ユニクロで買えるオシャレアイテム

UNIQLOユニクロの革靴ローファーは買いか!?プロが購入して調べてみた。

 

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今回はユニクロの新作ローファーをレビュー!
 

お値段5,990円ということでどんな出来なのかチェックしていきます。
 

ユニクロの「ローファー」出来はいかに?!

 


UNIQLO
ローファー 5,990円


 

ということで今回はユニクロの新作ローファーをご紹介。
 

そもそもローファーとはどんな靴なのかというと・・・
 

開発したのはアメリカ人と思われがちですが、実はローファーを開発したのは別の国の人。
ただアメリカ人が好んで履いていて世界中に広まっていったようです。
この辺りは冠婚葬祭の認識にも繋がってきます。
 

結婚式やお葬式などの冠婚葬祭でローファーは不向き。
革靴は基本的に紐がついている方がフォーマルです。
 

ローファーが冠婚葬祭で使えないのは簡易靴だから。
イギリス人やイタリア人が作った紐のついたフォーマルな革靴だとどうも面倒だと。
そんな中紐を結ばずに履ける革靴というとこで広まっていったのがアメリカントラディショナルスタイルで使われたローファーというわけ。
 


 

例えばボタンダウンシャツを流行らせたのもアメリカ人。
開発したのはイギリス人で馬に乗ってスティックでボールを打ち合う競技「ポロ」で襟がバタつかないよう作られたもの。
それに「襟がバタつかずアイロンもかけなくていいじゃん!」と目をつけたのがアメリカ人だったというわけ。
 

このようにアメリカ人は基本的に合理的な思考を好みます。
だからフォーマルな革靴でも紐を結ぶのが面倒だということで簡易靴のローファーがよく使われるようになったという背景がある。
 

そしてローファーは簡易靴だから冠婚葬祭ではNGとされています。
ただ結婚式に関してはローファーでも問題ない場合もありますが、お葬式や入社式、面接などではやめておいた方が無難ですね。
 


 

そんな簡易靴であるローファーのウリはなんと言っても「履きやすさ」
どんな着こなしにも馴染むシンプルなデザインと紐がなく履きやすい点がローファーの魅力。
 

最初に買う革靴としてローファーを選ぶ方も多いですね。
 

選択肢としては本革にするか合皮にするか、というところですが・・・
ユニクロのローファーは5,990円とユニクロにしては高価ですが素材は合皮です。
 


 

ただ合皮ではあるものの見た目はほとんど本革です。
パッと見では合皮とわからないほどクオリティは高い。
 

昔の合皮はもっとビニール感が強かったけれど、こちらは非常に綺麗なツヤ感とツルッとした風合いです。
ユニクロ、GUともに展開されている合皮シューズの中で最も高級感があると言っても過言ではないでしょう。
 

フォルムも非常に綺麗で特にすごいのがつま先部分。
通常ローファーはもっとグッとつま先が丸いもの。
特に合否は本革と違って伸びにくいのでつま先に丸みを帯びるよう作られることが多い。
 


 

しかしユニクロの合否ローファーは割とシャープな印象でスーツや細身のスラックスと合わせても違和感がないようにできています
このつま先のデザインは本当に素晴らしい。
 

GUのローファーはやはりつま先に丸みがあってそこまでフォルムが綺麗ではない。
ただ最近GUでは本革モデルが展開されるようになり、やっと綺麗になってきたところ。
 

このユニクロのローファーはGUをさらに上回る細身なトゥでノーズが長く脚長に見える非常に綺麗なバランスで作られています。
 

 

あともう1つすごいのが「インソール」
このローファーのインソールはユニクロ屈指の出来だと思います。
 

実は同じインソールでも真ん中とサイドで素材を変えています。
インソールのサイドはゴムのような素材で足にフィットするよう包み込むような形に出来ている。
真ん中はややクッション性があって履き心地が良い。
 

履き心地を良くするためにソールを柔らかくして余裕を持たせると、靴の中で足が動いて疲れやすくなってしまうため長時間歩行には向かなくなってしまいます。
 


 

しかしこのローファーはインソールの真ん中は柔らかくして履き心地を良くしつつサイドは足を包み込むよう沿っている形なので、足が靴の中で動かず長時間履いても疲れない構造になっているわけ。
 

おそらく独自の開発のソールだと思いますが、これがすごくよく出来ています。
 

あとは細かいけれどシュータン(ベロ)の内側がスポンジ素材になっていて非常に細かい作り
シュータンの内側は裸足で履いたときに当たって靴擦れしてしまうこともある。
ただ内側をスポンジにすることで靴擦れの対策がされているわけ。
 

シュータンの内側に生地を挟むのは割と手間がかかるし工賃もかかるけれど、こうした細かな部分まで気を遣いとにかく履き心地にこだわっているローファーです。
 

とても良い出来、気になる点があるとしたらココ

 

履き心地が良く本革のような風合いでシルエットも細くて綺麗。
一見完璧なように見えますが、ここからは気になるポイントを挙げていきます
 

まず1つ目は「履き口が大きい」こと。
 

本革のローファーなら履き口がもっと細くシャープになっているしその方が細くてシルエットが綺麗に見える。
 


 

ではなぜこのローファーではそうなっていないのかというと、合皮だから。
本革なら履き口をグッと細身にしても、履いているうちに革がなじんで伸びてくるからジャストフィットの限界まで細くできる。
 

しかし合皮は本革とは違いそこまで伸びない。
そしてユニクロには学生からおじいちゃんまで様々な客層に向けたモノ作りをしているので、どんな足の形でもストレスなく履けるよう緩くせざるをえなかったわけ。
 

ただこうして履き口を広げるとボッテリとした印象になってしまう
「たかだかそんなことかよ・・・」と思うかもしれないけれど、アンクル丈やクロップド丈のパンツと合わせると結構目立ちます。
 

ユニクロでは特にアンクルパンツが豊富に展開されていますが、アンクル丈のパンツと合わせるのには向きません
 

アンクル丈のパンツと合わせるなら、もう少し履き口がスリムな方が綺麗に見える。
ただ5,990円でこのフォルム、素材感、履き心地ならそこまで気にする必要もないかもしれない。
 

この辺りは値段との兼ね合いで人それぞれ気になるかどうかは変わると思いますが、
このローファーを履くときはフルレングスのパンツと合わせて履き口を隠すのがおすすめです。
 

 

そしてもう1つ気になるのは「ソールがダサい」こと。
その代わり歩き心地は完璧。
「裏側だしバレないじゃん」と思えば確かにその通りではあるけれど、製品として若干の安っぽさがどうしても出てしまう。
 


 

表側はものすごく高級感のある風合いなのに、裏返してソールを見てみるとどうしてもユニクロ感が否めない
歩行のしやすさに重点を置くのはユニクロの方針としてすごく理解できますが、もう少しソールに高級感があると尚良かったですね。
 

ただデメリットとしては履き口が大きいこととソールにユニクロ感があるという、どちらかというと細かな部分。
素材感や履き心地、つま先のフォルムに関しては文句なしに良いアイテムなので、これが5,990円で買えるならアリですね。
 

ただ最近はZOZOTOWNなどを見てみると本革のローファーが1万円ほどで買えるので、わざわざこのローファーに5,990円出すかと言われるとどこまで需要があるかは怪しいところ。
 

とはいえ5,000円台の限界値という意味ではかなり頑張って作られた製品だと思います。
ユニクロのシューズはトゥの部分が丸くて不恰好だとこれまで散々言ってきましたが・・・今回はその定説を覆してきて非常に良かったですね。
 

アンクルパンツをよく履く方に関しては、履き口の広さが目立ってしまうので避けた方が無難かもしれません。
僕個人としては最近フルレングスのパンツを履くことが多いので、このローファーは問題なく使えるなと思っています。
 

色はブラックとブラウンの2色展開。
どちらも綺麗ですがブラウンは若干合皮感があるので個人的にはブラックの方がおすすめです。
 

サイズ感に関しては特別大きい、もしくは小さいということもありません。
25〜29cmの間で0.5cm刻みで展開されています。
 

僕は普段26.5〜27cmを着用しており、普段スニーカーは27cmを購入しますがこちらは26.5cmのジャストサイズにしました。
 

ローファーは紐で調節できないのであまりにサイズに余裕を持たせるとすっぽ抜ける可能性があるため大きいサイズを選ばない方が良いです。
「ギリギリいけるかな・・・?」くらいのサイズを攻めた方が良いかな。
 

普段スニーカーを選ぶときより0.5cm小さいサイズを選んだ方が良いかもしれません。
一度店頭で試着してみることをおすすめします。
 

 

ということで今回はユニクロのローファーをレビューしました。
是非参考にしてください。

 

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