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今回はGUの新作シューズを3つをレビュー！
GUでは洋服の他シューズなど小物の展開も頑張っていますが・・・良品もあればおすすめできないものまで玉石混交しているのも事実。
というわけでGUさんには申し訳ないのですが今回は辛口めに商品紹介していきます。
 

革靴なのに楽に履ける「ダッドローファー」その評価は・・？？

 

GU
ボリュームソールタッセルローファー+E　2,990円

 

こちらのタッセルローファーは新作ですね。
タッセルローファーとはフサフサした飾りが付いているローファーのこと。
実はこのタッセルローファーは最近のトレンドでもあります。なぜかというとローファー自体があまりにも流行りすぎているから。
 

＜コインローファー＞

 

学生が履いているようなコインローファーはファッションアイテムとしてかなり浸透しており、街中でも履いている人が結構多い。
ハルタのローファーに白ソックスを合わせて、チャンピオンのTシャツにアンクルパンツで帽子を被った格好の大学生をwearや街中でもよく見かけますね・・・ちょっと偏見が入った見方かもしれませんが笑。もちろんおしゃれで素敵だと思います。
 

ただこうしてローファーが流行りすぎているため、「なんかちょっと違うデザインのものが欲しいな」という需要も増えてくる。そうした流れの中で支持されたのがタッセルローファーというわけ。
 

あとは最近のトレンドとしてシャークソールのようなアウトドア風のソールがついている靴が台頭してきています。
 

ダットスニーカーってあるでしょう。バレンシアガが流行させた少しダサいデザインにしたスニーカー。
そのダッドスニーカーのローファー版、最近では「ダッドローファー」と呼ばれたりもしていますが・・・プラダやマルジェラなど海外の様々なブランドがアウトドア系のソールを乗せて、かっちりしているけれど抜け感がある革靴を展開しトレンドになりつつあります。
 

 

革靴はどうしてもビジネスライクでキメすぎな印象もあるけれど、ソールがカジュアルだから自然に合わせられる。
スラックスと合わせてもキメすぎにならないし、かといってボディがローファーなのでデニムに合わせても別に崩しすぎにならない。
ドレスにもカジュアルにもどちらでも使えるちょうどいいバランスなのがダットローファーというわけです。
 

おそらくGUでもこのダッドローファーの流れに乗り、このボリュームソールタッセルローファーを展開したのでしょう。全然悪くないしかっこいいですね。
ドクターマーチンを好んで履いてる方もいると思いますが、正直マーチンよりこちらの方が使いやすいかな。
 

＜ドクターマーチン＞

 

ドクターマーチンの靴はすごくかっこいいし私も好きなんすが、マーチンはノーズ部分が短いため短足に見えやすいのが難点。
うまくバランスが取れる人はキュッと細いスキニーを合わせたり、ワンサイズ大きめを買って紐で調整したりと履き方を工夫してスタイリッシュに見せられますが・・・街を歩いていると割と「もうちょっと工夫するといいのにな」と勝手ながら思ってしまう履き方をしている方も多い。
 

でもこのタッセルローファーは比較的ボリュームソールだけれどノーズを長めに作っていてフォルムは意外と細い。
ボリューミーなのに過剰に目立たないのがポイントです。
 

ソールが厚くなりボリュームが増えると、当然足元に視線がいきやすくなる。
そして足元に視線が集まると、どうしても脚の長さがわかりやすくなり短足感が出てしまうわけ。
 

なのでダッドローファーは、ボリュームソールでローファーのかっちり感を程よく崩して見せつつも決して目立ちすぎないようにバランス取ることがとても重要なのです。
そういう意味でGUのボリュームソールタッセルローファーは非常にバランス良く出来ていると思います。
 

 

ただ・・・ちょっと安っぽいと言うと非常に失礼なのですが、気になるのは素材の粗が見えやすいところ。
もしこのローファーが滑らかでツヤ感と高級感のある素材であれば問題ないと思いますが、正直このローファーの合皮は本皮に近いように見えるけれどまだまだ粗がある。
タッセルのようなフサフサがついていると素材の凹凸に目がいきやすくなり、素材のテカリが目立ちやすい。
 

もしこのタッセルがなくツルッとした状態なら素材の粗はほとんど分からないと思いますが・・・タッセルで凹凸があることにより陰影が出て足元に視線が集まりやすくなり、素材の良し悪しやテカリの有無がわかりやすくなってしまうわけ。
そのため他のGUの靴と比べると少しチープな印象が出てしまっている。
実際に近くで見たときに「これそんなに高い靴じゃないな」と分かる人には分かるけれど、ただ遠目で見てわかる程ではありません。
なのでここを気にするかしないかが、この靴を買ってもいいと思えるかどうかのポイントかな。
 

個人的には、このシューズよりも後で紹介する靴の方を選んでしまいますね。
点数にすると65点くらいかな。
 

デザイン・素材ともばっちり？！GUトレンドスニーカーの出来は？

 

GU
ボリュームソールスニーカー+X　2,490円

 

こちらもボリュームソール。今度はスニーカーですね。
OMCやジルサンダーなどが出していそうなデザイン。
ボリュームソールを使いシンプルでスタンダードなスニーカーをトレンドライクに作り替えたのがこのスニーカーの特徴。
先程のタッセルローファーに近く、ボリュームがあるけれど意外と細くてシャープなシルエット。
いわゆるナイキのエアフォースなどのバスケットシューズ類と似たような印象。割とボリューム感があるタイプですね。
 

ナイキの靴は飾ってあるのを見るとすごくかっこいいし私も大好きなのですが・・・エアジョーダンは特にそうだけど履いてみるとかっこいいけれどんだけど、着こなしを工夫しないと靴だけ異様に目立ちアンバランスな印象になってしまう。
こうしたボリュームのある靴は、視線を足元に集めてしまいコーディネート全体のバランスを崩してしまう可能性がある。
なので先程も言った通り、ボリュームソールだけれどフォルムがスラっと細いシルエットなのはとても大事なこと。
 

そしてこのスニーカーはボリュームがあるけれど意外とフォルムも綺麗で非常に良いバランスで作られています。
 

 

デザインに関しては、例えばナイキのように切り替えバンバン入れるのではなく、あくまでシンプルに落ち着かせているのがポイント。
ナイキのような高級スニーカーメーカーなら、面白い素材や見たことがないような素材を使って、高いのか安いのかわからないような・・・「これはナイキだ！」という他の追随を許さないようなシューズ作りも行います。
 

当たり前ですがGUは靴屋ではないので、もちろんそこまで突き詰めることはできない。
だから切り替えを少なくして素材の風合いが目立たないようシンプルに仕上げているわけですね。
 

素材は表革を毛羽立たせたヌバックのような綺麗なツヤ感があり、本革さながらの質の良いフェイクレザーです。
触ってみてもなかなか見抜けないくらいリアルなレザーの風合いが出ています。
 

ボリュームソールのスニーカーは今トレンドではありますが、ボリュームがありすぎてキャラクターのように足だけ大きく見えてしまいアンバランスになりがち。
なのでボリュームソールでカジュアルな印象があるけれど決して靴だけが目立たずコーディネートしやすいのがこのボリュームソールスニーカーの大きなメリットです。
 

 

点数をつけるとすれば90点くらい。
このシューズの黒が割とお気に入りで、細身のパンツに合わせてよく履いています。
 

MBおすすめ100点満点のシューズ！そのワケは？

 

GU
ライトソールドレスシューズ　2,990円

 

そして最後に100点満点でおすすめしたいのがライトソールドレスシューズ。
実はこのシューズ、毎週日曜日に配信しているメルマガではすでにおすすめしているアイテム。
洋服好きな人に簡単に伝わるよう説明すると、これは「COLE HAAN（コールハーン）」です。
 

コールハーンというブランドがあるので、知らない方は興味があれば調べてみてください。
要するにアッパードレスシューズですね。
完全な革靴のフォルムだけれど、スニーカーソールだから屈曲性も高く歩きやすくて足が疲れにくいのがポイント。
スーツで革靴を履いて営業回り出張に行くと疲れるでしょう。足がくたくたになってしまう。
でもスニーカーソールなら長時間歩いても平気というのが、コールハーンなどに代表されるハイブリッドなドレススニーカーの特徴です。
 

そしてこのドレスシューズはそうしたドレススニーカーになぞらえて作られたもの。
作りは非常に良くできています。
パッと見は完全な革靴だから恐らくオンスタイルでもギリギリ使えるかと。
 

 

かっちりとしたデザインなのに、先程も説明した通りスニーカーソールなので歩きやすく履き心地が良い。普通の革靴よりもずっと足が楽です。
公務員や金融系などお堅い仕事の場合は、会社のTPOには合わないかもしれません。
比較的服装に自由のある会社なら、もちろん会社のTPOによりますが基本的にこのシューズをオンスタイルで使っても恐らく問題ないでしょう。
 

風合いもすごく良くできています。
先程のタッセルローファーはフリンジが付いていることで素材の粗が目立ちやすかったですが・・・こちらは見ての通りものすごくシンプルなので、素材の粗が気にならずパッと見た時に本革と言われても疑わないくらいの仕上がりです。
 

 

このシューズ、黒には表革風のツヤ感があるものと、スエード調のツヤ感がないマットなものの2種類あります。
どちらを選んでも構いませんが個人的にはスエードの方が好み。
ツヤが少ない分カジュアル気味に使えるため個人的にはスエードが好きですが、この辺は好みで選んでみてください。
オンスタイルで使いたい方はが多い人は表革の方をおすすめします。
 

とにかく履き心地が良く本革のような風合いで安っぽく見えない。そしてフォルムがとても綺麗で使い勝手の良いスタンダードなデザイン。オンオフどちらでも長く使えるアイテムです。
これで2,990円という価格は驚異的ですね。コールハーンを買うよりも圧倒的に安く済みます。
当然値段の分作りは劣りますが・・・「ぽい」靴がとりあえず手に入ればOK。興味が出ればコールハーンに進めばいいと考える方も多いでしょう。
 

コールハーンを知っている人はそれほど多くないし、皆が皆ファッションにお金を使うわけではないので、まずはGUで試してみて興味が出たらその先に進むと考える方がとして今の時代にはマッチしているのかなと思います。
 

そうした初心者向けという意味でもこのライトソールドレスシューズは100点満点。
形も綺麗で足も疲れにくく、合皮で水も弾くので特に天候を気にせずずっと使える非常に便利なアイテムです。
 
 
というわけで今回はGUの新作シューズを3つご紹介しました。
結果としてはライトソールドレスシューズが一番おすすめなので是非チェックしてみてください。
 

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