流行解説

ファッション考察:2017年春夏トレンド「ギークスタイル」とは何か?

 

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クリスマスが終わりいよいよ今年も終わり・・・
服好きな人たちがこの時期に気になることといえば「来年のトレンドは何か?」ということ。

今回はファッションアディクトのために

2017年春夏のトレンドを少し紹介しましょう。

 

 

2017年トレンドは「ギークスタイル」

 

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Photo by https://s3-ap-northeast-1.amazonaws.com/curet-storage-product/e588fd97-0b91-489e-894e-d81b58fd3e76.jpg

 

2017年春夏のトレンドキーワードは「ギークスタイル」
いわゆる「オタク」とほぼ同義の言葉ですね。
ネット上で知識の深い人やハッカーなどを「ギーク」と呼んだりしますがあの「ギーク」です。

 

2015年頃からトレンドキーワードとして挙がってきた「ノームコア」。
「究極のノーマル」といった意味のトレンドであり、ポケット付きのTシャツや色落ちのデニムやコンバースなど
何気なく普段着をいかにおしゃれに着こなすかがポイントとなりました。
「普通の服をいかにおしゃれに」という観点から、ユニクロや無印良品などのスタンダード服を中心としたファストファッションを市場にさらに広めるきっかけともなりました。同じファストファッションでもデザイン性の高いZARAやH&Mなどよりもユニクロの方が強いトレンドでしたね。

 

そこから2016年頃「アスレジャー」というトレンドが入り始めます。NYからスタートしたこのトレンドはNYらしく「トレーニングウェアを日常着に使う」というものです。
ノームコアのさらに進化系とも言える「アスレジャー」。普段着は普段着でもさらに「気が抜けた」「無駄のない」スポーツウェアを使うトレンドとなりました。

 

覚えておいてほしいことが一つ。

トレンドは「崩し方の流行」であることが多いです。

 

ファッションは「ドレスとカジュアルのバランス」でおしゃれが成り立つことはこのKnowerMagで何度も語った通りです。
「初耳だ」という人は是非下記記事を読んでください。時間は取らせません。一読しただけで今まで感覚的だったおしゃれの概念・大原則が理解できるでしょう。

 

※参考記事
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

カジュアルは多ベクトル

 

トレンドとはこの崩し方、つまり「ドレスとカジュアル」における「カジュアル」部分を担うところが大きいです。
というのも「ドレス」はいわばスーツです。ジャケットやスラックスや上下黒やレザーうやウールを使う「スーツスタイル」がドレスです。「ドレス」のベクトルは「スーツ」という一方向しか存在しません。

しかし「カジュアル」のベクトルは多方向に存在します。

 

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カジュアルは多様な方向性があります。
労働用に作れらたカバーオールやデニムなど「ワークウェア」もカジュアルの1ベクトルです。
軍事用に作られたミリタリーブルゾンやカーゴパンツなど「ミリタリーウェア」もカジュアルの1ベクトルです。
競技用に作られたスニーカーやジャージなど「スポーツウェア」もカジュアルの1ベクトルです。

「ドレスとカジュアルのバランス」と極めて単純化して語っていますが細分化してみると実はドレスは1ベクトル、カジュアルはこうした多様なベクトルが存在するものであり、あらゆる「カジュアル化」の可能性を内包しているのです。

 

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そしてトレンドはこの方向性を決める「波」なのです。

今年は「ワーク風に崩す」、今年は「ミリタリー風に崩す」などのベクトルを定める波が「トレンド」です。
もちろんそこまでシンプルではなく、「ワークが3割・ミリタリーが2割・・・・」など複雑に絡み合ったものがトレンドとして形成されますが。

 

トレンドには常にこの大原則である「ドレスとカジュアルのバランス」が生きています。
「ドレスとカジュアルのバランス」は私の言葉ですが、トップデザイナー達はそれを「崩し方」「抜け感」などと「カジュアル面」のみをフィーチャーした言葉で表現します。何故カジュアル方面だけに向けた「崩し方」「抜け感」という言葉になるか、

それは上の通り「カジュアル方面が多ベクトルであるがため」です。

 

言語は素直です。考えや志向を素直に反映します。
日本語や中国語は味を表現する単語が非常に多いですが、英語に味を表す単語は70個ほどしかありません。
日本食や中華料理は実に繊細で複雑な味付けを行なっており、表現が多岐にわたるからそれに見合うだけの単語が必要なのです。しかしイギリスは「メシがまずい」と揶揄される通り。味を表す単語はさほど必要ないのです。

 

何故多くのデザイナーやファッション雑誌が「崩し方」「抜け感」などといった、
「ドレスとカジュアルのバランス」における「カジュアル化」の方に対する言葉ばかり使うのか。
それはカジュアル化の方が多ベクトルで複雑だからこそ「崩し”方”」という表現が必要なのです。

なにせ「ドレス」には「整え”方”」はありません。整える方法は1ベクトルであり「整える”方法”」は極めて簡単だからです。

 

 

そしてこの「トレンド」「流行」という言葉。
言葉の印象からすると極めて感覚的でつかみにくく「一部のファッションアディクトたちだけに共有するセンス、感覚」の様に感じるかもしれませんが、決してそうとは限りません。つかみにくいものではなく明確に分かり論理的に説明がつくものです。何故なら「トレンドは波」だからです。

 

波は風などがあって初めて波となって起こります。
波には原因と理由があり、そこには説明できる論理性が存在します。

 

トレンドも同じです。
ノームコアからアスレジャーからどのような「波」が生まれるかを考えるとおのずと来年のトレンドも見えてきます。

 
 

トレンドは「隣の人と少し違う」状態の積み重ねで形成される

 

そしてそれが2017年春夏では「ギーク」です。

普通の格好がトレンドとなったノームコア、アスレジャー。ファッションは「他人と違う」という状態を好みます。原宿ファッションの様な「でたらめな違い」ではもちろんなく、「隣の人と少し違う」という少しずつベクトルをずらした差別化を好みます。何故ならおしゃれとは「他人と違う状態」こそがおしゃれであり、また「他人に理解される範疇の着こなし」でなければ客観性が担保できないから。「隣の人少し違う」これがおしゃれを端的に表す表現です。

 

ノームコア、アスレジャーに飽きた人はどのように「隣の人と少し違う」を積み重ねて、来年はどんなトレンドを形成するに至ったか。それは「少し奇異な服装」であるギークスタイルに落ち着きました。

 

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Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/26706/discoverd_2017ss_036.jpg

 

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Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/27123/ittybitty_2017ss_020.jpg

 

まるで海外のオタク達の様に少し奇異な着こなし。
やけに大きいサイズの服を着たり、やけに袖がたるんだものを着たり。
モノトーンではない少し変な・・・特徴的な色合いのものを着ていたり。

 

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Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/27123/ittybitty_2017ss_019.jpg

 

ハイソックスをあえて見せたり、だらしないシャツの入れ方をしていたり。

 

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Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/24547/undercover_2017ss_mes_028.jpg

 

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Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/25940/AURALEE_17ss_men_013.jpg

 

妙な重ね着をしてみたり。

 

こういった「普通と少し違う」「ちょっと癖のある」「ダサかっこいい」などがギークスタイルです。
ミリタリーやワークなどが複雑におり合わさったトレンドのベクトルではありますが、2017年度のテーマは間違いなくこの「ギーク」に集約されるでしょう。

 
 

さて次回はこのトレンドスタイル「ギーク」をさらに細分化して要素として捉えていきます。

いったい2017年のトレンドでは「どんな色が」「どんなアイテムが」「どんな素材が」トレンドなのか。

そのあたりを具体化していきます。

 

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