オシャレの秘伝

【オシャレの近道】メンズファッションにおける上下黒、全身黒コーディネートの魅力

 

「上下ブラックはダメですか?」

「トップスもボトムスも黒だとダサいですか?」

「上下黒はやっぱりヲタクみたいでNGですよね・・・?」

 

そんな問い合わせをよく頂くのですが・・・

全くそんなことはありません。
ご心配なく。

 

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今日は同じ色でも成り立ってしまう魔法の万能色。
「上下黒の魅力」について。

 

「上下黒」だとダサい・・・これは勘違い?

 

《トップスもボトムスも黒だとダサい》

 

その認識はいったいどこからくるのでしょうか?
まとめてみました。

 

1.安易すぎる合わせだからダサい?

このように思う人は少なく無いでしょう。
確かに「安易な合わせか、難解な合わせか?」と問われたら、
間違いなく安易ですね(笑)

 

同じ色で上下合わせる訳ですから。

 

「誰でも出来る合わせだよ」
「つまらない安易なコーディネートだ」

などと批判する人も少なくないと思います。

 

しかしそれらは裏返せば
「誰でも出来る万能コーディネート」とも言える訳です。

 

一色で合わせるコーディネートを「ワントーンコーデ」
なんて言いますが、黒はまさに最もワントーンコーデに最も適した色です。

ドレスを思い出してください。
黒のスラックスに黒のジャケット、
3ピーススーツならインナーまで黒な訳です。

 

「全身黒」というのは色気がある「ドレススタイルを凝縮したカラーコーデ」なのです。

「全身黒」がNGというなら、ドレススタイルそのものを否定しなくてはいけません。

 

 

ちなみに私も全身黒の時が多いです。
(特に今年の秋冬は多いです。)

 

2.地味だからダサい?

こう思う人もいるかもしれません。
もちろん、上下黒よりも上下緑や上下青の方が「派手」です。
「上下黒」ははっきりいって「地味」です。

 

しかし冷静に考えてみれば

「派手」=「オシャレ」

じゃないことくらいすぐに理解できるはずです。
勿論「地味」=「オシャレ」でもありません。

 

「派手か地味か」は「オシャレかどうか」を決定づける重要な要素ではないのです。
「地味」なスタイルでもオシャレに出来ますし、
「派手」なスタイルでもオシャレに出来ます。
屁理屈の様ですが事実です。

 

全身黒の地味なスタイルでもオシャレに見せることは出来ます。

 

「それでも地味なスタイルは嫌だ!目を引くスタイルが良い!」

という人には後でちょっとしたコツを教えます。
全身黒でも「地味になりすぎないコツ」もあるのです。

 

要は工夫次第なのです。

 

3.ヲタクファッションに多いから

もしかするとこのように思っている人は多いかもしれません。

 

確かに秋葉原に行くと黒ずくめの人が多い様な気がします。

トップスに黒のウインドブレーカーを着て、
ボトムスに黒のデニムを穿いて、
シューズにダンロップの黒のスニーカーを履く。
極めつけにリュックも黒。

 

・・・しかしですね・・・言わずとも分かると思いますが、
ヲタクファッションがダサイのは「色合わせ」が要因ではなく、

「アイテム選び」が要因なのは誰の目にも明白です。

 

逆を考えれば分かりますね。
仮にヲタクが「上下黒」じゃなくなったらオシャレになるのでしょうか?
それは「オシャレ」ではなく「派手なヲタク」になるだけです。

 

因果を取り違えてはいけません。
原因と結果を間違えては本質を見誤ります。
ヲタクがダサいのは「アイテム選び」が下手だからです。
「色合わせ」が原因ではありません。

 

 

「上下黒」コーディネートのメリット

 

“上下黒が悪い事じゃない”のは分かったと思います。
では次に「上下黒」にすることのメリットを見てみましょう。

 

1.ドレスライク

 

上でも説明しましたが、「上下黒」はドレススタイルの色合わせです。
例えカジュアルなアイテムだけで構成したコーディネートでも、
「上下黒」にするだけでドレスライクに見えてしまいます。

 

この写真もそうでしょう。
MA-1というカジュアルの代表格アウターを使ったり、
「腰巻き」なんていうドレススタイルからほど遠いスタイルをしていますが、
どことなく「カッチリ」した雰囲気を覚えませんか?

 

これは「上下黒」で統一しているから、
ドレス感が生まれ、大人っぽいスタイルに見せる事が出来る訳です。

 

仮にここでMA-1をカーキ色にしたら、急にカジュアルな印象が強まります。
同じアイテムでも「上下黒」かそうでないかは、大きな差が生まれます。
ドレスライクに見せたければ、
大人っぽいスタイルにしたければ、
「上下黒」というカラーコーディネートは非常に効果的なのです。

 

2.落ち着いた大人っぽいスタイル

 

こちら上で説明した内容と同じです。

「ドレスライク」=「大人っぽく見える」

のです。上で説明した内容と同じですね。

「上下黒」=「ドレスライク」
「ドレスライク」=「大人っぽく見える」

というだけです。

 

「どうも何を着ても子供っぽくなってしまう…」
「何を合わせてもサマにならない…」

 

童顔で低身長、子供っぽい見た目の日本人にとっては、
「ドレス要素」は特に必要です。

 

「上下黒」は子供っぽく見られがちな我々にとって強い味方なのです。

 

3.シルエットが綺麗に見える

 

上下黒にすることで全身のスタイルをスッキリと縦長に見せることが出来ます。

 

多少太っている人でも、
多少身体のバランスが悪い人でも、
「黒」が持つ引き締める視覚効果により、
美しいシルエットに見せる事が出来ます。

 

普段カジュアルを着ている人が急にスーツを着るとなんだかかっこ良く見えるでしょう?
あれは「大人っぽく見える」のもそうなのですが、
細身ですっきりと縦長のシルエットに見えるからです。

 

黒で引き締めたスタイルに見せることが出来、
理想的な体型に近づく事が出来るのです。

 

4.簡単に合わせる事が出来る

 

「安易な合わせ」という批判の通りではあるのですが、
「上下黒」は簡単に合わせる事が出来ます。

 

なにせ上下同じ色ですから(笑)
何も考えずに合わせる事が出来ます。

 

また「黒」ほど万能な色はありません。

「黒」は全ての色を内包する色であり、他のどの色ともケンカしません。

白を合わせても、緑を合わせても、青を合わせても、茶を合わせても・・・
どの色とも問題無くマッチします。
少々極端な言い方をすれば「上下黒」ならば、インナーは何色でもマッチします。
(あくまで色のみに着目した話です)

 

 

こんな派手な色でも不思議と収まるのが黒の魅力。
これほど便利な合わせを取り入れない手はありません。

 

「上下黒」コーディネートで気をつけるべきこと(実践編)

 

では逆に「上下黒」のコーディネートをする際に、気をつけなければいけないことは何でしょうか?

 

1.ドレスライクであるが故に、カジュアル要素を入れ込む必要がある

 

まず一つがコチラ。
この記事からKnowerMagを初めて読み始めた方は是非下記記事を先に読んでくださいね。

 

「初めてこのサイトへ来た人へ」

 

「ドレスとカジュアルのバランス」がメンズのオシャレを決定づける最重要要素です。
「上下黒」は「ドレス要素」です。
となるとどこかに「カジュアル要素」を入れないとバランスが取れなくなってしまいます。

 

デザインでバランスを取るか…
他アイテムの色でバランスを取るか…
シルエットでバランスを取るか…

いずれかに「カジュアル要素」を盛り込み、「上下黒」のドレス感を軽減させなくてはいけません。
これが「上下黒」コーディネートをする際の一番の配慮点です。

 

2.地味なスタイルであるが故に、どこかで変化をつける必要がある

 

「地味過ぎて目を引かない!」
「無難なスタイルすぎてオシャレっぽくならない!」

と思う人は、どこかで変化をつける必要があります。

 

①印象的な小物を使う。(黒以外)

上下黒で地味になってしまう、という場合は
小物を使って変化をつけてみてはどうでしょう。

小物というと色々ありますが、例えば大判ストール。
黒のドレススタイルにグレーなどの大判ストールなどは最適。
上下黒のドレスライクな雰囲気も崩さずにアクセントとして機能します。

 

 

②どこかに白を見せる

 

これ非常に有用で、かつ簡単なテクニックなので是非覚えて頂きたい。

白と黒は、明と暗。非常に対照的な色です。
それだけに黒の中に白を混ぜると非常に目立ちます。

 

青や緑など「色味」を使うと一気にカジュアル要素が強くなってしまうので、
ドレスとカジュアルのバランスを崩してしまう恐れがありますが、
白ならば、「モノトーン(白、黒、グレー)」で分類されるドレス寄りのカラーであるため、

ドレスな雰囲気を崩さずにアクセントをつける事が出来ます。

 

上下黒やロングコートで「ドレス要素」を
このスタイルもスニーカーやニットキャップで「カジュアル要素」を与えて
見事にバランスを取っているのですが・・・

 

ちょっと2本の指などでこの方の白シャツ部分(首下と裾)を隠してみてください。

 

・・・どうですか?
オシャレではあるけれど、確かにちょっと「地味」になりますよね。

 

地味だから悪い訳ではないのですが、物足りないなと思ったら、
白を入れてあげるとグッとアクセントになるのです。

 

白シャツの裾がわずかに出てるだけでも十分なアクセントになります。
これは本当に使えるテクニックです。
例えば黒スキニーに黒ニットを合わせた時なども、
白シャツを中に入れて、裾からチラリと出すだけで全然印象が違います。

 

黒に対する白は非常に効果的なアクセントになります。

だからスーツスタイルのインナーは「白」シャツなのです。

 

ドレススタイルの究極である「スーツ」は
シルエット、デザインなどだけでなく、細やかなディティールまで
100%完成されたスタイルなのです。
適当に白シャツを選んでいるのではありません。
先人達の長年の試行錯誤により達する事が出来た「完成形」なのです。

 

黒に白はアクセントになる。だからスーツのインナーは白シャツなのです。
覚えておいてください。

 

 

極端な話、この写真、
インナーの白カットソー(タンクトップ?)がほんのわずかにチラリと見えていますね。
これだけで印象は少し変わるのです。

 

 

一番簡単なのは足下に白を合わせることです。
上下黒、インナーも黒で、足下だけ白。
こんな感じの大胆な合わせは海外に非常に多いですが、
最近原宿のオシャレ若者などにも少しずつ浸透しているように思えます。

 

是非実践してみてください。

 

まとめ

 

実例を交えながら「上下黒」の魅力を語ってきましたが、
理解できましたでしょうか?

 

「上下黒はNGだ」
「上下黒を着るのはヲタクだけだ」

そのような固定概念を外し、自由な発想で「ドレスとカジュアルのバランス」を実践してみてください。
セオリーはあるがルールがないのがファッションです。
上下黒の合わせ、是非楽しんでみてください。

 

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