ユニクロで買えるオシャレアイテム

【買わなかった人は損!?】2018年秋冬ユニクロの買うべきマストバイを振り返る・前編

 

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勝ち組のスパイラルに乗っているユニクロ

 

今回は今年2018年の秋冬を振り返る内容。

多くのアパレルメーカー・ブランドが軒並み業績を落とす中、ユニクロだけが飛ぶ鳥落とす勢いで好業績を収めました。2018年8月度の決算では過去最高益を更新。特に海外事業は6割増益という躍進ぶりを見せ、山口県の一企業だったユニクロは世界へ向けて大きく成長しています。

 

そしてビジネスの理ですが、どんな商品であっても「数を作るほどに一品あたりの単価が下がる」傾向にあります。例えば同じジーンズでも10本作るデザイナーズブランドと、1万本以上作るユニクロでは同じ品質でも単価がまるで違うもの。ユニクロが現在ラインナップしている国産セルヴィッヂデニム(3,990円)などを一般的な日本のデザイナーズブランドが同じものを作ろうとすれば価格は1万円をゆうに超えるでしょう(2万円近くなるかも…)。資本や規模が大きくなり生産数が多くなればなるほど、ユニクロはどんどん他と比較して優位な生産背景を獲得することになるわけです。勝ち組は勝ち組のスパイラルに乗りドンドン成長を続けてしまうわけですね。

 

ユニクロのウィークポイントは「差別化」にあり

 


Photo by https://twitter.com/uniqlo_jp

 

無論そんなユニクロもウィークポイントはあります。

数多く作って単価を下げるビジネスであるがゆえに数を裁く必要がある・・・つまり「万人に愛される服」を開発せねばならないわけですね。老若男女問わず着用できるサイズ感、シンプルなデザイン性、ハードな使い方をしても文句を言われない耐久性や防寒性などですね。

言葉として矛盾している様ですが…服は「万人に愛されるほど価値が下がりやすい」側面も持っています。原理的におしゃれとは「差別化」から評価を得るものです、「その他大勢と何かが違う」からこそ区別されて「あの人はおしゃれだ」と評価されるわけですから。差別化のない状態では区別すらされないわけですから「おしゃれ」に成り様がないのです。だとすると「日本人の多くが着用しているユニクロの服」はいくら機能性が高くても、素材の質が高くても、高級感があっても、「おしゃれ」という側面においての価値は少々薄いとなるわけです。

 

そこで必要となるのが「着こなし」ですね。質が高く機能性も高いユニクロを「そのまま」着用するのでは価値がイマイチ感じられません。おしゃれは「モノ」の価値だけで構成されるものではなく「着こなし」というもう一つの側面も持っています。質が高く基本機能が高いユニクロ服を最大限に生かすには「着こなし」で差別化を進めることが必要となるわけですね。

もしくは「審美眼」ですね。ユニクロの中でも「あまり多くの人が選んでいない隠れた名品を探す」ことだったり、「パンツやインナーなどベーシックなアイテム」であれば単体で差別化ができなくても買う価値はあるでしょう。

 

2018年買わなかった人は損している・買った人は得しているマストバイ品!!

 

さてそんなわけで・・・

・他メーカーより圧倒的に生地の質や機能性が高い極上服である

・反面没個性的になりやすく、着こなしによる差別化や審美眼が必要となる

そんなユニクロですが今回はラインナップの中でも特におすすめできる極上品を5つほどピックアップしました。
2018年秋冬を振り返り「これを買わなかった人は損してる!!」そんなアイテムをご紹介します。もちろん今からでも購入可能なものもあるので、これからセール時期ショッピングの参考にもしてみてください。

 

「一般的に没個性になりやすいけど、これは案外着ている人を見かけないのでユニクロでもオススメ!!」
「これはベースアイテムとして使いやすく、タンスの中に一枚は持っておくべき!!」
「これは新作でユニクロでもまだ生産数が少ないので、今押さえておくべき!!」

など上記にあるユニクロのメリット・デメリットをきちんと意識してピックアップしております。是非ご参考に。

 

2018ユニクロマストバイ品その1「企業努力の賜物!!最強コスパのスキニーデニム!!」

ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ 3,990円

【ユニクロオンラインストア】ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ
超伸縮デニムが最高のフィット感を実現。ピタッと細身なのにストレスフリーなはき心地!

 

まずはなんといってもスキニーフィットデニム。

上述の通りですがユニクロは万人に向けてモノを考える必要があります。そこで問題となるのが「シルエット」、当たり前ですがグッと肌にフィットするようなスキニーシルエットはそれだけで買う人をセグメントしちゃいます。女性ならともかくファッションに興味のない男性にとってスキニーは「サイズが合ってない」と認識してしまう可能性が高い。フィット感が強く締め付けのあるスキニーシルエットはやっぱり窮屈に感じるもの。それだけに今までユニクロは「スキニーフィット」という名前でも他ブランドからすると「イマイチ細くない」「ストレートよりちょい細い」程度のシルエットしか提案できていませんでした。

 

ただしジーンズは本来カジュアルなもの。労働着作業着から派生してきたジーンズはスーツで使うスラックスと真逆に位置するラフなアイテムの代名詞。そんなジーンズだからこそルーズなシルエットよりも、キュッと細身な形を使った方が「大人っぽさ」がプラスされ扱いやすいもの。本サイトでなんども説明している「ドレスとカジュアルのバランス」ですね。カジュアルなジーンズだからこそ、大人っぽいシルエットである「細身」にして印象のバランスをとるわけです。ルーズなシルエットで色落ちも強いジーンズはどうしても「やんちゃ」なイメージが強く子供っぽく感じるでしょう?もちろんだからといって「NG」というわけではありませんが、パッと羽織ってサマに見えるのは「細身のスキニーデニム」です。

【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

ところが細くスラリと見せようと思うほど窮屈になるわけで、万人に提案しなければいけないユニクロの思想に反してしまう。だからこそ長年ユニクロのスキニーは「良品だけど、形がいまひとつ」とファッション愛好家からはやや下に見られていました。(それでも値段から考えれば十分過ぎる出来ではありましたが・・・)

 

で。近年ユニクロがリリースしているのがこの「ウルトラストレッチシリーズ」
ゴムのようにビヨンビヨンと伸びるストレッチ素材を使うことで、フィット感は強いけどストレスを与えない「万人向けの細身シルエット」とすることが可能に。昔のユニクロデニムと比べると着心地も細さもまるで違います。昔より極細なのに昔より楽チン。企業努力の賜物ですね。

 

ところで・・・デニムは一般的にビヨンビヨンと伸びるゴムのような素材を選ぶと着心地は向上する代わりに「デニムらしさ」が失われがちです。ゴムのようなストレッチ性とはつまり化学素材の混率が強くなるということ。ナイロンやポリエステルなどの素材感を想像すれば理解できると思いますが・・・そうした化学繊維の多くはツルッとした生地の風合いになりがち。するとデニムらしいボコボコとした凹凸感や硬いガッシリとした男性的な印象がなくなり、ツルッと・・・まるで女性の「レギンス」の様な印象となってしまいます。わかりやすく例えると「江頭2:50さん」になるイメージ。

 

ピチピチツルツルのレギンスのようなスキニーを穿いている男性はやっぱりどこか気持ち悪い・・・。だからこそデニム特有のあのゴツゴツ感が欲しいわけですが、残念ながらデニムのゴツゴツ感を出そうとすると天然繊維の配合が多くなりストレッチ性が失われてしまう・・・。すると当然伸びにくくなり着用時にストレスとなり買わない人が出てきてしまう。

ストレスのない極細シルエットにすると江頭2:50さんみたいな印象になり・・・
男性的で自然な印象にするとストレッチ性がなくなり窮屈で辛い洋服になってしまう。

 

このトレードオフの関係をクリアしたのが「ウルトラストレッチデニム」です。

ストレッチ性はあるものの、江頭的な見え方にならない。男性的でゴツゴツとした「ちゃんとジーンズしてる」印象になるのです。

 

こちらで着用しているのがまさにこの「ウルトラストレッチスキニーフィットジーンズ」。裾を見ればわかる通りキュッと限界近くまで細身になっており、かつ江頭的なテカテカ感はありません。これを3000円ほどの値段で実現したのは本当に凄い。

もちろん不満がゼロというわけじゃないんですが・・・8割方文句ありません。ユニクロのスキニーデニムを見て「うちはもう普通のスキニー作るのやめよう」と思ったブランドも数知れず。色展開も豊富だし、裾上げもオンラインで受けてくれる。これ以上なく便利なアイテム、まさに「マストバイ」です。買ったことのない人は損しているレベルです。アローズ・ビームスあたりの1万円そこそこのスキニーデニムを買うくらいならユニクロで十分。こだわりの強い人ならともかく、一般レベルではこれ以上の出来は必要ないと断言できます。

 
 

2018ユニクロマストバイ品その2「見た目も耐久性もさらには日本人特有のシルエットも解決した最高コスパのスラックス!!」

EZYアンクルパンツ(ウールライク・丈標準65~71cm) 2,990円

 

ボトムスが続きますが・・・こちらはスラックス。
この秋冬ユニクロが猛プッシュしていた「EZYアンクルパンツ」シリーズ。

ちなみにこの商品名「EZY」を疑問に感じたことのある人は多いはず。「イージーでいいじゃん、なんだよEZYって。」「排他的経済水域かよ。」と脳内で突っ込んだことがあるでしょう。これ聞くところによるとどこだったか忘れたけど「イージーアンクルパンツ」って商標が取られているらしいんですよね(日本のブランドじゃなかったかも)。だからユニクロも「イージー」にしたいけどしょうがねえなら「EZY」にしてる….と聞いたことがあります。飲み会の席で聞いたので定かじゃありませんが、確かそんな事情だったはず。

 

名前はさておきこのアンクルパンツ、売れに売れて調子づいたのか様々なバリエーションをリリースしています。無地ものから柄物、コーデュロイからデニムからチノ素材まで展開中。

個人的にイチオシは「ウールライク」素材(コーデュロイもかなり捨てがたいけど・・・!!)。

この「ウールライク」が本当にウールライクでビックリなのです。

 

まず見た目は完全にウールそのもの。スーツなどで使われるいわゆる高級ウールの類に見えます。スーツのあのさらりとした風合いを思い出してください。柔らかくツヤに満ちた風合い・・・パッと見は完全にあの感じ。でも実際にモノを触ってみるとびっくり、ツルッとしたスーツの風合いを想像して触ると驚きます。触り心地はガサガサとしていてまるでチノパンのような印象。「見た目は高級ウールスーツ、触り心地はチノパン」くらいなイメージです。

 

さてこの「ウールライク」素材もユニクロの商品開発の賜物。上述のデニムと似たような「トレードオフ」の関係を打ち破った名素材です。

ウール素材は耐久性が問題となるもの。スーツなどで使う高級ウールはご存知の通りすぐに「テカリ」が出たり「シワ」がついたりとにかくケアが厄介なもの。学生服って皆お尻や膝のあたりがテッカテカのテッカマン(宇宙の騎士的な)になってたでしょう?またスーツって毎日使うと2,3日くらいですぐに膝裏や股間周りに「シワ」がついちゃうでしょ?

 

日本人はとかく誤解しがちですが、一般的に高級素材ほど耐久性は低いものです。

スーツなどで使うウールは糸が細い高級ウールがほとんど。糸が細い分ツヤが強く高級感はありますが、その分細糸なため脆い。圧がかかり毛が寝てしまえばテカリとなるし、また形状維持性が低いためすぐにシワになるもの。だからスーツは良いものほど定期的なクリーニングが必要です。「高級品だから長持ちするわ〜」なんておばちゃんはよく言いますが、あれはほとんどが幻想

シルク・ウール・細糸の高級コットン(スーピマとか)など値が張る素材ほど基本的には脆いです。それよりも格安のチノ素材だのデニム素材だのの方がはるかに強い。アローズで買った3万のスラックスより、5000円で買えるディッキーズのチノパンの方がずっと強いですよ。スラックスはクリーニングに出さずに毎日ヘビーユースしたら3か月でボロボロ、ディッキーズのチノパンは24時間着用し続けても3年くらいは持つでしょ。高級品は贅沢品なんですよ。

 

ここで問題となるのが冒頭説明したユニクロの設計思想。
ユニクロ的にはおしゃれで高級感を与えてくれる「ウール」のような風合いを実現させたいけれど、するとクリーニングが必要な脆いアイテムとなってしまい万人受けという意味から外れてしまう。そこで開発したのが化学繊維だけどウールに見える「ウールライク」というわけ。

ウールのような見た目なのに、シワになりにくくテカリも出ない。トレードオフを見事に解決した「ウールライク」はちょっとスゴい素材です。

 

もちろんシルエットもバッチリ。
日本人の体型に合わせてシルエットはかなり綺麗&ストレスのない着用感を実現しています。

日本人と欧米人は「脚の長さ」だけでなく「脚の細さ」も実は違います。見比べれば理解しやすいのですが実は日本人は脚が短いだけでなく太いんです。
外人はあの大きな巨体に目がいきがちですが、実は脚はシュッと細い。これは骨盤の位置に原因があるという説があります。日本人は前傾姿勢の「猫背」になりやすい骨盤の位置であり、腰で体を支えきれないため脚が太く発達しているらしい。無論私は専門家ではないので詳しくは整形外科の先生にでも聞きましょう。

ともあれ脚の太さは日本人の悩むところ。細身のスラックスを作っても「そもそも脚が太いからスマートに見えない」なんてことも。そこでユニクロのアンクルパンツの形は腰回りやモモ周りはゆったりさせていながらも、裾に向けてグッと細身に仕上げた極端なテーパード(先にむかってだんだん細くなること)シルエット。こうすることで着心地は楽チンだけど、見た目的にはスラリと細身に感じさせることができているのです。

 

無論冒頭の通り、モノが普及してしまうと「差別化」はしにくいですが・・・ユニクロの「EZYアンクルパンツ」はまだまだ近年出始めたばかり。特に今回のウールライク素材は今年からの新しいもの。フリースやウルトラライトダウンなど10年単位で販売しているアイテムと異なりまだ新参者です。それにデザインが必要ない「パンツ」というベースアイテムでもありますから、ここはそこまで問題ないでしょう。「マストバイ」として認定いたします。

 

続きは後日・・・!!さらに深い情報はメルマガにて!!

 

さてさて続々とマストバイ品を紹介したいところですが、続きは後日。あまりにも長くなってしまったので笑。

なお今週配信のメールマガジンでは2018年今年最後の「ファストファッションマストバイ」を配信しています。ユニクロで今買うべきアウター類をレクチャー。さらに着こなしも徹底的に解説。どうすればおしゃれになるか論理的に解剖します!!
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