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さてユニクロ×JWアンダーソンが発売されました。
クリストフルメールとのコラボライン「ユニクロU」と比較するとイマイチ盛り上がりのないコレクションではありますが(型数も少ないし展開店舗数も少ない)・・・もちろん私は全型購入しております。
今週末のメルマガではご覧の通り「JWアンダーソン特集」をしているわけですが、その前にこちらでもちょろっとだけ情報を出しておきますね。ざっくり表現すると「思ったより良かった」・・・というところでございます。
商品企画チーム「てめぇら、ユニクロなめてんじゃねえぞ?」
ユニクロのコラボラインは世界屈指のデザイナーと組むことが多い。
構築的ファッションの代表「ジルサンダー」。
バレンシアガデザイナーを務めたカットソーの帝王「アレキサンダーワン」。
フレンチカジュアルをベースにエルメスのディレクションも手がけた世界屈指のデザイナー「クリストフルメール」。
そしてロエベのディレクションを務める英国の鬼才「JWアンダーソン」。
ファッションに詳しくない人は「ジルサンダーってなんじゃそりゃプロレスの技か」とも思うかもしれませんが、実は業界的には有り得ないくらいのトップデザイナーを引っ張ってきています。
ここで挙げた4人は少なくとも世界トップクラスで評価されているレベルと言って過言ではありません。JWアンダーソンも「ユニクロと協業なんて、どうせポッ出のデザイナーなんでしょ?」と思うかもしれませんが、王室御用達・歴史あるロエベを任された偉大なデザイナー。ロエベをクラシカルな老舗からもう一度最先端のトレンドファッションの世界へと返り咲かせた立役者です。業界ではどちらかというと「なんでユニクロなんかと!?」と思えるくらい最先端を走る偉大な人物。
ユニクロは無地・地味・無難のイメージが根強い。マス向けにスタンダード&ハイクオリティを貫くユニクロは、あらゆる人に着てもらうためどうしても「地味で無難」から脱却しにくい。だからこそファッションヴィクティム達に「所詮ユニクロでしょフフン」なんて顔をされてしまうことも。
そこでそんな斜め上からの視線を送りやがるファッション上級者達に向けて、「あ?ユニクロなめてんじゃねえぞ」とマウントを取り返そうとするものがデザイナーズコラボライン。確かにJWアンダーソンやルメールなどとコラボされたらそうした上級者達も「・・・まぁ、ユニクロにしちゃやるじゃねぇか」と多少は認めざるを得ません。どう考えても自分たちよりセンスもトレンド感も上だしね。
で、実際出来上がっている商品も上々。もちろん「ユニクロ価格で」という前提条件がついているからこそ、「比類ない完璧なおしゃれ服」とはいきませんし、いくつか「これ本当にJWアンダーソンがデザインしてんのかよ?」と疑問を持つ部分もありますが・・・それでもかなり健闘しています。この感度・デザインの服が、ユニクロ価格で買えるのは驚異的。服好きとしては「2019年を生きていて良かった」と思えるくらい。僕はリッチーブラックモアが全盛の時に青春時代を迎えたかったけど。
さてそんなファッション上級者に「ぐうの音」を言わせないコラボレーションライン。今回は特に個人的にお気に入りの3品をちらりと紹介しましょう。さらに詳しいところは今週のメルマガにて。興味ある人はメルマガ登録お忘れなくです。
簡単にサマになる「フードコート」は次のトレンド先取りアイテム
まずはコート。フードタイプの長丈コートです。
実はチェスターコートもトレンチコートもここ数シーズン大氾濫しており、実は次の秋冬はフード型のコートが注目されています。次の秋冬のコレクションや展示会などを見ると「フードがついた長丈コート」がかなり多め。今からチェックしておくと良いですよ。
何しろフードのコートは楽チン。テキトーに合わせてもそれなりにサマになります。
理由の一つはまず長い着丈で体全体が隠れること。腰の位置が隠れて脚の長さが分かりにくくなり、プニプニの上半身はすっぽり隠れて中年体型に見られなくなる。
もう一つはフード。フードがあることで顔まわりに布がある状態となり小顔効果が働く。写真を撮る時、女子は大概顔の近くに手を持ってくるものですがあれは顔が小さく綺麗に見えるから。対比となるものが近くにあると顔は小さく感じられるものです。また「八頭身」という言葉がある通り顔や頭の大きさは体全体のバランスを測る基準点。顔が小さく見えると不思議と手足が長く見えるのです。だからモデルの採用基準は「顔が小さいこと」なのですね、ブサイクなモデルはいても顔の大きいモデルはいません。それは服が似合うには長い手足である必要があるから、ひいては手足が長く見える「小顔」が必要だからなのです。
チェスターコートなどはフードのように襟に高さがないためインナーを工夫したりマフラーを巻いたりしなければなかなかスタイリッシュに見せることができませんが、フードのついているコートならその心配がいらない。テキトーな組み合わせでも「なんかそれっぽくなる」楽さがあります。
またこのコート裏地はビビッドな色合いになっているため、無地パンツなどベーシックなユニクロ的着こなしでも地味にならないのが嬉しい。
黒パンツにネイビーのコート、インナーは白シャツ・・・なぁんていかにもベーシックな組み合わせでも裏地のイエローがちらりと見えてアクセントになります。ストールだの小物だのとあれやこれやと考える必要がなく「普通に合わせればそこそこ上手くいく」初心者におすすめのコートです。
ただ世界屈指のデザイナー「JWアンダーソン」のプロダクトですから、出来れば上級なおしゃれファッションを作ってあげたい。ベーシックな着こなしだけでなくよりおしゃれになりたい人はメルマガを読んでみてください。論理的に詳しく、着こなしを解説しています。
名探偵にならない「短パンセットアップ」
今回のJWアンダーソンは短パン・ジャケットのスタイルが多め。
短パン・ジャケットスタイルって一歩間違えると「名探偵コナン」になっちゃうので難しいところ。海外セレブなどは上手に着こなしているけど日本人でたまーーーに見かける六本木系おしゃれおじさんはどうにも「とっちゃん坊や」にしか見えない。
ところがカジュアルな素材や明るい色ライトトーンの上下を選ぶと案外そうした「とっちゃん坊や」的な印象にならないもの。この理由は詳しくは今週のメルマガで述べます。
通気性が良いシアサッカー素材のジャケットはシャツ程度の防寒性しかないので夏直前まで使えます。ジャケット短パンのコーディネートはあまり見かけることがありませんが、上手に合わせるとリゾートライクな上級おしゃれを作れます。アンダーソンコラボなら値段も手頃で試しやすい。おすすめです。
「仕事帰り」にならないセットアップ
もう一つおすすめはデニムの上下。
こちらも上と同じですね。形もデザインもほぼ同じで素材違いです。
細かいんですが、ユニクロなどの量販系メーカーにしては珍しく袖部分が本開きに。このおかげで袖をまくって着ることもできます。シャツ感覚で袖をまくってジャケットを着るのもおすすめ。シャツよりもフォーマルで大人っぽく、でも本気のテーラードほどカッチリとした印象はないので「仕事帰り」に見られることもない。程よいドレスとカジュアルのバランスで使いやすいアイテムになっています。こちらも詳しくはメルマガで解説します。
普段のユニクロにはない魅力がある「アンダーソンコラボ」
さてJWアンダーソンのコラボ、商品一覧を見て「なんか変なデザインだなあ」と思った人も多いとは思いますが、実際に着用してみると案外これが良い出来。クリストフルメールとのコラボ「ユニクロU」ラインよりもデザインがやや強めになっているので普段のユニクロとは全く違う面白さがあります。地味でスタンダードなスタイルに一点足すと面白いでしょう。
ただ残念なのが、展開店舗も展開型数も驚くほど少ないこと。
ユニクロUと比べると売れていないのかな・・・。
ただ通販ではまだ在庫があるものも多いので、是非今週のメルマガを読んで気になったらポチってみてください。値段もモノの割には格安。まだまだ春物を揃えてない人が多いと思いますが、是非こちら参考に春の着こなしを作ってみてください。
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私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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