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来週4月26日はユニクロルメールコラボの最後の最後、「キャンバススリッポン」が発売されます。
いよいよ来週26日はユニクロルメールのスリッポン発売。おそらく今回も早期に完売だろうなあ。「大量に作っておけよ」と思うものの、まあ販売数読むのがとっっても難しいのも良く分かる。狙っている人は早めに動いた方良いですよ。
— MB@最速でおしゃれに見せる方法 (@MBKnowerMag) 2016年4月21日
こちらですね。2990円。
「キャンバス素材だからそんなもんだろう??」
と思う方もいるかもしれませんが・・・とんでもない。
これ5年に1度出るか出ないかくらいの珠玉の名作だと思っています。
おしゃれの基本「ドレスとカジュアルのバランス」
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まず洋服は大きく分けて「ドレス」と「カジュアル」の2つに分類されます。
わかりやすく説明するとスーツで使うアイテムが「ドレス」で、それ以外が「カジュアル」です。
例えば「テーラードジャケット」「シャツ」「スラックス」などは「ドレス」ですね、
それ以外、「デニム」「スニーカー」「スウェットパーカー」などは「カジュアル」です。
そして「ドレス」はスーツから連想されるとおり「大人っぽさ」を
「カジュアル」は「ラフさ」を象徴します。
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「テーラードジャケット」などのドレスアイテムが入ったコーディネートは大人っぽく感じますし・・・
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「デニムパンツ」などのカジュアルアイテムが入ったコーディネートはラフに感じます。
日本人は概ねアメリカンカジュアルの影響を受けて「カジュアル」に寄りすぎています。市場にある洋服はチェックシャツやらデニムやらスニーカーやらばかりで・・・ヨーロッパ的な「ドレスアイテム」スラックスや革靴を日常着で使う人はほとんど見かけません。
ここにオシャレのキーポイントがあります。
男性のオシャレは大人っぽさが宿命。古今東西女性が男性に求めるものも「余裕がある」「落ち着いた」「大人っぽい」スタイルです。子供っぽさを象徴するアメリカンカジュアルではなかなかオシャレは作りにくいものです。
かといって「ドレス全開」ではビジネススタイルやパーティースタイルなどになってしまい「キメすぎ」に。
かといって「カジュアル全開」ではラフすぎてまるでコンビニに行くようなスタイルになってしまいます。
ここのバランスをとることが肝要。簡単に着こなしをオシャレに見せるには「ドレスとカジュアルのバランス」をとることが重要です。
ここの話は下記をまず一読ください。
メンズファッションの大前提が分かり、あなたの着こなしが簡単にオシャレに変革するはずです。
※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
優れたアイテムは「着まわしやすい」
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さて大前提が分かった上で話を進めますが・・・
洋服が「ドレス」か「カジュアル」かを決定するのは要素として3つが存在します。
1.デザイン
2.シルエット
3.カラー(素材)
この3要素がどれだけ「ドレス寄り」か「カジュアル寄り」かでそのアイテムのテイストが決定されます。
例えば・・・
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黒スキニーデニムなどはとても解りやすい。
「デニムだからカジュアルでしょう??」と思うかもしれませんが、それはお母さんがプレステもドリキャスも「ファミコン片付けなさい!」と一緒くたに言うのと同じです。細分化すればそれはまるで違うものです。
ではそれぞれの要素はどのように考えれば良いのか。
「スーツがドレス」と語ったとおり、デザインもシルエットもカラーもすべて「スーツ」をベースに考えると理解が早いです。
1.デザイン → スラックス、シャツ、デニム、スニーカーなどのアイテムの大まかな「デザインそのもの」
2.シルエット → 細身は「ドレス」、ゆるめは「カジュアル」
3.カラー(素材) → 黒白は「ドレス」、カラフルは「カジュアル」
このように区分けできます。
デザインはまあ「スーツで使うアイテムかどうか」だけで理解できると思いますが、
シルエットはスーツは基本細身でシュッとしてますね。なので、細身がドレス、ゆるめがカジュアルです。
色も礼服などかしこまったスタイルであるほど黒と白の構成になります。なので黒白がドレス、カラフルがカジュアルです。
これを「黒スキニーデニム」に当てはめると・・・
1.デザイン → デニムなので「カジュアル」
2.シルエット → 細身は「ドレス」
3.カラー(素材) → 黒は「ドレス」
となるわけで、「デニム」でありながら2/3が「ドレス要素」を持っていることとなるわけです。
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同じデニムでもよくあるインディゴデニムとはまるで印象が違うのはこう説明できるわけです。
そして上記の記事リンクで「ドレスとカジュアルのバランス」を理解していれば伝わりますが、日本人は「ドレス:カジュアル=7:3」程度のバランスで構成するとオシャレと評価されやすいです。
黒スキニーから考えると3要素の内2要素がドレスになっているわけですから、
ズバリアイテムが「7:3」のバランスで成立していると考えることができます。
この「7:3」のバランスというのは、コーディネート全体の話ですが、アイテム自体がそのバランスになっていると使いやすいことこの上ありません。
「トップスがドレスで、ボトムスがカジュアルで、インナーが・・・ああ複雑!!」
と面倒くさく考えてしまいますが・・・すでにバランスが取れているアイテムを集めてしまえば、何も考えずともオシャレが成立してしまいます。
またドレスとカジュアルの足し算引き算をするのもとても楽です。
一つバランスが成立しているアイテムがあれば、「靴にドレスアイテムを持ってきたら、今度は上はカジュアルアイテムにしよう」など足し算引き算で「7:3」が成立します。
バランスが成立している「黒スキニー」があるとして、
あとはドレスを「+1」したり、カジュアルで「-1」したりすれば良いわけです。
「黒スキニー」=「黒スキニー」+1−1
てな感じですね。(ちょっと分かり難いかな・・・)
この「バランスが成立したアイテム」を一般的に「着まわしやすい」と表現するわけですが。
このアイテムを数個持っているだけでコーディネートは飛躍的に簡単になります。
そして今回発売されるユニクロルメールのキャンバススリッポンが、
まさにこの「バランスが成立したアイテム」なのです。
長くなってしまいました。
後編に続きます。
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