言しています。
ユニクロはH&MやZARAと異なり、「長く着用できるベーシック服」を命題にモノつくりを行なっています。H&Mのアイテムは半年もあれば間違いなく店頭から姿を消しますが、ユニクロのフリースは10年間売り続けています。「ショートスパンで短期的に爆発させる服」なのか「ロングスパンで定番となる服」なのか設計思想の違いですね。ユニクロは後者であり、長い開発期間をかけてじっくりと定番品を生み出すことを生業としているわけです。
ベーシックとデザインは相反することも少なくありません。ごちゃついたデザインを嫌うのは、ミニマルで長く愛される服を作るユニクロにとっては当然のことです。
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またユニクロは素材も縫製も、他ブランドと比較して極めてレベルが高い。ポケット一つ追加する、ステッチングを一本増やすだけでも工賃に反映されてしまうため「本当にこのデザインが必要なのかどうか」を考えるミニマル思考は「可能な限り手頃な値段で提供する」上でも必要なのです。
だからこそミニマルを信条とするルメール、ジルサンダーと水が合ったのだと思います。ではJWアンダーソンはどうか??
独創的なデザインのJWアンダーソンはユニクロとどう融合するか?
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JWアンダーソンはロンドンのブランド。島国であるロンドンは革新的なデザインも多く生み出しています。保守的なミラノとは相反する存在です。JWアンダーソンも例に漏れず独創的なデザインが多い。上の画像は2017年秋冬のコレクションですが、こうした刺激的なデザインが少なくはありません。
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デザインだけでなく柄づかい・色使い・レイヤードなどあらゆる面において革新的なアプローチが多い。メンズレディースの垣根が薄く、レディースライクなアイテムをメンズで展開する「ジェンダレス」の流れも特徴的です。
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近年のJWアンダーソンの業績の大きなところとしてはスペインの老舗ブランド「LOEWE(ロエベ)」を盛り上げたこと。今雑誌を開くと、高感度のショップに行くと、どこでもLOEWE(ロエベ)を見かけますが、この流れはJWアンダーソンがデザイナー就任してからのもの。イギリスの権威ある「ブリティッシュ・ファッション・アワード」も獲得し、世界的に評価されているトップブランドであることは疑い様がありません。
ただいくら優れたデザインが出来ても「ユニクロのミニマルデザイン」にどう対応するのか・・・??JWアンダーソンらしさとユニクロらしさはどんな形で結実するのか。このあたりが見ものでしょう。
個人的にはベーシックを極めたユニクロのインライン品とは別に、JWアンダーソンらしいデザインの入った面白い服を展開してくれればなあと思ってます。今のユニクロの素材使いや縫製のレベルは国内でも屈指のもの。「安っぽい生地のデザイン服」はぐにもつかないものですが、ユニクロの生産背景ならJWアンダーソンのクリエーションを正しくひょうげんできるのではないでしょうか。いずれにせよ今年の秋冬から展開スタート!!今から秋冬が楽しみです・・・!!
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