ユニクロでオシャレをする!

ユニクロ史上最強スラックス!これ何で2990円なの!?

 

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今回ご紹介するのはユニクロのアイテム。EZYアンクルパンツの魅力とコーディネートのバリエーションについて解説します。
 

他のブランドではありえないクオリティと価格の安さ


 
UNIQLO
EZYアンクルパンツ(コットン・2WAYストレッチ・丈標準64.5~70.5㎝) 2,990円


 

EZYアンクルパンツ1つ目のメリットは、とにかく値段が安いということ。あまりピンとこないかもしれませんが、2,900円でスラックスを作るのはかなり大変なことなのです。
 

例えばTシャツを作るのはすごく簡単で、基本的に前身頃・後身頃・両袖の4パターンくらいで完成するので、生地の量もわかりやすいし値段をかけずに作ることができる。
 


 

対してスラックスなどのパンツ類は、パーツの数が多く構造が複雑です。EZYアンクルパンツをよく見てみると、まずウエストのベルト部分、そして複数のベルトループ、さらに4箇所あるポケット、これらすべてのパーツが別々で作られ、後から縫い合わせることでパンツの形になります。他にもボタンやジップなどのパーツを付けたり、本体も前側の布と後ろ側の布、この2面を縫い合わせてスラックスの形にするわけです。
 

そう考えるとTシャツやカットソーよりはるかにパターン数が多い。とてもシンプルな話ですが、縫い合わせる箇所が多ければ多いほど工賃がかかり、値段が上がります。

値段が上がるはずなのに、2,900円という価格で販売されている。カットソーやTシャツとほぼ変わらない価格で購入できるわけです。そう考えると恐ろしいほどコスパが良いことがお分かりいただけるでしょう。
 

すごく簡単な作りなら安く仕上げることもできますが、EZYアンクルパンツのようにきちんとスラックスとして作り上げたものを2,900円で買えるのはユニクロくらいです。
 

お手入れの悩みを解消してくれる「イージーケア素材」

 

EZYアンクルパンツ2つ目のメリットは、イージーケアであるということ。
脱いだら洗濯機にぶち込み、洗い終わったら干して、乾いたらアイロンなしでそのまま穿いてもシワが目立ちません。
 

なぜ日本では普段着でのスラックスが普及していないのか。最近では普段着でもスラックスを使う方が増えてきましたが、依然としてデニムパンツやチノパンを好んで穿いている方も多い。
デニムやチノパンは好まれるのに、なぜスラックスが普及しないのか。その大きな理由としては、ケアが面倒という点が挙げられます。
 

私は過去にスーツの販売員をやっていたのでわかるのですが、スーツを着て一日過ごした後、家に帰ってスラックスを脱ぐと膝の裏がシワだらけになっていたり、ウエスト周りに変なシワがついていたりすることは日常茶飯事。しかもクリーニングに出したばっかりなのに、一日穿いたらもうシワが目立ってしまい手入れが面倒だといつも思っていました。世の中のビジネスマンは恐らく皆その悩みを毎日経験していると思うのですが、そんな悩みから解放させてくれたのがこうしたイージーケア素材です。
 

洗いをかけてもシワが定着せず、しかも値段が安い。スラックスのデメリットである値段が高い点とケアが面倒な点を一気に解決しているのがこのEZYアンクルパンツです。

 

スラックス専業ブランドも唸る美しいシルエット

 

EZYアンクルパンツのメリット3つ目は、シルエットが本当に綺麗だということ。誤解を恐れず言うのであれば、EZYアンクルパンツはイタリアのスラックス専業ブランドが見ても唸るぐらいの美しいシルエットだと思います。
もちろんINCOTEX(インコテックス)やPT01(ピーティーゼロウーノ)など、イタリアのスラックス専業ブランドのアイテムと比べると劣る所もあります。
 

ただそうした専業ブランドの場合、価格は大体ユニクロの10倍、29,000円くらい。
29,000円で完璧なスラックスを買うか、多少品質は落ちるけれど2,900円で我慢するか・・・と考えると、ユニクロを選ぶ方はかなり多いのではないかと思います。
 

そして29,000円で作り込みの徹底したスラックスだと冒険しづらい面があります。とりあえずネイビーや黒を買っておこう、、という思いになってしまいがちですが、2,900円ならベージュや白を試してみるという冒険ができますね。
なのでシルエットがとても綺麗なスラックスを安く提供できているというのは、私たちがファッションを楽しむにあたって多大なメリットがあるのです。

 

話を戻して、EZYアンクルパンツのシルエットの良さは、基本的に日本人体型に合わせて作られています。ウエスト周りは少しゆったりさせて、裾がグーッと細くなっている。裾が細い方が当然スラックスは綺麗に見えます。
 

なぜかというと、裾は先端部分で目立つ位置だから。写真などの平面なら一目で全てに視線が及ぶため目線は動きませんが、立体物を見ると人の視線は泳ぐ。そうすると目が留まる部分、目立つ部分というのが出てきます。
では目立つ部分とはどこなのかというと、足元や手元、顔周りなどの先端部分です。
昔から「おしゃれは足元から」と言うでしょう。あれは本当の話で、足元は視線が集まるから気を抜いてはいけないのです。
 

そうした意味でパンツも先端である裾の部分が一番大事なわけ。
パンツにもブーツカット、ストレート、スキニーと種類がありますね。実はこの3つ、膝までは全て同じシルエットです。そして膝から下の先端部分で名前が変わる。
膝から下が広がっていればブーツカット、膝から下が真っ直ぐならストレート、膝から下が細くなっていればスキニーやテーパードと呼びます。
このように膝から下の形でパンツ全体の名前が決まってしまうくらい、先端部分である裾周りはすごく重要なポイントです。
 

EZYアンクルパンツのようなテーパードスラックスは、先端部分である裾周りが細いほど美しいシルエットになります。・・・ただユニクロには、裾を極端に細くできない理由があるのです。というのもユニクロは量販店である以上、おじいちゃんや子供、おしゃれに興味がない人にまで万人に向けて商品を売らなければいけない
もし裾が過剰に細いパンツを販売すると、おじいちゃんやおじさんが穿いたときに「こんな細いパンツ穿けないな」と思ってしまうわけです。だからユニクロは基本的に裾を極端に細くできない。
 


 

そこでどうしたのかというと、「2WAYストレッチ」というストレッチの強い素材を使うことで、細いけれどストレスがかからないようにしているのです。
これならおじいちゃんやおじさんが穿いても、「細いけれどストレスもないし快適に穿けるな」と思ってもらえるため、万人に受け入れられるというわけ。
 

シルエットが綺麗で値段が安くてイージーケア、そして万人に受け入れられている。
私はユニクロのアイテム全てを絶賛するわけではありません。ダメなアイテムももちろんありますが、ただこのEZYアンクルパンツは認めざるを得ないくらい素晴らしいアイテムです。

 

気軽にファッションを楽しめる豊富なバリエーション

 

EZYアンクルパンツのメリット4つ目は、素材や色柄のバリエーションが豊富なこと。初めは少なかったのですが、最近どんどん増えてきました。
 


UNIQLO
EZYアンクルパンツ(ウールライク・2WAYストレッチ・丈標準64.5~70.5㎝) 2,990円


 

ウールライクなタイプもあり、これはもう遠目で見たらスーツで使うウールそのもの。
しかし実はウールではなく化学繊維なのです。なので洗濯機で洗っても問題ありません。
ユニクロがパッと見はウールだけれど洗える化学繊維を開発したことで、高級感のあるウールライクな素材を誰でも気軽にイージーケアで楽しめるようになったのです。
 


 

もちろんコットン素材のものもあります。こちらはチノのようなシワ感があり、若干カジュアルな印象です。
ドレスライクなものを好む方はウールライクを選べばいいし、カジュアルな夏っぽい印象でラフなものを好むならコットン素材がおすすめです。
他にも柄物など様々なバリエーションがありますが、2,900円という安い価格ですから今までスラックスを普段着として使ったことがない人も、ぜひ好みのものを試してみてください。
 

ドレスとカジュアルのバランスは何度も説明している通りですが、日本はアメリカンカジュアルの影響でデニムやスニーカー、スウェットなどカジュアルなアイテムがとても多い。それらのアイテムに偏ると着こなしがどうしても子どもっぽくなってしまいます。
 

なので大人っぽいドレスライクなアイテムを何点か挟むと良いのですが、特にスラックスというアイテムは日本人がこれまで穿いてこなかった。1990年代も2000年代もやはりデニムにチノパンがメインでした。
デニムやチノパンももちろん悪くはないのですが、スラックスを穿くと足の形がスラッと綺麗に見えて大人っぽくドレスライクな印象が出るので、普段のTシャツやパーカースタイルが一気におしゃれになります。
トップスがカジュアルでもボトムスにスラックスを使うと、ドレスとカジュアルのバランスが綺麗に取れるので、ぜひ今までスラックスを普段着で使ったことがない方も試してみてください。
 

素材や色で変わるEZYアンクルパンツの着こなし

 


 

コーディネートはこのような感じ。
カジュアルなプリントTシャツスタイルには、デニムではなくスラックスを合わせてみてください。思っているよりも綺麗にキマるでしょう。上下ともユニクロのアイテムです。
 

例えばこうしたカジュアルなTシャツにインディゴのデニムを合わせてしまうと、カジュアルすぎて子どもっぽくなってしまう。
なので20代中盤くらいからは、ドレスとカジュアルのバランスを意識して洋服で自分をかっこよく見せることを大人の嗜みとしてぜひ覚えてみてください。
 


 

ベージュのスラックスの着こなしはこんな感じ。
ベージュは、黒や白などのモノトーンとは違って色味が入っているので、ややカジュアルな印象になります。
同じスラックスでも若干砕けた印象になるため、合わせるアイテムは白シャツなどのドレスライクなものが良いでしょう。
 


 

そして白パンですね。白パンは結構難しいアイテムでもありますが、白パンを穿くときは靴だけ注意してください。

実は白パンに黒の靴を合わせると脚が短く見えてしまいます。なぜかというと白パンと黒の靴、白と黒は真逆の色なので足と靴が分離して脚が短く見えてしまうから。なので白パンで脚長に見せるには、足と靴が一体化するよう、靴はなるべく白に近いような色のアイテムを選びましょう。
ただ革靴の場合、白の革靴はほとんどないので、せめて黒ではなく茶色を選んであげるとそこまで脚が短く見えないのでおすすめです。
 

あとビジネスシーンで夏でもジャケットを着ないといけないとき、ジャケットを着て黒やネイビーのスラックスを合わせるとどうしても重苦しい印象になってしまいます。そういうときに白パンを合わせて季節感を出すのも重要です。
ジャケットで暑苦しい、それに加えてパンツも濃い色で暑苦しいとなると夏にふさわしくない着こなしになってしまいます。そうした場合に白という思い切り明るくて夏らしい色をパンツに選ぶと、黒やネイビーのジャケットも抜け感が出て夏らしく見えるのでおすすめです。
 

ということで今回はユニクロのEZYアンクルパンツの魅力を語りました。
今回使用したコーディネートのアイテムは、小物以外全てユニクロなのでぜひ参考にしてみてください。
EZYアンクルパンツは私の媒体で何度も紹介していますが、何度も紹介するくらいの名作アイテムです。個人的には通算で20本くらいは購入していて、ほとんど全ての色や柄を揃えています。
2,990円で様々なファッションが楽しめるのは本当にすごい偉業なので、ぜひチェックしてみてください。

 

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