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今回はユニクロ×KAWSのコラボについてご紹介。
即日完売になるかと思いきや・・・生産量がかなり多いようで現在もまだ購入可能です。
ここではユニクロ×KAWSコラボアイテム全4型と着こなしについてご紹介します。
世界を魅了する「KAWS」ココがすごい!
KAWSとはブルックリンを拠点として活躍するアーティスト。
ディオールやナイキとコラボを始め様々な活動で世界中の注目を集めています。
特に中国で絶大な人気を誇り、大きなニュースとなったのも記憶に新しいところ。
そんなKAWSとユニクロとのコラボレーションが実現しました。
正直買えると思っていませんでしたが・・・グラフィックTシャツが3型とトートバッグ1型全てゲットできたので1つずつご紹介します。
その前にまず、KAWSはなぜこれだけ人気があるのかについて。
ディオールやナイキなど様々な有名ブランドとコラボ品や、メディコムトイとコラボしたフィギュアが人気すぎて超高騰したりと世界中を巻き込んで大人気なKAWS。
彼は元々ディズニー関連の会社でセル画を描いていました。
だからこそどこかで見たことのあるような目が×印になっているキャラクターが特徴的。
Photo by https://www.fullress.com/wp-content/uploads/2021/06/20210629-p1.jpg
彼が描くグラフィックアートのすごいところは彫刻やフィギュア、Tシャツ、家具など様々なプロダクトに展開できるところ。
一般的にアートは絵画なら絵画、彫刻なら彫刻、と1つの領域に留まることが多い。
しかしKAWSのアートは様々な形に変わる汎用性の高さによっても評価されていると思います。
もちろんアートとしての完成度の高さやかわいい中でもどこか毒々しさのあるキャラクターの面白さも人気の要因の1つ。
ただ色々とある要因の中でも「様々なプロダクトに変換しやすいアート」というてんがKAWSがここまで大きな人気を誇る最大の理由だと思います。
そしてKAWSのグラフィックがここまでファッション業界で支持されている理由としては
個人的には「脱ノームコア」の潮流とぴったりマッチしているからだと推測しています。
ひと昔前だとキャラもののプリントアイテムは「ダサい」というイメージが強かった。
しかし最近ではキャラものでもファッションアイテムとして取り入れておしゃれに着こなしている人も増えている。
実際に青山や代官山、中目黒などを歩いておしゃれな男性を見ると、意外とキャラクターもののグラフィックTシャツを着用している人も多い。
Photo by https://cdn.wimg.jp/item/39600343/026b4cf7ce9be/20190519024550652_500.jpg
日本のアパレルブランドであるアンダーカバーも少女アニメのクリィミーマミとコラボしたように
80〜90年代のアニメやポップなデザインのキャラクターをTシャツにあえて入れ込む手法が最近は増えている。
そうしたグラフィックTシャツはクセこそ強いもののシンプルなスタイリングに入れ込むと都会的に見えるわけ。
というわけでこれまで小物を使わず極力シンプルでスタンダードな着こなしをおしゃれとする「ノームコア」の流れがあった。
そして時間が経つにつれてノームコアが世界中に広く行き渡り、ユニクロなどの量販店でも良質な無地のデザインが簡単に買えるようになった。
その結果誰もがシンプルな着こなしになり、それだけではおしゃれになりにくくなってしまった。
そのため「デザイン性のあるものを1点でもいいから足していこう」というのが昨今のファッショントレンドとなっている。
だからグッチやバレンシアが、バーバリーなどのハイブランドからストリートブランドまでどこもTシャツにロゴやグラフィックを入れてデザイン性を高めているわけ。
その流れが4〜5年前から始まり、最近ではキャラクターグラフィックやスパンコールを使う、刺繍を入れるなどデザインをどんどん強くすることで装飾性を高めている。
そうしてデザイン性を高めこれまでの「ノームコア」トレンドと決別しようという動きがここ1〜2年のファッショントレンドの大きな流れ。
KAWSの人気はまさにこうした装飾性の流れを象徴したもの。
ファッションアイコンとしてKAWSがここまで世界的に受け入れられたのは
「無地だとつまらないなあ」と思い始めた人たちが少しずつ増えてきている証でもあるでしょう。
例えば仕立ての良いジャケットやセットアップの中にKAWSのTシャツを入れるだけで、コミカルで都会的な印象になる。
もちろん全身キャラクターものにするなどやりすぎはよくないけれど、1点プラスするくらいなら全く問題ありません。
ユニクロ×KAWSコラボアイテム全4型レビュー
UNIQLO×KAWS
カウズ UT グラフィックTシャツ(半袖・レギュラーフィット) 1,500円
ここからはユニクロ×KAWSのコラボアイテムを1つずつ紹介していきます。
KAWSのグラフィックは実際に着てみるとわかりますが意外と使いやすい。
ディズニーやアニメなどのキャラクターはテレビ映えするように色をたくさん使っていることが多い。
しかしKAWSの目が×印のキャラクター「コンパニオン」はダークな色合いが多い。
ダークな色合いだとファッションアイテムに落とし込んだときに派手になりすぎない
という大きなメリットがあります。
他のキャラクターだと色数が多く、Tシャツに落とし込んだときに派手で子どもっぽい印象になってしまう。
しかしKAWSの場合は色味がくすみ感のあるダークな色合いが多いので、キャラクターものでもそこまで派手に見えないのが特徴です。
ノームコア全盛期では「キャラクターもののアイテムは難しい」とお伝えしていましたが、最近は装飾性のあるアイテムがトレンドになってきた。
なのでキャラクターものも1点なら全く問題なく着られる、とお伝えしています。
特にKAWSのグラフィックは色味が抑えてあってファッションアイテムとして比較的使いやすい。
なのでキャラものやプリントものに抵抗がある方も比較的チャレンジしやすいアイテムです。
素材に関しては相変わらず良質ですね。
兄弟会社のGUだと縫製が甘いことや生地が心許ないことも多いけれど・・・
さすがユニクロなだけあって適度なツヤと厚みがあり縫製もかなり綺麗でTシャツとしての完成度が非常に高い。
コットン100%なので1度洗うと若干のシワ残りはあるけれど、それでも着用に支障はないし良いTシャツですね。
サイズは175cm66kgでXXLを着用。
普段ユニクロではMかLサイズを選ぶので2〜3サイズアップしてゆったりめに着用しています。
4XLでストリートライクに着る方も多いかもしれませんが
キャラクターものなのであまり大きくしすぎない方が着こなしやすいかと。
もちろん人それぞれ着こなし方があるけれど
ただキャラクターの主張が大きいアイテムで子どもっぽさがあるから、サイズを極端に大きくすると夏休みの小学生みたいな印象になってしまう。
なのでサイズアップは程々に。
ただユニクロのTシャツはジャストサイズだと今のトレンド的に小さめなので、2サイズほどアップして着るのがちょうど良くおすすめ。
安いプリントアイテムだと、プリントした部分に妙なハリが生まれて生地と馴染まないことも多い。
ただこれは割とやわらかめに仕上げてあって、生地にもしっかり浸透したプリントなので「プリントだけが妙に浮く」ということもない。
よく「好きなデザインをアイロンプリントでTシャツにできるサービス」ってあるでしょう。
そういう加工の場合、プリント部分だけ硬くテカテカして安っぽく見えることも多い。
もちろんプリント部が硬いことが100%悪いわけではないけれど・・・
プリント部が硬いとボディのシルエットが崩れるともあるので、なるべく生地になじむよう柔らかい方がシルエットは綺麗に見えます。
このKAWSコラボのTシャツはプリント部が柔らかく仕上がっていてシルエットも美しく保たれています。
着こなしとしては白のKAWSのTシャツにベストを重ねてプリント部を少し隠してみました。
こうした上下黒でサングラスをかけたモードな着こなしだとキメすぎな印象になりがち。
そこにキャラクターもののTシャツを入れることで程よく柔らかいイメージを混ぜてバランスを取りました。
ハードな印象の着こなしにキャラクターTシャツを入れてイメージを緩和させるのがおすすめ。
キャラクターものにTシャツとショートパンツを合わせるととてつもなく子どもっぽくなってしまう。
かといってジャケットにスラックス、黒のオープンカラーシャツといったアイテムを合わせるとキメすぎで嫌味っぽい印象になってしまう。
なのでかわいいキャラクターものとダークなアイテムをちょうど良く混ぜることで都会的なバランスが取れた着こなしが楽しめます。
キャラものなのに使いやすい!
UNIQLO×KAWS
カウズ UT グラフィックTシャツ(半袖・レギュラーフィット) 1,500円
続いてこちら。
先程のTシャツと違うのはキャラクターのデザインと色くらいで、素材やプリントのノリは一緒ですね。
こちらもXXLを購入しました。
KAWSのキャラクターデザインは比較的シンプルなので、どんな着こなしにも当てはめられますね。
これはあえてタックインして合わせてみました。
メンズなら上下黒の着こなしが好きな方も多いでしょう。
ただ夏場に上下黒だと暑苦しく見える。
そんなときにこのKAWSのTシャツが活躍します。
黒が褪せたようなチャコールグレー、かつキャラクターが程良く効いたデザイン。
そのためボトムスに黒のスラックスを合わせても、暑苦しさが緩和されて夏場でも着用しやすいのがメリットです。
タックインするとよりスマートな印象になるので是非試してみてください。
UNIQLO×KAWS
カウズ UT グラフィックTシャツ(半袖・レギュラーフィット) 1,500円
「KAWS TOKYO FIRST」と描かれたフォントデザインのTシャツ。
このデザインだとKAWSは関係ないような気もしますが・・・
ただバランスの良いデザインではありますね。
シックなフォントデザインで文字のサイズも小さすぎず程良くアクセントを加えてくれます。
非常に使いやすいアイテムなので是非試してみてください。
男性にも◎大型トートバッグ
UNIQLO×KAWS
カウズ キャンバス トートバッグ 1,990円
トートバッグは程よい大きさですね。
1泊2日の旅行なら対応できるくらい割と大きめなサイズ感。
ユニクロのトートバッグはおそらく女性の顧客に合わせて作っているのでサイズがそこまで大きくない。
男性に向けてトートバッグを作っても売れないことが多い。
ただこのトートバッグに関しては若干メンズ寄りの大きさになっているようです。
普段から「ユニクロのトートバッグ小さいな」と思っていた人には狙い目な商品ですね。
デザイン性は強いけれど、冬にはこうしたグラフィックのトートバッグを仕立ての綺麗なチェスターコートと合わせると外国人風な着こなしになってかっこいいので是非試してみてください。
素材に関しては厚手のキャンバス地。
頑丈な素材なので耐久性は全く問題ありません。
ストラップもしっかりしていて重厚感がある。
細幅なのでワークな印象も強くなく様々な着こなしに合わせやすいのが特徴です。
トートバッグのストラップは太いと一気に田舎くさくなってしまうので・・・
細幅にしてあるのはさすがですね。
ジップではなくスナップボタンで開閉するタイプ。
中身は若干見えやすいけれど開閉は楽ですね。
ジップの方が中が見えないし使い勝手もいいかもしれないけれど、ジップにするとどうしてもコストが高くなる。
ユニクロの方から実際に話を聞いたことがあるのですが、ユニクロの小物の値段の限界は1,000円台。
2,000円を超えるとユニクロの小物としては高級品になってしまい売れなくなってしまうそう。
定価100〜1,000円台でおさめることを考えるとジップにはできなかったのかな、という作り手側の事情を察することができます。
中には小さなポケットがついていてフォントプリントも施してあって割と細やかな作り。
内側は縫い合わせの上からパイピングが施してあり、ほつれにくいよう工夫もされています。
こうした耐久性を意識した作りはさすがユニクロですね。
1,990円にしてはかなりクオリティが高くなかなかの良品だと思います。
ということで今回はユニクロ×KAWSコラボアイテムをご紹介しました。
是非参考にしてみてください。
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
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