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今回はGUのおすすめ商品をコーディネートと一緒にご紹介!
コーディネート写真を見ると「これ上下5,000円なの?!」と思えるくらいのコーディネートができる今のGUのすごさをお伝えしていきます。
ユニクロとは違う「GU」のビジネスモデル
ご存知の方も多いでしょうがGUはリブランディングを何度も重ねており、一番初めは小文字のロゴでした。
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その頃はファッションに一番興味のあるティーン層に受けられるようH&Mのような格安量販店的な打ち出し方をしていた。
そこで多くの人はguを「ユニクロの廉価版で安かろう悪かろうなんだな」という認識で捉えることになります。
guはその後このブランディングをどう変えていくかで非常に苦しめられることになるわけですが・・・
Photo by https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/e9/GU_logo.svg/1200px-GU_logo.svg.png
その後ロゴを大文字の「GU」に変え、値段は変えずにクオリティを上げて30~40代もリーチできるよう間口を広げるブランディングが近年うまくいっているようです。
とはいえもちろん品質はビジネスモデル的にどうしてもユニクロの方が高くなる。
でも値段はユニクロより1ランク安く、生産個数はユニクロと比べて多くない。
ユニクロが少ない型で大量に作るのに対しGUはたくさんの型を少量作るというビジネスモデル。
例えばユニクロなら1型で1億点くらい作るアイテムもありますが・・・そうなると数をさばくために老若男女問わず世界中の誰もが着たいと思えるスタンダードなモノづくりになる。
しかしGUの場合は1型で1,000~2,000点しか作らないものもあるため、1型を大量に売る必要はない。
ユニクロほど大量に売らなくていいからデザイン性のあるおしゃれなものが作れるわけです。
商品のクオリティは生産個数である程度決まるもの。
生産個数が増えれば増えるほど単価を安くできるから、ユニクロは1型をたくさん作ることで値段の割りに良質なモノづくりができるわけ。
対してGUはユニクロほど数を作らないからクオリティは劣るけれど、数を作らないからこそデザイン性が高いものを作れるのです。
本当にGU?!まるでデザイナーズブランドの着こなし
GU
シャツコート(長袖)NT+E 2,990円
ストレートスリットジーンズNT+E 2,990円
そんなデザイン性のあるGUのアイテムを使ったのがこのコーディネート。
先日GUに行って最初に目に付いたのがこのシャツコート。
前立てのデザインやスナップボタン、セミロングの着丈、色味などを見る限り完全にジルサンダーやOAMCなど今一番イケてるブランドを意識して作っていると思います。
もちろんデザインやパーツが似ているだけで素材はレベルが違うけれど、パッと見だけならストリート感があるけれど大人っぽいというハイブリッド感がうまく再現されていると思います。
使い勝手も抜群。合繊でシワにもなりにくいし雑に扱っても問題ない素材感。
もし前立てがシャツボタンだと普通のロングシャツになるけれど、メタルパーツのスナップボタンを使っていてセミロング丈でサイドポケットが付いていためアウター感が出る。
このようにパーツ類やディティールでアウター感を出しているけれど、アウターほどカッチリとした印象がないのでインナーとしても使える寿命の長いアイテムです。
当然ジルサンダーやOAMCと比べたら素材感は劣るけれど、それでもストンと綺麗な落ち感のある風合いでゴワゴワ感があまりない。
この手のアウターはミリタリー系のがっしり硬めな素材を使うことが多いけれど、そうなるとゴワゴワしてシルエットが綺麗に感じられない。
かといってポリエステルなどの合繊だとスポーティーすぎて安っぽい印象が出てしまう。
ただこのアイテムはスポーティなポリエステル素材を使っているけれどペラペラ感がなく、マットな風合いで割と高級感があります。
これ本当に全色コンプリートしようかと思ったくらい良いアイテム。
中でも黒でもネイビーでもないいかにもOAMCやジルサンダーを意識しているカラーリングがすごく気に入って67BLUEを買いました。
今回はこのシャツコートにパンツは細身にしてブーツとレザーバッグを合わせて大人っぽい印象でまとめました。
あとはこの落ち感のある素材ならあまり子どもっぽくはならないので、ワイドパンツやパーカーを合わせてもう少しストリート感を出しても良いですね。
春はあまりにもドレスライクな着こなしになると浮いてしまいます。
秋冬はコートやブーツなどドレスなアイテムや暗めの色が多くなるので全体的に大人っぽくドレスライクな印象が強くなる。
でも春夏はスニーカーや襟のないもの、ペールトーンなどちょっと軽くてカジュアルな印象のアイテムが増える。
皆がカジュアルな中で自分だけ秋冬と同じ感覚でドレスな着こなしをすると浮いてしまうので、春夏はあまりキメすぎないことを意識してみてください。
ただデニムにTシャツ、パーカー、スニーカーとカジュアルすぎると子どもっぽくなるので、レザーバッグや革靴、モノトーンでまとめるなどどこかでバランスを取り大人っぽくしましょう。
このパンツもGUとは思えないくらい攻めたアイテム。
真ん中で切り替えて加工感を変えているわけですね。
両サイドに濃いブラック、真ん中に薄めのブラックを重ねるような印象。
裾はフレアでスリットが入っているまさにトレンドど真ん中なリペアデニムです。
個人的にはスニーカーよりブーツで合わせた方が綺麗にキマると思います。
裾の始末やシルエットがスラックスのような印象なのでデニムっぽさがそれほど強くない。
ブーツや革靴を合わせれば大人っぽい印象になるので、トップスにシャツコートやTシャツなどカジュアルなアイテムをもってきてもバランスが崩れずおすすめです。
シャツコートは腰の位置やおしりの大きさを隠してくれるセミロング丈でパンツは脚の形を拾わず脚長に見えるから、この着こなしをするとスタイルがすごく良く見えます。
普段ユニクロで提案しているスタンダードな着こなしとは違って若干攻めたスタイルですが、トレンドライクな着こなしを手軽に試してみたい方は是非挑戦してみてください。
シンプルな着こなしは〇〇で春っぽく!
GU
ダブルフェイスビッグプルオーバー(長袖)B 1,690円
デニムシェフパンツ(セットアップ可能) 1,690円
GUが推しているシェフパンツの白にスニーカーとスウェットを合わせたかなりカジュアルな着こなし。
先程も言った通り春はカジュアル目に合わせるのが基本だと思いますが、やりすぎると子どもっぽくなるのが困りどころ。
「春はどうしても子どもっぽくなるな」と悩む方のために、大人っぽく見せる着こなしのポイントを解説します。
カジュアルアイテムで大人っぽく見せるポイントまず1つは素材感。
このスウェットはかなり風合いが綺麗でツヤのある、いわゆるポンチ素材を使っています。
シワにならず膨らみとってツヤがあり何度洗っても風合いが変わらないのがポイント。
ただこうしたスウェットはいまいちサマになりづらい。
サマになりづらいのは素材を見落としているから。
裏毛のいわゆる普通のスウェット素材でこの着こなしをしても、モコモコしてシワが入りやすいためカジュアルで子どもっぽい印象が強くなってしまう。
もちろん通常の裏毛のスウェットには特有の味があるけれど、初心者がスウェット、デニム、スニーカーと全てカジュアルなアイテムでも野暮ったくならないよう大人っぽく見せたいなら素材で担保するしかないんです。
同じスウェットでもこのアイテムのようにツルっとしたツヤ感がある素材を選ぶことで印象はガラッと変わる。
この着こなしは裏毛ではなくポンチ素材のスウェットを選ぶからこそ大人っぽくなるのです。
カジュアルアイテムで大人っぽく見せるポイントの2つ目はパンツのシルエットに気をつけること。
シェフパンツに関しては格段に良いとは思っていませんが、ちょうど良いジャストレングスで裾にクッションが入りにくいのはポイント。
パンツの裾が靴にあたってクシャっとシワが溜まるのは子どもっぽく見せてしまう原因の1つ。
シワはルーズな印象を与えます。
スーツを思い出してみてください。
シワが出ないようわざわざオーダーしてまでサイズを合わせて作るでしょう。
シワがないとドレスライクで大人っぽい印象に、シワが出るとカジュアルで子どもっぽい印象になるんです。
で、GUのシェフパンツはジャストレングスで裾を直さなくてもそれほどシワが出ない。
写真で見ても分かる通り私は脚が短い方ですが、裾を治さなくてもそれほどクッションは出ないんですね。
だから裾直しせずパッと穿いても綺麗に見えるのがこのパンツ。
デニムだけどどこかスラックスのような雰囲気なのがシェフパンツのポイントだと思います。
だからこういうスウェットのプルオーバーとデニム、スニーカーという着こなしでなるべく大人っぽくなるべくおしゃれに見せたいなら裾にクッションが出ないよう意識してみてください。
カジュアルアイテムで大人っぽく見せるポイント3つ目はモノトーンにする。
モノトーンにするとカジュアルなスウェットやデニム、スニーカーで合わせても大人っぽくできます。
ただモノトーンにすると冬っぽい印象になってしまう。
モノトーンで春夏っぽく軽い印象を出すには明るい色をパンツにもってきましょう。
この着こなしでも黒を使っているけれどそんなに冬っぽくないでしょう。
なぜかというと色と重力の関係性を利用しているから。
人間の脳は重いものが下に、軽いものが上にくるという感覚がある。
そして色にも重力があり
「暗い色は重く」
「明るい色は軽く」
感じるようにできており、この法則に基づいたカラー配置にすると安定した着こなしが完成するんです。
白スニーカーって結構カジュアルになるでしょう。
なぜかというと本来重い色があるべき一番下の部分に明るい色があるから。
だから意外と白スニーカーは難しい。
この重力の問題を逆手にとるのが春夏のコーディネートのポイント。
こちらのコーディネートは本来黒が下にあるべきだけれどあえて白を下にもってきている。
重力とは逆の色配置になっているから違和感が出て明るい白がより目立ち、春夏らしい印象が強まるんです。
なおかつモノトーンにすると子ともっぽくならないのでスウェット、デニム、スニーカーというカジュアルな組み合わせでも春夏らしくかつドレスライクな印象が出せます。
今からおさえておきたい注目アイテムはこう着こなす
GU
ジャンプスーツNT+E 3,990円
こちらジャンプスーツいわゆる「ツナギ」ですね。
ツルッとしたスーツライクな素材を使っており、いかにも「ツナギを着ています!」という印象にはならない。
上下揃いのセットアップのように見えるしシルエットも割と細身でスタイリッシュに見える。
作業着感が出にくいのでおすすめではありますが・・・そうはいってもツナギはツナギ。
だからガタイのいい人が着ると本当に作業員ぽくなるので、この着こなしは華奢な人におすすめ。
正直言ってすごくがっちりしている人には向かないコーディネートです。
スーツライクな素材感、やや細身で黒系なのでブーツや革靴よりも黒系のややおとなしめなスニーカーの方がバランスは取れるかと思います。インナーもシャツで全然問題ないですね。
ただし色を使うとかなりカジュアルに寄ってしまうのでモノトーンで揃えてみてください。
ツナギは一番上までファスナーを上げると本当に作業着に見えてしまうので、少し開けてインナーをチラッと見せて「オシャレに着てますよ」とアピールするのがポイントですね。
あとは小物。
何もなしに着るとただの作業員になるので、例えばサングラスや縁のあるメガネ、チョーカーなど何かしらの小物をつけておしゃれ着であることをアピールしましょう。
結構ハードルが高いアイテムですが、今ツナギはデザイナーズブランドでもちらちらと見かけるアイテム。
トレンドとまでは言わないけれど今から押さえておくのはすごく良いと思います。
個人的には上を脱いで袖を縛って着るのもおすすめ。是非試してみてください。
ということでGUのおすすめアイテムをコーディネートつきで解説しました。
是非チェックしてみてください。
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試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
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