カットソー編

Curly/カーリーのカットソー?pyjamaclothingピジャマクロージングのTシャツ?一体どの無地Tシャツがオシャレなんだ!?

 

7,8,9月は暑い。
高温多湿な日本において夏は「Tシャツ」のシーズン。

 

シャツやサマーニットはオシャレだし、KnowerMag的にもオススメ。
ですが今回は、多くの人が夏着用するであろう、Tシャツについて。

 

各ブランドが無地Tシャツをこぞってリリース

 

「ノームコア」の流行も相まって、
今年は無地Tシャツが多くのブランドからリリースされています。

 

「ノームコア」に関しては下記記事をご参考ください
参考記事:「ノームコア」とは?一体どこから来たのか?

 

パッと見はなんてことない無地のTシャツ。
各ブランド、シルエットや素材感などでいかに差をつけれるか切磋琢磨しています。
今回は今季無地Tシャツをリリースしている各ブランドを少し紹介してみましょう。

 

 

アメリカの老舗ブランド「Champion/チャンピオン」

 

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アメリカの軍用トレーニングウェアを作っていた歴史を持つ
USの老舗ブランド「Champion/チャンピオン」。

 

肉厚のガサガサとした素材感はチャンピオンの起源でもある
ミリタリーウェアを彷彿とさせます。
ワンポイントのチャンピオンマークも相まって、カジュアルな雰囲気。

 

3000〜4000円程度で購入できる手頃な値段から
大学生なども手を出しやすいブランドですが、

・肉厚でガサガサした素材感
・ワンポイントなどのデザイン
・ややゆったりめなサイズバランス

などから考えると、「カジュアル寄り」のカットソーであると言えます。
こういったカジュアル寄りのカットソーは単純にデニムなどに合わせるだけでは
なかなかオシャレに見せることが難しいもの。合わせるアイテムには一考が必要です。

 

※「ドレスとカジュアルのバランス」について下記記事をまずお読みください。オシャレの基本概念が書いてあります。
参考記事:最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 
 

香川県発の優秀カットソーブランド「Curly/カーリー」

 

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香川県発祥のカットソーブランド「Curly/カーリー」
自社工場・自社生産をモットーとしたブランド。
自社工場を構えているからこそ出来るその品質の高さは業界内でも注目されています。

 

通常、ブランドは自社で工場は構えません。
素材は生地屋さんに、縫製は縫製工場さんに、加工は加工工場さんにという「外注」が一般的です。
洋服は複数の会社をまたいでつくられるものであり、
ユニクロの様に全て一貫して自社で作られるものは非常に稀です。

 

もちろん自社一貫で生産した方が中間マージンが減る分、
コストダウンに繋がり販売価格にも反映できるのですが・・・
「デザイン」を重視するブランド商売においてはなかなか成り立たない。
資本力がそこまで無いというのが正直なところです。

 

そんな中、この「カーリー」は自社工場を構え、生地から開発することも多く、
品質と値段のバランス、コストパフォーマンスに関しては業界屈指と言っても過言ではないでしょう。

 

値段は定番のカットソーで6000円ほどですが、
他ブランドがもし同じものを作ったなら・・・?と考えるとそれだけで満足度はあります。

 

ポケットがついたデザインや、やや袖が長めのシルエットなどが特徴。
「普通」に見えなくもないデザインだけに雰囲気をもった「オシャレ」とするには
多少の工夫が必要です。

 

 

ベルギー発、日本企画品も好評のPyjama Clothing/ピジャマクロージング

 

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雑誌でも店頭でもその名をあまり見かけることがない
「Pyjama Clothing/ピジャマクロージング」

 

ベルギーの肌着工場から生まれたこのブランド、
現在は日本の代理店「インス」が運営しており、日本向け企画なども盛んに行われている様です。

 

生産は1920年代からの歴史を持つベルギーの工場で一貫生産されており、
その風合いや生地感は確かに質の高いものに仕上がっています。

 

「生地の良し悪し」でオシャレは決定するわけではなく、

オシャレはあくまで「見た目」です。

 

無為に生地の良し悪しを求めて、
「高いから良い」「高級で珍しい素材だからオシャレ」なんて
語るのはまさにナンセンスの極みです。

 

「良く見える」「美しく見える」「カッコよく見える」という論理こそが大事なのであり、
生地の良し悪しがそこに対して作用しないのであれば、それは無視して良いのです。

 

でこのピジャマクロージングの素材、
オシャレ的に言えば、「高級なエジプト綿を使った〜」なんてのは別にどうでも良く、
肝心なのはその高級素材が「見た目に作用しているかどうか」ということですが、
このブランドに関しては、それがきちんと出来ています。

 

「高級志向」などではなくあくまで「オシャレ視点」「見た目視点」から素材選びをしており、
パッと見で違いがわかるほど滑らかな素材感になっています。
上述のチャンピオンなどのガサガサとした素材とは対極、
綺麗で滑らかなシャツ地の様な美しさがあるのです。

 

 

一体どのブランドのカットソーを買えばいいのか?

 

同じような無地Tシャツ、一体何を基準にどれを選べばいいのか?
もっともっと安くて手頃に買える名作Tシャツなどはないのか?

 

肝心なところはそのあたりの様に思います。

 

上述の通りですが、オシャレは「質」で決まるわけではありません。
もし「質」でオシャレが決まるのであれば、
お金がないショップスタッフは皆ダサく、
ヒルズに住んでいるお金持ちは皆オシャレということになりますが、

決してそうでないことは誰の目にも明らかです。

 

スタイリストは1枚2000円のミリタリーアウターでもオシャレができますが、
オシャレを知らない人は1枚20万円のコートでもオシャレができません。

 

「単品で芸術性の高い洋服」

絵画や芸術作品などの様に、「置いて、見て、愛でる」という洋服であれば
それは質を重視しようが良いとは思いますが、
オシャレとは着用し、街を歩く人に見られ、「あの人カッコイイね」と言われるものです。

 

「他人から良く見える」というと、「価値観はそれぞれだからオシャレなんて意味はない」と
極論を持ち出す方もいらっしゃいますが、そうではありません。

 

同じ人間、同じカルチャーであれば、
当然「良く見られやすい法則」「オシャレだと感じさせやすい定理」が存在するわけです。

 

味覚は「人それぞれ」だから大ヒットするカップラーメンなんて存在しないでしょうか?
そんなことはないはずです。

 

美人かどうかは「人それぞれ」だからアイドルなんて存在しえないでしょうか?
そんなことはないはずです。

 

多くの人が反応する法則、定理とはどんなジャンルにおいても存在するものであり、
それを「人それぞれ」という言葉でシャットダウンしてしまうことはあまりにも乱暴であり、
思考放棄、「諦め」に他なりません。

 

しかしながら「何がオシャレに見えるのか?」というのは
一から学ぼうとすると体当たりで学習しなければなりません。
失敗を繰り返し、人の評価を聞き、雑誌を読み、服を買いあさり・・・。

そこには多大な時間とお金の浪費が必要です。

 

しかし、
例えば世界史を学ぼうとする学生が、古文書の解読から始めるでしょうか?
例えば数学を学ぼうとする学生が、方程式無しに手探りで解法を探すでしょうか?

 

そうではないはずです。
物事を学ぶ時は先人の知恵が必要です。「教科書」や「先生」に学ぶことで、
その多大な時間とお金の浪費を節約することが可能なのです。

 

ファッションは業界規模が大きく、利益構造があちらこちらにあるため、
「オシャレの論理を語る」ということを嫌います。
フリーな立場で物を語れる人があまりにも少ないのです。
どこかのお店、どこかのブランド、どこかの広告主と絡んでいるばかりに、
「これを買ってはいけない」「これを買うべき」という論理を語ることが出来ないのです。

皆「論理」を感覚的にか論理的にか知っているにもかかわらず・・・。

 

「質」とは絶対的なものです。
例えば「エジプト産の高級生地で作られた〜」というのはどんな視点からでも事実であり、
「論理が関係しない、当たり障りのない情報」であるのです。
だから「質」ばかり語る媒体がファションには多いのですが、肝心なのはそこではありません。

 

「どれが一体カッコよく見えるのか?」

「どうすればおしゃれに見えるのか?」

ということが最も肝心なことなはずです。

 

 

私はクローズドな「メールマガジン」という環境でそれら論理を深く語っています。
もちろん「これを買うべき」という具体的な指南を多く備えて、
それに対する解説も深く深く丁寧に語っています。

 

毎週日曜日に発行されるメールマガジンでは、
なんと30000〜50000文字程度に及ぶ特大ボリュームの文章量(画像)を誇ります。
スマートフォンやPC、どのデバイスでも問題なく購読できるテキスト形式となっており、
その体裁はまさに「ファッションの教科書」と呼ぶに相応しいものになっています。

 

「テーラードジャケットとは?」「テーラードジャケットのここを見ろ!」などの
基本的な事柄を語る「ファッション基礎講座」、

世界の先鋭のブランドなどを紹介する「MBの気になるブランド」コーナー、

ファッション初心者に送る、何も知らなくてもわからなくても、お金をかけずにオシャレになれる
「STEP UPファッション初心者講座」
などなど。

 

オシャレ初級者〜上級者問わず愛読でき、
読み物としても完成度の高いものを配信し続けています。

 

2014年度はまぐまぐメルマガ大賞を受賞。現在人気ランキングは5位。(堀江貴文さんが2位)
KADOKAWA媒体「WebNewType」、扶桑社媒体「日刊SPA」など
大手メディアでも執筆させて頂き、世のファッション変革に向けて大きく働きかけを行っています。

 

今回の「無地Tシャツ」に関しては、

なんと900円程度で購入できる名作カットソーも指南しています。

今回挙げた3ブランドに勝るとも劣らない非常に優れたアイテムです。

 

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