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ユニクロ×ジルサンダーのコラボライン「+J」の2021年春夏アイテムが発売されました。
今回は全型購入できたのでマストバイ5つをランキング形式でご紹介します!
第5位:スーピマコットンリラックスフィットクルーT(半袖)
+J
スーピマコットンリラックスフィットクルーT(半袖) 1,500円
これは買っておいて間違いないアイテム。
ユニクロなどの量販店で「このアイテム買うべきか・・・?」と迷ったときは何色展開されているかをチェックしてみてください。
展開色が多いものは基本的に強化品番で販売側が「売れる」と見込んでいる自信のあるアイテムです。
色展開が増えれば増えるほど基本的には売れ残るリスクが高くなります。
ユニクロは特に接客があるビジネスではないため基本的にはお客様が本当に欲しいと思ったデザインや色しか売れない。
だから在庫消化が難しくユニクロ側からすると色展開を増やすことは大きなリスクになるわけ。
で、この商品は何と7色展開。
これだけ展開していると言うことはそれだけ売れる自信があるということ。
他のアイテムよりもクオリティが高いものであると考えても決して間違いではないと思います。
そんなわけこのアイテムは最初から「良いアイテムなんだろな」とは思っていたのですが、予想通りかなり良いですね。
スーピマコットンのTシャツは秋冬も展開されていたのですが、実はかなりの酷評だったんです。
前回展開したモデルは2つあり、1つはハイネックでした。
ただハイネックでスーピマコットン素材だと首元がすぐにヨレてしまうんですね。
ディスプレイしている段階ですでに少しヨレが出ていたぐらい。
今回も同じような素材ではあるけれどハイネックではなくてクルーネック。
首元にはバインダーがついているのでヨレないのが良いところですね。
こうしたツヤと高級感のある風合いで程良いリラックスシルエットの綺麗なカットソーはユニクロの得意技で名作揃い。
記憶に新しいのはユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ。
半袖なのに秋冬シーズンもずっと売れ続けていた驚異的なアイテムでした。
ユニクロUのカットソーもツヤ感があってややリラックスシルエットですごく良いアイテムなのですが、生地に膨らみと肉感があるためほんのちょっとスウェット感がある。
対して+JのスーピマコットンTシャツは薄手でフォーマルウェアのように繊細かつツヤ感のあるハイゲージニットの風合いが再現されとても大人っぽくかなり高級感があります。
ただ繊細な素材だけにシワが入りやすいのがデメリットと言えばデメリット。
1度着用しただけでそれなりにシワがつきましたが、Tシャツなのでそれほど気にはならないかな。
ツヤ感がありハイゲージニットのように薄手なのでユニクロUのカットソーよりさらに大人っぽくシャープな印象です。
シルエットもユニクロUと比べてやや細身。
本当に大人が着る高級カットソーという印象で作られています。
1,500円で買える最高クラスのカットソーです、個人的にかなりヒットしたアイテム。
色はネイビーを購入して大正解でしたね。
買っておきたかった色はオリーブカラー。
カーキのような軍用カラーで若干土臭い印象はありますが、繊細な素材のおかげで綺麗なツヤ感が出て土臭い印象がない。
上品なオリーブカラーのTシャツは意外と見当たらないし、だからこそ持っていると差別化できます。
第4位:オーバーサイズフーデッド ロングコート
+J
オーバーサイズフーデッド ロングコート 14,900円
175cm69kgでLサイズを着用。
膝にかかるぐらいかなり長丈です。
これはとにかく素材感が最高に良い。
ポリエステルの高密度素材でかなり硬く着用すると立体的なシルエットになります。
この手のナイロンやポリエステルのスプリングコートは薄手のものが多く、ペラペラで安っぽい印象が気になることもあるけれど、このアイテムは重厚感があり立体的な印象なのに薄くて軽いのがポイントですね。
硬いポリエステル素材を使うとフードの立ちがすごく良くなります。
フードの立ちが良いと顔が小さく見える。
首周りに大きなものがあると対比で顔は小さく見え、顔が小さく見えるとスタイルが良く見えます。
「八頭身」という言葉通り、顔は体を測る基準点。
顔が小さく見えるほど手足が長くスタイルが良く見える。
だから小顔に見せることは洋服をかっこよく着こなす上で重要なポイントなのです。
で、このコートはフードが綺麗に立つので小顔効果が発揮されスタイルがとても良く見えるわけ。
さらに着丈がかなり長くオーバーサイズなシルエットで硬めな素材なので体型をすっぽり隠してくれて、なおかつ小顔効果があり誰でもモデル体型になれるすごく良いアイテム
・・・だと思うのですが、残念ながら秋冬感がかなり強い。
ブラックはステッチからボタンまで全て黒な上に、素材が高密度ポリエステルなので本当に真っ黒で膝丈まであるから秋冬感が強い。
ただ黒はインナーや靴を工夫すれば春でも問題なく着られますし、秋冬まで息が長く使えます。
白も購入しましたが、こちらは着こなしが難しい。
素材の微妙な光沢感があるためどう着てもお医者さんっぽくなってしまう。
ただ白を上手に着られたらものすごくおしゃれではあります。
グレーはジルサンダーのモードなイメージはそのままに小顔効果と体型カバー効果もあり、なおかつ季節感が程良くある明るい色合い。
おそらく1番当たりの色はグレーだったと思います。
このアイテムはシルエットが本当に綺麗。
量販店が作るナイロンやポリエステルのコートは本当に安っぽい物が多いけれど、これはかなり高級感がある素材で文句なし。
デザインはモッズコートを踏襲していると思いますが、ポケットやボタンに程よくデザイン性があって非常に良いアイテムです。
第3位:オーバーサイズステンカラーコート
+J
オーバーサイズステンカラーコート 14,900円
軽量素材を使っているビッグサイズのステンカラーコート。
先程のコートとは異なりこちらはかなり薄手で本当に軽いけれど、印象としては程よい重厚感で安っぽくなくバランス良くまとまっています。
これもかなり形が綺麗。
身長175cmでLサイズを着用していますが、幅はあるけれど着丈はそれほど長くない。
こちらは黒を選んでも秋冬感があまりないです。
軽くエアリーな素材で前を開けて着ると歩いているときにフワっと動きが出て裏地のネイビーがチラッと見えるのがおしゃれですね。
着丈はそれほど長くないし、黒でも秋冬っぽくなりすぎないので黒のコートが欲しい方はこちらがおすすめ。
この手の薄い素材だと襟がペタっと寝てしまい安っぽく見えますが、このコートは襟の立ちが良い。襟の下に影ができるくらい膨らみがあり立体感が出ています。
テーラードジャケットやコートは襟周りに高級感で出るんですね。
安っぽい物は芯材に安物を使うから襟がペタっと寝てしまい平面的な印象になる。
反対に10万円クラスの高級コートなどは芯材にしっかりした物を使うので襟の下に影ができて立体的に見える。
コートは薄手の素材ですが襟の部分はしっかり作ってあって影ができるほど立体的なので安っぽい印象になりません。
これはすごいですね。
ビジネス用にしてはオーバーサイズすぎるので細身のスラックスとTシャツに合わせてカジュアル着として使うのがおすすめ。
一般的にこうしたコートはステッチが見えるものですが、このコートは表面にステッチが一切ないためワークな印象がなくミニマルで大人っぽい表情に仕上がっています。
細かく見れば見るほど作り込みが丁寧でバランス良く仕上がっているアイテムです。
春コートに何を着ていいかわからない方も多いと思いますが、これなら軽くて通気性も高いので梅雨時期も使えるし、化学繊維なのでそれなりに小さく畳んでカバンに入れられて便利ですね。
あと面白いのは内ポケット。
基本的にコートの内ポケットの物を出し入れするときは前のボタンを開けますが、このコートの内ポケットは上の方についているので前のボタンを閉めた状態でも物を出し入れできる。
こうした細かい部分までしっかり考えられているのもポイントです。
おすすめは黒ですがネイビーも良い色ですね。
こうした素材は通常テカテカして安っぽい印象が強いけれど、こちらは程よくシワが入っていて独特の立体的な天然繊維らしい表情。
ぜひ店頭で触ってみてください。
第2位:シルクコットンクルーネックセーター(長袖)
+J
シルクコットンクルーネックセーター(長袖) 5,990円
こちらはもう見ての通りのアイテム。
シルク混で画像から見てもわかる通りのものすごく綺麗な風合い。
しかも手洗いができる。正直この素材感ならネットに入れて手洗いモードなら洗濯機で洗っても問題ないと思います。
メンズだと春先はスウェットやロンTなどを使うことが多いけれど、こうした高級感のあるハイゲージの綺麗なニット、特に高級な天然繊維が入っている物を使うと一気に大人っぽくなります。
5,990円でこれが買えるというだけで価値のあるアイテムですね。
あとポイントは裾。
通常のニットは裾のリブがギュッと詰まっているので歩いていると段々ずり上がってきて中年太りみたいな体型に見えるけれど、このニットは裾のリブの絞りが甘めなので締め付け感がなくお腹がぷっくりして見えない。
カットソーのように美しいシルエットで体型が綺麗に見えて素材感もすごく良いのでおすすめです。
白と黒をLサイズで買いましたが、ブルーも良いですね。
シルクコットンクルーネックセーター(長袖・カラーブロック) 5,990円
個人的にすごく好みなのが切り替えデザインのモデル。
春夏のTシャツ代わりに是非試してみてください。
第1位:スーピマコットンオーバーサイズシャツブルゾン(長袖)
+J
スーピマコットンオーバーサイズシャツブルゾン(長袖) 5,990円
無地とストライプどちらもおすすめ。
通常のシャツよりもハリ感のある素材なのでブルゾンとしてもシャツとしても使えます。
シャツブルゾンは意外と中途半端なアイテムが多いんです。
シャツとしてはかっこいいけれどブルゾンとしては薄手でヨレてしまいアウター感がないものも多い。
しかしこれは前立ての部分にグログランテープが貼ってあるのでヨレにくく綺麗にブルゾン感が出ます。
しっかりシャツとしてもブルゾンとしても使える非常にバランスのとれた良いアイテムです。
最大のポイントはドローコード。
ドローコードのパーツがメタル素材でかなり高級感がある。
そしてこのドローコードを引っ張って着用するとまるでタックインをしているような雰囲気になるんです。
タックインは1度習得すればものすごく便利な着こなしです。
なぜなら普通のシャツをそのまま着ることとインして着ること、1枚で2度楽しめるから。
スーツを着るときは必ずシャツをタックインするでしょう。
このようにタックインすることで大人っぽくフォーマルな表情になる。
カジュアルなアイテムでもタックインするだけで一気に大人っぽく見えてとても便利なのですが・・・ただタックインは少し難しい。
ウエストがキツくなるし脚が短く見える気もするし、ヘタするとおしゃれに興味がない人に見えることもある。
私は「タックインのコツはブラウジングをすること」とよく説明していますが、ただインするだけでなくインした後に膨らみを作ってウエストマークを隠すのが大事。
ただこのブラウジングがなかなか難しいんです。
でもこのアイテムはドローコードを引っ張るだけでブラウジングが綺麗にできているように見えて少しルーズな印象が出てくれる。
だから黒スラックス+革靴という綺麗な着こなしでも程よくリラックス感が出てドレスとカジュアルのバランスが取れるわけ。
胸元を少し開けて肩抜きでもう少しルーズ感をプラスしたらものすごくかっこいいですね。
特におすすめはストライプ柄。
このシャツでドローコードをグっと絞って黒スラックスに革靴を合わせたら、春の着こなしは完璧です。
5,990円と少し高めですが、これは隠れた伏兵でしたね。ものすごくおすすめ。
ということで2021春夏「+J」新作アイテムのベストバイ5つをご紹介しました。
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