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洋服屋さんで試着するのってなんだか怖くないですか?
「試着したら買わなきゃいけないんじゃないか・・・」
「せっかくサイズを用意してもらって、時間をかけてもらって、買わなかったら申し訳ない・・・」
そんな風に思う方は沢山いらっしゃると思います。
今日はそんなあなたに送る内容。これを読めば、今より少し気楽にお店で試着が出来る様になるはずです。
高すぎるメンズの洋服たち
Photo by http://www.marronniergate.com/pc/shop/unitedarrows/images/image_unitedarrows03.jpg
そもそも男性の洋服は価格が高いです。ユナイテッドアローズやビームスなど多くの顧客を抱えているであろう大手セレクトショップであっても、「カットソー1枚9000円」など日本人の平均可処分所得を無視した様な値付けがされています。
「何故こんなに服の価格が高いのか?」という話は長くなるのでまた別の機会に説明しますが・・・一つは単純に「買う人が少ないから」という理由が挙げられます。
多くの商業製品がそうである様に、全く同じ品質のものでも1個作るのと1万個作るのとでは単価が全く異なります。製品とは多く作れば作るほど生産背景が洗練され、価格に転嫁されるものです。1万個作るならオートメーション化して生産に手間と経費をかけずに済む様にしますが、1個作るのなら職人が手作業で作る方が早いため一つあたりの手間と経費が増大します。
実際にメンズとレディースの洋服には大きな価格差があります。同じ様な品質のカットソーを作ったとしてもメンズは9000円、レディースは4000円なんて現象が起こり得ます。試しに百貨店で値札をチェックしてみてください。価格差は明らかなはずです。
さて、そんなわけでメンズの洋服は高いのですが・・・。
果たしてお店に入店して試着をしているお客様は皆こんな高い洋服を、「試着したら買わなきゃ悪い」と律儀に購入しているのでしょうか???
それを考える前に20,30代男性が最も足を運んでいるであろうセレクトショップ、「ユナイテッドアローズ」の今期品価格帯をチェックしてみましょう。
Photo by http://imgc.zozo.jp/goodsimages/8242337/8242337_8_D.jpg?w=360&h=432
CANADA GOOSE(カナダグース)のダウンジャケット。
アローズがこの時期から打ち出している冬アウター。店内にはこれでもかと言わんばかりのボリュームでラックにサイズ違いまで掛けてラインナップしています。その価格たるやなんと92,880円。どんな富豪が買うんだ?と思うかもしれませんが、ユナイテッドアローズは年収1000万円以上お断りな高所得者向けのショップなどではありません。ご存知の通りごくごくフツーの男性がフツーに入店するお店。中学生カップルだって見かけます。
Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/755/8788755/8788755_18_D_500.jpg
NIKE(ナイキ)のスニーカー エアハラチ。
アローズのみならず多くのセレクトショップが注目するNIKE。スニーカーブームも相まって大量のラインナップを揃えていますが価格は14,040円。ABCマートに行けば2900円でそれなりのスニーカーが買えるのですが・・・。
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アローズオリジナルのドライ ギャバ MA-1。
10代20代の若年層向けのオリジナル品である「BEAUTY&YOUTH(ビューティーアンドユース)」だけにコレは少し手頃かな?・・・と思いますが、19,440円。冷静に考えてみれば十分高い気も。10代20代の平均的な所得を考えてみてください。「おっ安いね!」と気軽に買える金額でもないことが感覚的にも理解できます。
本当にアローズに来店する人、アローズで試着したほとんどの人がこれらの高額品をエイヤッ!と購入しているんでしょうか???
6割以上が洋服に1万円以上費やさない!
Photo by http://prtimes.jp/i/5816/56/resize/d5816-56-518772-0.jpg
2014年の調査ですが、
20,30代男性が一ヶ月の洋服代に使う金額は
なんと60%超が一万円以下だそうです。
この統計が正しければ、少し乱暴ですが、こう考えることも出来るでしょう。
20,30代男性が1万円以上の商品を購入する確率は40%以下。
ほとんどの男性が1ヶ月に1万円以上の洋服を購入していないのです。しかし上のラインナップを見るととてもそうは思えない。休日になればショップには人がバンバン入店し、試着している方も見かけます。でもデータで見ると6割超が1万円以上の洋服を買わない。
そうです。高価な洋服は実は売れていないのです。あなたが思っているより、イメージしているより、遥かに。
上のデータをごくごく単純に考えれば、1万円以上の商品は10人試着しても4人しか買わないんです。もっともこれはかなり乱暴な考え方で実際には「試着する」からには興味関心が高いわけで購入率はもっと上がるでしょうが・・・しかし長年多くのショップを見てきた私の経験上、一般的なセレクトショップであれば・・・試着した人が買う確率は「10人中6人」程度じゃないでしょうか。
多くの方が「試着したからには買わなきゃ」と思いがちですが、実際の現場では「着たら買う」なんて現象はありません。それはショップにいる店員であれば多くが織り込み済みのはずです。「試着したら買わなきゃ」なんて思う必要はありません。1万円以上の洋服を買う人はわずか4割程度です。
あなたが思う以上に店員さんは断られることに慣れています。気兼ねなく「また来ます!」「やっぱりやめておきますね!」と断れば良いのです。統計上も断れることの方が多いのですから。
皆が断っているのならあなたも断っていいはずです。
試着してドンドン断りましょう。
特に3万円以上もする洋服はおいそれと売れる訳がありません。上の統計を見て分かる通り、1ヶ月内に3万円以上費やす人は全体の1割に満たないのです。ほとんどの人に売れないのですから、何も断ることを気負う必要はありません。むしろ断るのが当たり前のことなのです。
この時期アウターを選ぶために色々と試着したい人が多いでしょうが、「店員さんに悪いから」とついつい試着を遠慮してしまいます。しかし店員さんにとってそんなことは慣れっこなんです。気にする必要などありません。
大体お店にとっても自店の商品を理解してもらうために、ドンドン試着してもらうことが望ましいはずです。「試着目標」なんて掲げているお店もあるくらいです。私はGUCCIなどの高級ショップでも気にせずガンガン試着します。それは神経がズ太いからではなく、「それが当たり前だ」と理解しているからです。
当たり前に提供されているものを享受して、悪く思う必要はありません。
試着をすればするほど、多くの洋服の「違い」が理解でき、より洋服に対する理解が深まります。シルエットの差、素材の差、デザインの差などが理解できます。失敗する買い物が減り、お金も節約できるでしょう。
「試着してみていいですか?」
それで気に入らなかったら、
「やっぱりイメージと違ったので他も色々回ってみます。」
値段が高かったら、
「もう少し安ければ良いのだけど、今日はやめときます。」
気に入ったら、
「これください。」
これでいいんです。当たり前の話です。これのどこが悪いのか、気を遣う必要もないし嘘をつく必要もないし躊躇する必要もありません。店員さんにとってもこれが好ましいはずです。
気に入りもしない服を売りつけるのが店員の仕事ではないのですから。
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