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2015年10月2日は絶対に忘れられない一日!ユニクロとルメールのコラボレーションアイテムの発売日です。ユニクロは言わずと知れた世界的なファストファッションブランド。同じファストファッションブランドの中でもH&MやZARAなどと異なり、企画開発に入念な時間と経費を使い、ロングスパンで売れる上質アイテムを開発する「スローファッション」的なブランド。その品質の高さは誰しも認めるところかと思います。一方でルメールとは「クリストフルメール」のこと。高級ブランドの頂点とも言える「エルメス」のディレクターや「ラコステ」のブランド再生の立役者でもある世界的なデザイナー。ファッション業界で知らない人はまずいないでしょう。
かつてジルサンダーとのコラボ、「+J」コレクションなどをはじめ多くのコラボレーションを実現してきたユニクロ。ジルサンダーとのコレクションの際も、「一枚数万円にもなるジルサンダーのデザインシャツが3000、4000円程度で買える!」と一般客以上にジルサンダーのクリエーションをよく知るアパレル業界関係者がユニクロに列をなして購入していました。ジルサンダーの得意アイテムである「シャツ」に関しては一人2枚3枚とまとめ買いする方も多く、結果即日完売のサイズやカラーも生まれ、ヤフオクなどでも一時期値段は高騰したくらいです。
今回のルメールはそれと同等、いやそれ以上のクリエーションが期待できるでしょう。ジルサンダーはミニマルデザイン(最小限のデザインで美しく見せる潮流)による「モード」が得意なデザイナー。「カジュアル」を得意とするユニクロとはある意味相反するところもあり、普段カジュアル服を作っている背景があるユニクロの素材や縫製などとミスマッチを生んでいる部分も少なからずあった様に思います。(要は”作り慣れていない”ということです)
しかしルメールは同じ「ミニマル」でも、フレンチカジュアルなどをベースにしたデザインが得意。ユニクロが普段使っている温かみのある風合いのカジュアル素材などを
最大限生かした「大人が着るカジュアル服」
を作ってくれるのでは?
と期待が高まっています。
H&Mもトップデザイナーとのコラボが多いですが、H&Mの素材はどうしても頼りない。ユニクロはその点信頼できます。高級ブランドと比べても見劣りしない素材使い。高級なメリノウールやカイハラデニムなどを活用した極上の素材使いなら、「もしかしてルメール本家と見比べても劣らないくらいの服が出来るんじゃないの??」とも。
そんな期待に胸膨らむ「ユニクアンドルメール」。今回は公開された服と資料を基に、「マストバイ」なアイテムを大胆予想しちゃいましょう。
トレンドのモックネックセーターを手にいれるなら!
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_69.jpg
メリノブレンドモックネックセーター 4,990円
メンズファッション2015年秋冬の注目アイテムでもある「モックネック」。タートルネック未満クルーネック以上の微妙に首元が高めのネックのことです。以前KnowerMagメルマガでも解説した通りですので、気になる方はそちらをご確認を。
※参考記事
モックネックって何?Vネックはもう着ちゃダメなの?流行の変遷から見る「ネック」について【メールマガジン2015年8月24日号紹介】
ユニクロお得意の高級ウール、「メリノ種」の羊毛を使ったメリノウールを使用したもの。プレーンなモックネックのニットはこの秋冬どのブランドもリリースするアイテム。モックネックは顔近くにネックが来るため「小顔効果」が生まれやすく体型を綺麗に見せてくれます。またタートルネックほど首が高くないので「チクチクするのが嫌」という人にも優しい設計となっています。
このモックネック、毎年着ているコートのインナーに使うだけでもまるで違う印象になります。メンズはクルーネックやVネックなどを愛用している方が多いと思いますが、「首が高いと見え方がこんなに変わるものか!」と驚くかと。ストールを巻いて印象が激変するように、首元に何かあると上述の「小顔効果」が働いてスタイルが良く見えるものです。
普段のユニクロでは「モックネックのニットウェア」なんてトレンドデザインのアイテムは、万人向けを標榜するだけにリリースできないでしょうが・・・ルメールとのコラボならばやれちゃいます。国内の他ブランドで買おうと思ったら1万円
台がザラでしょう。「今年らしい着こなしをしてみる」という意味と、「小顔効果を作る」という意味でオススメです。
一枚でサマになりそうなスウェットシャツ
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_47.jpg
スウェットシャツ 2,990円
スウェットに同素材のシャツ襟がついた「スウェットシャツ」。余談ですが、このスウェットに同素材でシャツ襟をつけたデザインはロサンゼルスのサーフ系ブランド「タピア・ロサンゼルス」の2016春夏でも見かけました。「気がぬけたスウェット素材なのに、わざとらしくならない小さめの襟をつけて・・・品が良いカジュアルで良いなー。」と思っていたのですが、まさかユニクロが似たようなデザインを出してくるとは。
メンズのファッションにおいて重要な大原則は「ドレスとカジュアルのバランス」。未読の方はまず下記記事を読んで頂き、理解した上で読み進めてみてください。おしゃれを実現する上で最も大事なことが書いてあります。
※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
「スウェット」というカジュアルな素材・カジュアルなデザインを、ドレスの象徴である「シャツ襟」をつけて、ドレスとカジュアルをハイブリッドに仕上げたアイテム。製品のシルエット次第ではありますが、カジュアルなインディゴデニムを合わせれば「ドレス要素」として、ドレスなスラックスを合わせれば「カジュアル要素」としてバランスメーカーとなってくれそうなアイテム。
やっぱりシャツは外せない!今度はドレスな比翼仕立て!
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_43.jpg
レギュラーカラーシャツ 3,990円
シャツはカジュアルな開襟、ボタンダウンとありますが、それらは他ブランドでも代用できそうなものは多数あります。今回はこのレギュラーカラーがイチオシ。「+J」コレクションの際もドレスシャツは発売されていましたが、「比翼仕立て」が無かったことが唯一残念なポイントでした。
Photo by http://www.sucikar.com/7448neck.jpg
ドレスシャツを一層ドレスに見せてくれる「比翼仕立て」。前立てのボタンを隠す仕様となっている「比翼仕立て」はボタンを隠してとことんミニマルに、ドレスな印象を際立たせてくれます。
ボタンダウンや開襟などのカジュアル感のあるシャツは他ブランドでも通常のユニクロのラインナップでも代用がききますが、比翼のドレスシャツで質に良いものはなかなか見かけません。また黒との相性抜群なダークグリーンカラーも魅力。ミリタリーがトレンドの一要素として上がっている今季に、こんな上品なイメージでミリタリーカラーを取り入れるのがオススメ。カジュアルに寄りがちなミリタリーを大人っぽくドレスライクに取り入れることができるでしょう。
殺到するであろうトレンドのスタンドカラー
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_33.jpg
スタンドカラーシャツ 3,990円
こちらもトレンドのスタンドカラーシャツ。シャツ襟がない分、レギュラーカラーのシャツよりもややカジュアルな印象になり、後述するスラックスなどと合わせても「キメすぎ」「ドレスに寄りすぎ」にならない便利なアイテム。
こちらも他ブランドで多く出ているアイテムですが、3990円でルメールのデザインならば間違いなくこれがコスパ最高でしょう。製品のシルエットがどのような物になるかまだ未定ですが、マストバイになる可能性は超高い。このあたり多くの人が狙いそうですから、完売も早いでしょうね。
名作の予感!カシミヤイージーパンツ
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_28.jpg
ウールカシミヤイージーパンツ 7,990円
「スキニーがカッコイイのは分かるけど、腹がキツクて穿けない!」という需要に応えて、市場を席巻し続けているテーパードパンツ。視線を集中させるポイントである「足首」のみを細くして、ウエストをゆるくしたワザアリなアイテム。人間の視線は手首、足首、首の3箇所などの先端に集中しやすいため、足首を細くするだけでもスキニーとほぼ同様のスッキリとした細身シルエットの印象を作れるのです。
テーパードパンツはどこのブランドもリリースしていますが、ウールカシミヤのツヤある風合いで7000円台はなかなか有り得ません。デニムやチノパンなどのカジュアルパンツばかりをお持ちのかたが多いでしょうから、印象を一気にドレスライクなものにしてくれるカシミヤテーパードパンツは是非。
アンコンジャケットはドレスカジュアルの必携アイテム
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/15672/uniqlolemairelook_17.jpg
ウールカシミヤジャケット 14900円
最後はスラックスと同素材のジャケット。「セットアップスタイル」に憧れを持っているけどなかなか試せない!という人も多いでしょう。ユニクロならば上下2万円程度で収まり、比較的手頃に試せます。
Photo by http://pics.streetpeeper.com/sites/default/files/david-thielebeule-allure.jpg
Tシャツや素足出しなどでカジュアル要素を作るだけで、大人っぽい「ドレスとカジュアルのバランス」が作れるセットアップスタイル。日本のメンズで実践している方はそう多くないだけに、他と差がつくアイテムです。是非。
ちなみに「素足を出す」というテクニックはカジュアル化の有効ワザ。上述の通り、「手首、足首、首」の三箇所は視線を集めるポイントですから、そこで素足を出すと視線が集まり目立ちます。スラックスに本来見えるはずのない素足をラフに露出することで、カジュアルのポイントをつくれます。コーディネートを作った際に「どうもキメすぎたかな?」「スラックスとシャツとローファーでかっちりしすぎかな?」など不安になったら、是非試してみてください。
視線集中のポイントだけに印象は意外とカジュアルに傾き、変わります。
来る10月2日以降には毎週日曜配信のメルマガにて「ユニクロアンドルメールのマストバイ」&「ユニクロアンドルメールのオススメ着こなし(写真付き解説)」を行う予定です。是非お楽しみに!!
「おしゃれの正解」を具体的な商品名や着こなしまで教えちゃう!2014年まぐまぐ大賞受賞の人気メールマガジン
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こちらは2015年8月16日配信号の写真。着用しているシャツなどはファストファッションブランドのものです。手頃な価格の洋服でもオシャレは十分可能なのです。
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試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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