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今回の話は「ドレスとカジュアルのバランス」が前提となっています。
未読の方は是非下記記事をお読みください。
5分であなたのファッション観が変わります。
※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
「ミックス」を覚えること
さて、で本題。
「小物類」と「洋服類」は真逆のテイストで整えると
コーディネートが上手にまとまりやすいです。
ちょっと分かり難いとは思いますが・・・
例えば
パネルボーダーのプリントTシャツと
クラッシュリメイクをしたアメカジライクなインディゴデニムがあったとします。
上述の「ドレスとカジュアルのバランス」から考えると、
どちらも「ド」がつくほどのカジュアルアイテムですね。
スーツでは絶対に使わない、カジュアル要素の塊のようなアイテムです。
こういった「超」がつくほどのラフなコーディネートは夏は増殖傾向にありますね。
このコーディネートに多くの人が・・・
こうしてカジュアルな小物を合わせてしまうわけです。
するとどうでしょう・・・コンビニに行くような、大学生が実践しているような、野暮ったい服装の完成です。
日本人のおしゃれには「大人っぽさ」「ドレスライク」が決定的に欠如しています。
元来胴長短足・童顔の日本人。さらにアメカジの影響でデニムにスウェットにスニーカーとやんちゃで子供っぽいアイテムばかりが市場に氾濫している日本。
「おしゃれ」とは相対的なものです。他人と比べて明確に違うからこそ「おしゃれ」と評価されるのです。
皆と同じようなカジュアルスタイルばかりを着ていたのではなかなか「おしゃれ」とは評価されにくいものです。
そこで他との差別化のためにも「ドレスライクに」「大人っぽく」スタイルを整えてあげる必要があります。
このあたりは上の記事に書いてあることです。是非一読ください。
で、日本人はまだまだ洋服の歴史が浅いためカテゴライズが大好きです。
「スラックスには革靴でしょ!」
「デニムにはスニーカーでしょ!」
「Tシャツには短パンでしょ!」
と同じテイストで揃えよう揃えようとする傾向があります。
海外に行き海外のおしゃれさんと触れ合ったり、
また海外ファッションスナップを見れば理解できますが、
「街着はミックスの塊」です。
上述の「ドレスとカジュアルのバランス」論からも分かりますが、
同じテイストでひとまとめにしたからといっておしゃれになるとは限りません・・・いやむしろ「野暮ったく」なったり「キメすぎ」になったりする方が多いでしょう。
ひとまとめにすればおしゃれなのならば、
全身ミリタリーウェアにしますか?それは軍人になります。
全身スポーツウェアにしますか?それはスポーツ選手になります。
全身リラックスウェアにしますか?それはパジャマになります。
そもそも「街着」のために作られた洋服はほぼ存在していません。
ジャケットはビジネス用として、MA-1は軍用として、スニーカーはスポーツ用として、デニムは労働用として。
他の目的で作られた服をミックスして着ているのが街着です。
前提として「混ぜる」「ミックスする」ことがあるんです。
同じ系統だけでばかり合わせようとするのは街着の前提を理解していないと同義です。
海外ファッションを見ればわかるとおり、おしゃれは「混ぜること」が必要なんです。
Photo by http://41.media.tumblr.com/9e23bc79524aad1139d354861cb0cca5/tumblr_mix57pwd5Y1rpmxc4o1_1280.jpg
カジュアルなスタジアムジャンパーに、
ドレスライクなスラックスを合わせるからこそ「適度に抜け感と色気のある大人っぽさ」が完成するのです。
これが「ドレスとカジュアルのバランス」です。
Photo by http://image.rakuten.co.jp/diablos/cabinet/diablos4/y523-1960-1.jpg
カジュアルなスタジャンにカジュアルなデニムにカジュアルなチェックシャツを合わせては
なかなかバランスが取れないものです。
まずはこのあたりを理解するとコーディネートは極端に作りやすくなるはずです。
先ほどのカジュアルな洋服にカジュアルな小物を合わせていたものも・・・
ツヤのある無地黒のカットソーやグレーのスラックスなど。
モノトーンや無地などのドレスライクなアイテムと合わせることで・・・
同じ小物でも簡単にサマになることが理解できます。
着用写真ではないので分かりにくいかもしれませんが、なんとなく上の組み合わせよりもずっと「サマになっている」様に感じるはずです。
「そう言われてもどれがドレスライクなアイテムか分からないよ」
「そう言われてもスラックスとか持ってないんだけど」
そう思う人はまず「色」や「柄」だけで良いです。
同じTシャツでもカラフルなものから黒や白などのモノトーンに変えてあげるだけで
ずいぶん「ドレスライク」な印象が強くなります。
黒や白は礼服で使われる最もかしこまった色だからです。
何も「夏に襟のついた長袖シャツを着ろ」というのではありません。
Tシャツでも構わないのですが、その代わり大人っぽくしたいなら・・・無地だったり色をモノトーンだったり
色と柄だけでも整えてあげてみてください。
今回のような「カジュアルな小物」を使うなら尚更です。
では逆に先ほどのカジュアルな組み合わせには
どんな小物を合わせればいいのか?
こんな感じが正解ですね。
例えば革靴が夏に蒸れて嫌だ、というなら無理に合わせなくても良いです。
ドレスライクなハットが自分には苦手だ、というなら無理に持ってこなくてもOKです。
ただ「色」だけこだわってみましょう。
黒系の色に整えるだけでスニーカーもすっかり大人っぽく、キャップも多少大人っぽい印象になります。
すると先ほどのカジュアルなトップスボトムスの組み合わせにもすっかり馴染むというわけです。
超簡単な小物の合わせ方
超簡単な指標を与えると・・・
「洋服類がカジュアルなら小物をドレスに」
「洋服類がドレスなら小物をカジュアルに」
してあげると整いやすいです。
Photo by http://i7.wimg.jp/coordinate/mgwk7o/20160517214513217/20160517214513217_500.jpg
Tシャツにデニムといったカジュアルな洋服に、
サンダルやキャップといったカジュアルな小物を合わせてしまうと
どうしてもおしゃれに見せにくくなるものです。
自分に絶対の自信がある「イケメン」ならそれでも許されるかもしれませんが・・・
そこまで自信を持ちきれないのなら避けるべきです。
Photo by http://i7.wimg.jp/coordinate/c9lmeb/20160522233955344/20160522233955344_500.jpg
シャツにスラックスなどのドレスライクな洋服に、
カジュアルなサンダルやキャップを合わせる。
こうすると意外にもコーディネートがおしゃれにまとまりやすくなるものです。
ファッション雑誌がよく言うでたらめに「統一感」などがあります。
「小物」と「洋服」の関係性を「統一感」などと安易に考えてはいけません。
おしゃれやコーディネートは「バランス」です。
全体の微妙なバランスをとることでおしゃれが完成するのです。
全部「統一」しておしゃれになるなら、日本人全員迷わずおしゃれになってますよ・・・。
「小物」と「洋服」は相互補完関係である。
そのように覚えて、夏のスタイルを作ってみてください。
なお今週のメルマガでは夏のコーディネートの作り方と題して、
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小物の使い方にも触れていますので是非ご参考に。
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