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いよいよ明日はJWアンダーソンコラボの発売日!!
Photo by http://www.uniqlo.com/jwanderson/17fw_common/images/ogp/ogp-01.png
明日はユニクロ・JWアンダーソンコラボウェアの発売日。
ブランド「LOEWE(ロエベ)」を現在の地位まで押し上げた立役者である英国の奇才「JWアンダーソン」。
洋服好きならば「そういえば”LOEWE”って字面いろんなところで見かける気がするなあ」と
なんとなく認識できていると思います。
雑誌などでも打ち出しを度々見かけるようになりました。あのブランドのデザイナーが「JWアンダーソン」です。
今年の秋冬のユニクロのコラボレーションは大きく3つ。
・近年やや人気失速気味なものの毎度一定の評価を得ている
クリストフルメールとのコラボライン「ユニクロU」(来月頭発売)
・過去レディースで絶大な支持を受けているイネス・ド・ラ・フレサンジュとのコラボ
待望のメンズライン(既に発売済み)
・そして明日発売、革新的なデザインが特徴の
「JWアンダーソン」コラボ
正直3つ並んで見ると注目度人気度は「JWアンダーソン」が一番低い様にも思えます。
ルメールほど大御所ではないものの、今波にのっているJWアンダーソン。もっともっと注目されて良い気がしますが・・・「ユニクロとのコラボ」にしては少しデザインのクセが強すぎなのかもしれません。
過去ユニクロで人気を博したコラボといえば思いつくのは「ジルサンダー」に「クリストフルメール」の2つ。ジルサンダーはモード寄りのミニマルデザインであり、ルメールはカジュアル寄りのミニマルデザイン。いずれも「シンプルで長く使える」というユニクロの「LifeWear」という考えに合致していた様に思えます。
Photo by https://www.fashion-press.net/img/news/26037/JWAnderson_SS17_001.jpg
しかし「JWアンダーソン」はどちらかというとアバンギャルドな革新的なアプローチを好むデザイナー。いざフタを開けてみるとユニクロとの不一致感がちょっと気になる。ユニクロが持つベーシックなアプローチにJWアンダーソンのデザインを落とし込んだ時に「ちぐはぐ感」が出るのかどうか・・・。
実は今回展示会などでも見かける機会が少なく、私も「ヒント」程度の情報しか持っていません。
明日の発売日まではまだピンとこないのですが・・・
私が持つわずかな事前情報と、公式サイトの画像スペック情報を織り交ぜた「マストバイ&ワーストバイ予想」を書いておきます。
ツイードコートは(たぶん)マストバイになる??鍵はボタンの素材!!
Photo by http://www.uniqlo.com/jwanderson/17fw_common/images/items/detail/main/item_08_403202_08.jpg
JWA PJツイードコート+E 14,900円
結構期待できそうなのがこのツイードコート。
JWアンダーソンにしてはおとなしいデザインですが、ツイード素材を選ぶあたり英国デザイナーらしい。
Photo by https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/f/f1/Harris_tweed.jpg
シンプルなステンカラーデザインですが、素材に表情あるツイードを使ったところがポイント。
ツイード素材は表面に風合いや表情があり、通常のウール素材のツルッとしたものよりも印象的。
シンプルなコートはどうしても「地味」な印象も付いてまわるものですが、こちらはツイード特有の風合いで一枚でオシャレに見せてくれそう。
ただ問題はボタンの露出。
ユニクロは基本ボタンにプラスチック素材を使います。今回のデザインは「比翼仕立て」といった「ボタンが隠れるデザイン」ではありません。
Photo by https://rakuma.r10s.jp/d/strg/ctrl/25/dcd5e9152371ffcd6418ba8cfe4a8901db2184f5.72.1.25.2.jpg
通常ステンカラーコートなどは比翼仕立てが一般的。
ボタンが隠れてよりシンプルな表情になるものですが、これには実は「安っぽいボタンを隠してくれる」メリットもあるわけです。
もしユニクロが「水牛」などの天然高級素材のボタンを使っているなら(画像を見る限り天然っぽい)問題ないのですが、もし比翼じゃないボタンが目立つデザインで「プラスチックボタン」だとすると安っぽい印象がちょっと心配・・・。
「たかがボタンで何言ってんだ?」と思うかもしれませんが、洋服作りを一度でもしたことがある人ならば誰もが100%理解できること。
「ボタン一つ」で洋服の印象は大きく変わります。
それがこういったシンプルデザインのコートならば尚更です。
メンズウェアは装飾が少ない服が多く、特にこうしたコートは一切のデザインがありません。
そんな中唯一凹凸があり目立つデザインが「ボタン」です。
コートのボタンはシャツと異なり特にサイズが大きく目立ちやすいもの。
シンプルなデザインの中で視線を集めてしまうのが「ボタン」の存在です。
ここがプラスチックの安っぽいパーツだとどんなにデザインを工夫しても、チープな印象がついてしまったり。
逆に素材が粗悪でもZIPやボタンだけでも高級品を使うと簡単にごまかせるものです。
(そういう東京ブランドは多いです)
このコート形もデザインも素材もとても良さそう。
あとはボタンがどんなものか・・・それが気になります。明日はそれを確かめてきます。
(あとちょっと値段が高いかな・・・)
ストライプマフラーは(たぶん)マストバイになる??問題は長さか!?
Photo by http://www.uniqlo.com/jwanderson/17fw_common/images/items/detail/main/item_19_403264_01.jpg
JWA PJ ストライプマフラー+E 1,990円
今年は柄が入ったスクールマフラーなどが人気。
Photo by https://static-buyma-com.akamaized.net/imgdata/item/170731/0030260203/67143676/428.jpg
バレンシアガのマフラーなども世界的に人気。フォトジェニックな印象も合いまって幅広く支持されています。
私もメルマガ読者限定のオリジナルアイテム「MBストール」を制作。
(なんと11,000円の格安で糸から染めて、縮絨加工をかけた高級仕様にしています!!詳細は今週末のメルマガにて!!)
柄ストール最大のメリットは「ノームコアな服装が一気にオシャレになる」こと。
白シャツにデニムなどのいわゆる「ノームコア」なベーシックなスタイルが
簡単に洒落っ気を持ちサマ変わりするのが柄ストールの魅力です。
こちら前回メルマガで掲載・解説したコーディネートですが、
白シャツ黒パンのシンプルなスタイルでも柄ストールが入るだけで一気に「それっぽく」なるのです。
シンプルなスタイルを好む男子は多いですが、シンプルウェアには「地味な印象」がどうしても付いて回るもの。「〜〜くん、オシャレだけど地味だよね」と評価されることもしばしば。
もちろんかといって「派手な服」だから良いと言うわけでもない。
「大人っぽいシンプルスタイル」でかつ「地味な印象ではない」のが一つ、今目指すべきオシャレのスタイル。
そこで地味な印象を簡単に払拭できる柄ストールがおすすめ。パッと巻くだけでシンプルスタイルを崩すことなく、過剰に派手になりすぎることなく「地味」な印象を払拭できます。
こうした「ノームコアスタイルから一歩進んだオシャレ」になるため、柄ストールは今年のトレンドアイテムの一つ。多くのブランドが柄の入ったマフラーをリリースしています。
そしてJWアンダーソンコラボでもこの波に乗って柄マフラーを出しています。
ただしストールは「大きさ」が必要です。
Photo by https://stat.ameba.jp/user_images/20151116/22/johnstonsstyle/8d/40/j/o0364058613485734139.jpg?caw=800
大判のものだと、対比効果で顔が小さく見えるメリットがあります。女子が写真を撮る際に顔近くでピースサインするのと同じですね。顔が小さく見えれば体型は綺麗に見えるもの。「八頭身」という言葉がある通り、顔(頭)の大きさは手足の長さを測る基準なのです。私たちは「体型の良し悪し」を実は無意識のうちに頭の大きさを基準にして判断しているのです。
だからこそストールやマフラーは手足が長く感じられる「小顔効果」が得られる「大判」が良いもの。大きなサイズ感でボリュームを出し、対比で顔を小さく見せるのがメリットです。
Photo by http://dolce.boy.jp/stole/coordinate/coodinate537.jpg
逆にサイズの小さいマフラーなどではなんだか「頼りない」「寂しい」「布が少なくチープな印象」に見えてしまうことも少なくない。今回のマフラーはどのくらいのサイズなのか。ルックやトルソーでチラリと見た限りはやや長めのサイズ感だったので「マストバイ」候補でありますが・・・果たして。
チェックシャツは(たぶん)ワーストバイ??気持ちは分かるがハードルが高い!!
Photo by http://www.uniqlo.com/jwanderson/17fw_common/images/items/detail/main/item_14_404863_01.jpg
JWA PJフランネルチェックシャツ(L)+E 2,990円
シンプルスタイルのアクセントとして使う「チェックシャツ」ですが・・・赤が主体のかなり目立つ色合いのこのチェックシャツ。果たして上手くオシャレに着こなせる人がどれだけいるのか・・・。
ストールの場合は「小物」ですから主従の「従」として使うでしょう。誰でも地味なスタイルにパッと使うだけでアクセントとして機能するものですが・・・チェックシャツはこの時期「主」として使う人が多いはず。
これ一枚で着用すると赤色の派手な色合いと起毛感のあるカジュアルな風合いでどうしても「野暮ったい」印象が強くなります。ここにデニムやチノパンなどを合わせてしまえば尚更。ただの「冴えない大学生」になっちゃう危険が・・・。
もちろん洋服は「着こなし次第」。コートのインナーで差し色として使うなどであれば問題ないでしょうが、一枚で着ちゃってオシャレになれない人が出てくることを考えると・・・万人におすすめできる「マストバイ」とは言えません。
チェックシャツにしても例えばもう少し色彩を暗くして、目立ちにくくするとかなら、「一枚でもインナーでも使えるサマになりやすいアイテム」として紹介もできるでしょうが・・・これは結構ハードルが高い。
ダウンジャケットは(たぶん)ワーストバイになる!?一体誰が着こなせるのか!?
Photo by http://www.uniqlo.com/jwanderson/17fw_common/images/items/detail/main/item_66_403206_01.jpg
JWA PJライトダウンジャケット+ 9,990円
昔の伊勢丹のショッピングバッグの様なダウンジャケット。
伊勢丹の幹部なら大喜びかもしれませんが、一般の人が着るには結構ハードルが高い。
ただでさえアウトドアな印象でカジュアルなダウンジャケットに、こんなにも派手なチェック柄を合わせてしまうと・・・。
Photo by http://im.uniqlo.com/images/jp/pc/goods/403206/sub/403206_sub3.jpg
え?ていうかコレ普通におしゃれに見えるか・・・??
なんで公式コーディネートでこんな「ピエロ」みたいなスタイル作っちゃうのか。
派手派手なカラフルアウターとカラフルインナーに、色落ちしたデニムパンツって今日び中学生でも選ばないですぜ。
オシャレは「バランスの賜物」です。この着こなしなら確かにインパクトはあるけれど、街着としてのバランスは逸していると言っても過言じゃない。
しかも、素材がナイロンときたもんだ。
例えば同じチェック柄でも色彩が落ち着いて見えるウール素材などであればまだよかったのに、よりによって色合いが最も発色強く出るナイロン素材。
Photo by http://x5691342.xaas.jp/images/material/sc12345-165b.jpg
こんな風にウール素材だとボヤッとした色調になり、色のキツさが収まるでしょ?
この「派手派手なチェックでナイロン」というのがいかにもマズい。
これは99%ワーストバイになりそうな逸品です。
以上!!
jWアンダーソンのマストバイ&ワーストバイ予想。
果たして結果はいかに!?明日発売日も簡単にレポートします。ご期待くださいー。
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試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
おかげさまで日本最大のメルマガ配信スタンド、
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