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ユニクロ×エンジニアドガーメンツ全型レビューします!
銀座なう pic.twitter.com/PyC9d5Zh5d
— MB@幸服論、服着る、最おしゃ、コネクテッド、トラハチ著者&監修。椎名そら❤️ (@MBKnowerMag) 2019年5月27日
全型全色購入完了 pic.twitter.com/BarjfYO8vV
— MB@幸服論、服着る、最おしゃ、コネクテッド、トラハチ著者&監修。椎名そら❤️ (@MBKnowerMag) 2019年5月27日
というわけで本日は「ユニクロ×エンジニアドガーメンツ」のコラボ品発売日。
たった4型の発売ではあるのですが、それでも注目度大。メンズ服好きなら知らない人はいない、ネペンテス系ブランドの代表格であり日本発のカジュアルデザイナーズブランドの筆頭である「エンジニアガーメンツ」とのコラボですから。
というわけでアシスタントと共に銀座店に行きました。OPENの11時にはすっかり人だかり。開店待ちの行列が出来ていました。
店内はこんな感じでごった返しており、
その中で私は全型全色無事にGET!
たった4型で5万円近くとなりました・・・。
これを資料としてこれからメルマガを書くわけです。
メルマガには詳しいレビューとともにコーディネート例などもバッチリ掲載。合計5万文字程度のボリュームで論理的に着こなしを解説します。
誰でも分かる数学的な「1+1=2」なファッション解説。この機会に気になる方は是非購読ください。なあにどうせ初月無料ですから、お金払いたくなかったら当月解約すれば良いのです。
さて「詳しくはメルマガを読んでください」なわけですが、さすがにそれだけでこの記事を終えるのは申し訳ないので・・・ここKnowerMagでも簡単に全型のレビューをお届けいたしますよ。
ドライカノコカラーブロックポロシャツ(半袖)の出来は?
UNIQLO×Engineered Garments
ドライカノコカラーブロックポロシャツ(半袖) 1,990円
まずはこちら。今回のコラボの中で一番のベーシックモデルになるかな。
写真を見て分かる通りですが無地ですが切り替えが入っています。この切り替えが最大のポイント。地味な印象のユニクロのポロにデザイン性を追加して「地味すぎず派手すぎず」の程よいバランスを作れています。
「無地のポロシャツ」って誰でも着てるでしょ?
ユニクロのポロシャツは2015年にフランスの「Capital」誌で「ラコステを超えた」と最高評価を得ていますが・・・いくら品質が良かろうと無地のシンプルなポロシャツはどうしたって地味に感じるもの。もちろんおしゃれな人なら「着こなしで変化を付ければ良いじゃん?」と思うでしょうが、ファッション初心者からするとそう上手くはいかない。そこで「無地でも変化のあるポロシャツを」「ユニクロでもおしゃれに感じさせることができるデザイン性を」と作られたのが今回のコラボ品…だと個人的には思っております。
従来品である「ドライカノコポロシャツ」と比較してみた
さて、ここで従来品であるユニクロの「ドライカノコポロ」と比較して検証していましょう。
並べるとほぼわからないくらいの従来品とコラボ品。それもそのはずどうやら使っている素材はほぼ同じようです。
ユニクロのドライカノコは非常に良く出来ており、実は表側と裏側で生地の組織が異なります。
こちらコットンとポリエステルの混紡なのですが表側はコットンの糸が強く感じられるように、裏側はポリエステル糸が強く感じられるようにしてあります。こうした表と裏で糸や組織を変える素材は割と最近多いのです。
写真ではちょっと分からないと思いますので、是非実際に触ってみてください。さわれば小学生でも分かります。まるで風合いが異なるので。
表はザラッとした風合い、裏はツルッとした風合い。こうすることで裏側の滑りを良く着心地を向上させるだけでなく、汗をかいた時に水分で布がペタリと密着しないようになっています。スポーツでも使えるほど超機能的なドライカノコ、この手の機能性や着心地の追求はユニクロの得意とするところですね。
今回のコラボでもこのドライカノコの素材をそのまま流用しているものと思われます
・・・が。
写真じゃどうも表現しきれませんが、実はコラボ品と従来品。同じネイビーを選ぶと微細ですがわずかに色合いが異なります。コラボ品の方がより明るめで、従来品の方がより暗めになっています。実際に比べてみるとわかりますので是非見てみてください。
ということは、コラボ品のために素材を別オーダーしているのでしょう。流れている全く同じ素材ではなくわざわざわずかな色味の微調整までこだわっているわけです。
・・・しかしそこまでするなら個人的には従来品と全く違う素材をつかって欲しかったかな。。。素材はそのまま色合いだけ変えるということは、それだけこのドライカノコ素材の完成度に自信があるのでしょうが、個人的には「ユニクロの従来品と全く違う」ものをコラボ品に求めてしまうので・・・。普段のユニクロにないデザイナーズさながらの独特な素材使いやシルエットやデザイン性を求めたくなるので、色を変えるくらいならちょっと素材感もひねっても良かったんじゃないかなとも思います。
まあ別にいいっちゃいいけどね・・・。この素材着心地良いし高級感あるし。ただ特別感が薄れるなあってくらいの話。
細かい部分でバランスを取っている工夫
ちなみにボタンの刻印もコラボ専用のものとなっています。まあこのへん本当に細かいな。
従来品は「UNIQLO」とだけ、コラボ品は「Engineered Garments」を表す「EG」と入ってます。
また細かい部分でもかなり違います。
上がコラボ品、下が従来品です、サイズはどちらもLサイズ。
比較すると袖のサイズ感は違いますね。
ちなみに袖にシワが入ってますが、ユニクロのポロシャツは人間の体に合わせて袖を立体的につけている「前振り」となっています。そのため平面的でないのでシワがつきやすいのです。スーツのジャケットと同じですね。こんなこと誰も気づかないと思いますが、こうした部分でも美しいバランスに見えるように工夫されているのですよ。
コラボ品は従来品に比べてサイズ感がやや大きめになっています。
シンプルなポロシャツでもデザイン性が高く見えるように少しルーズな印象にしているわけですね。ただしルーズといっても野暮ったくならないように、ほんのわずかにゆったりさせている印象です。
これが従来品であるドライカノコポロ。
これがエンジニアドガーメンツコラボ品であるドライカノコカラーブロックポロシャツ(半袖)。
写真にするとわずかな差ですが、実際に着用して動くと割と印象変わります。
そして実に細かいのがこちら。
袖のサイズを大きくしただけでなく、実は縫い合わせにも変化があります。
従来品は縫い合わせの糸が見えている仕様で、コラボ品は見えない仕様に。これは大きめサイズにして少しカジュアルになったから、縫製部分を隠しシンプルにして大人っぽさを足そうとする意味と・・・
大きめの肩幅でイカつく見えないように、肩を落として見せるためナチュラルなショルダーラインにしている意味と2つ理由があると思われます。
こうして縫製糸を隠すことで大きめの肩幅でも「冴羽獠」みたいな肩幅にならずにすむわけ。また縫い糸を見せないことで少しだけ大人っぽい印象をつけることができる。糸は見えれば見えるほどワーク風になりますから。
このへんから見ても実に細かく作り込んでいることが理解できます。このへんまで見てあげるとユニクロの開発チームが喜ぶでしょう笑。
また裾のスリットはコラボ品の方が深めになっています。
このスリットは・・・
こうした意味合いがあります。
お腹がプックリ出た人でも自然に隠せるように。スリットがあるとないとではかなり印象に差が出ます。スタイルに自信がない人ほどおすすめです。
またコラボ品でスリットを深くしているのはデザイン性を強調するためでしょう。無地のシンプルなポロシャツでも「ブランド品っぽく」見えるようにデザインを少しだけ強くしているのですね。
コーディネート解説などはメルマガにて
シンプルに合わせても切り替えがある分、地味に見えません。
良いバランスで仕上がっています。
このへんのコーディネートに関してはメルマガで徹底解説しますのでお楽しみに。
柄物か切り替えか、好みで選ぶべし
UNIQLO×Engineered Garments
ドライカノコボーダーポロシャツ(半袖) 2,990円
UNIQLO×Engineered Garments
カノコプリントポロシャツ(半袖) 2,990円
さてこちらの2型については上述の「ドライカノコカラーブロックポロシャツ(半袖)」の派生品です。シルエットも素材感も大きな変化はありません。
ただ先ほどは切り替えでデザイン性を強調していましたが、こちらは同色での切り替えなので主張が控えめとなっています。そしてその分「柄」で変化をつけたというだけですね。
つまり・・・
・切り替えデザインが好きか
・ボーダーデザインが好きか
・ドットデザインが好きか
これで選ぶと良いでしょう。どれも柄や切り替えがあっても大人っぽいバランスで着用できるように細かいバランス調整をしています。心配せずともデニムやショーツにさらりと合わせてもそれなりにおしゃれに見えます。あとはこの3つならインスピレーションで決めましょう。個人的には切り替えが好きですが、人によってはメンズでは珍しいドットなどを選ぶのも良いでしょう。ここで個性を発揮するのが良いかと思います。
ただ個人的には・・・
今回「ポロシャツだけのカプセルコレクション」だからしょうがないのですが、できればもっと異なる型をたくさん見てみたかった。えっかくのエンジニアドガーメンツとのコラボですから、本家が得意とするジャケットなども見たかったし、シャツ類も試してみたかった。同じような素材同じようなシルエットのポロシャツだといかに良品でもなんだか不完全燃焼。
ユニクロさんできればこのコラボ継続でオナシャス。
ビッグサイズモデルだけ素材感が異なる
UNIQLO×Engineered Garments
オーバーサイズポロシャツ(半袖) 2,990円
そして他の型と唯一違う素材・パターンなのがこちら。
こちらだけ鹿の子ではなく天竺素材・・・いわゆるTシャツのような風合いです。厚手のTシャツのような着用感で他よりも少しカジュアルな印象。だからこそこちらのアイテムはデザイン抑えめなのですね。素材もカジュアルでデザインもカジュアルだと野暮ったくなってしまうので。
シンプルに合わせるのも良いですが
このポロシャツは無地で切り替えも何もないのでほんの少し物足りなくなりがち。
ちょっと変わった色合わせや、デザイン性のある小物などで味付けするのが楽しいでしょう。
サイズ感が大きくリラックスした印象のポロシャツですが、基本は他のアイテムよりも少しシンプルなのでちょっと味付けするとさらにおしゃれになるはずです。色々お好みに合わせて試して見てください。
結局ユニクロにはかなわねえって話
最後に今回コラボ・・・本当に良い出来でした。
上述で書いた通りとにかく細かい部分までしっかり作り込んでいます。普通の人が普通に着用して何も考えなくてもそれなりに見えるように「子供っぽすぎないように」「地味すぎないように」絶妙なバランス感を持って作られています。
従来品と近い印象が少し物足りなくもあるのですが・・・それでもこの値段なら間違いなく買いでしょう。似たようなシルエット素材感が多いので私のように4型全部買う必要などないとは思いますが・・・一枚くらいは手にとって損ナシです
是非参考に。
そしてこうしたコラボ、本当に素晴らしい取り組みです。
手頃な価格で最高のデザインを・・・ユニクロには負けますわ。今後も期待しています。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
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