スーツについて

あなたのスーツスタイル大丈夫?失敗しない為のスーツ選びの教科書【オーダースーツのススメ】

 

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今回はスーツの話。
どうしたら他の人と比べてスーツをかっこよく見せられるのかについてお話ししていきます。概論のような内容になりますが、スーツ初心者の方は必見です。
 

スーツをかっこよく見せる上で最も大切なこと

 

まず前提として「スーツ」と「カジュアル」は、同じ洋服でも考え方が全く異なることを覚えておきましょう。
ビジネスで着用するフォーマルなスーツと普段着のカジュアルウェアは、異なる考え方であるにも関わらず、カジュアルの考え方でスーツを捉えている人がものすごく多い。
そのためスーツの着こなしが中途半端な人がたくさんいるんですね。
 

今回は大事なことを1つお伝えします。どうすればスーツをかっこよく見せられるのか。
それは非常に簡単で「シルエット」と「素材」の2つで差別化することです。
スーツをデザインで差別化することもできなくはないですが、基本的にスーツのデザインというのは決まりきっており、はっきりとした差別化は難しい。
そもそもおしゃれというのは「皆と何かが違うからおしゃれ」だと区別されます。
では「どの部分を皆と違うようにすべきなのか」がおしゃれを考える上で非常に重要です。
 

基本的に洋服で差別化できるポイントというのは
 

・デザイン
・シルエット
・素材(色)
 

この3つしかありません。
 

その上でスーツはどの部分で差別化するとかっこよく見えるかというと・・・よく思い出してみてください。
デザインは先程も言った通り、どんなアイテムでもほとんど同じです。
ジャケットが2つボタンか3つボタンか、ダブルかシングルか、という程度で大きな違いはないわけです。
もちろんそれで若干の差別化はできるけれど、スーツで大きく差別化するにはシルエットと素材しかないんですね。
 

対してカジュアルウェアの場合は、シャツやコート、フードがついたパーカー、Tシャツ、ハイネック・・・といくらでもデザインで差別化できるんですね。
ところがスーツはデザインで大きな差別化ができない。
 

もしスーツの差別化を無理やりデザインでやると・・・ちょっと周りから浮いてしまうわけですよ。
結婚式の二次会で変ちくりんなスーツを着ている人を見てもあんまりかっこいいと思えないでしょう。
差別化しようとしてやたらデザインが入っていたり、アクセサリーを過剰にしたり、変なネクタイをつけるとあまりかっこよく見えない。
それよりも40代くらいのスーツの着こなしをちゃんとわかっていてバシッと決めている人の方が、シンプルだけれど意外とおしゃれに見えるんです。
 

これはなぜかというとスーツの基本がわかっているから。
繰り返しますがスーツをデザインで差別化することは基本的にできません
ではシルエットと素材でどのようにしてスーツをかっこよく見せるかという話になるわけですね。
 

スーツをかっこよく見せるシルエットの作り方

 

 

例えばカジュアルな普段着の場合だと、ビッグシルエットにしたりあえて小さく着たりして様々なシルエットの工夫ができます。
ではスーツの場合シルエットはどうすべきなのか。
これは非常に簡単で一番のポイントは「自分の体に合ったジャストサイズを選ぶ」ということ。
なぜジャストサイズを選ばなければならないかというと、スーツはシワがつかない状態が一番綺麗だから。
スーツを着て歩いたときに膝の裏や肘、背中の部分にシワが寄っていると、急にかっこ悪く見えるでしょう。
スーツというのはシワを嫌うものなんです。
 

反対にカジュアルならシワは好まれます。
例えばデニムにはシワや色のアタリがつくことを「味がある」と考えるでしょう。
チノパンもクシャクシャとなっている方が長く穿きつぶしている感が出てかっこよく感じる。ワークブーツも履きこんでシワが付いている方がかっこよく見える。
このようにカジュアルでは「シワがあってもOK、むしろシワのある方がかっこいい」と考える文化があるわけ。
 

対してスーツなどのドレスアイテムはカジュアルと真逆の存在なので、シワを嫌う傾向にあります。
綺麗でツヤがあり、シワが生まれていない状態をかっこいいと考えるわけ。
これに関しては「そういうもの」としか説明しようがないのですが、スーツからシワを極力なくすために「オーダースーツ」が存在するんです。
 


 

よく考えてみてください。
流れゆくファッショントレンドの中でなぜオーダースーツの文化が消えないのか。
それはスーツを差別化する唯一と言っていいくらいの手法だから
スーツをかっこよく見せるためには先程も言った通りデザインに凝ってはいけません。楽天などで売ってる超安いスーツのように、いろんなところにチェックを付けたりツギハギにしていると急激にダサくなる。
そうではなくシンプルで綺麗なデザインでなおかつ自分の体に合ったシワのない綺麗なスーツが一番差別化できてかっこよく見えるんですね。
 

やはり自分のお尻の筋肉や足の長さ、体のサイズ感などは人それぞれで全く違う。
例えば私の場合は左と右のお尻の位置が微妙に違って、左の方が少し垂れているんですね。そうすると既製品のスラックスを穿くときにどれだけサイズを合わせても、左側にシワが寄ってしまい、後ろ姿がかっこよく見えなくなる。
でもオーダースーツの場合は、少し左が垂れているから摘まんで長さを調節できる。するとシワが出ず驚くぐらい綺麗でおしゃれになります。
 

みなさんの町のビジネス街歩いてみてください。
スーツ姿おしゃれでかっこいい人は大概シワがついてない綺麗なスーツを着用しているはず。デザインで派手に見せてる人はおそらく一人もいないでしょう
このようにオーダースーツでできるだけ体に沿わせていかにシワをつけないかは非常に重要なんですね。
 

スーツをかっこよく見せる上では「素材はほどほどでOK」?!

 


 

そしてもう一つの差別化ポイントが素材。
スーツの素材の話になると、正直天井が見えなくなるくらい値段が高くなることもあります。
例えば私が作ったグッチのオーダースーツは100万円、下手すると1,000万円するスーツもあるような世界。
ツヤのある綺麗な細い糸で作られた希少な素材を使ったスーツはものすごく値段が高くなってしまう。
ただ最近の素材開発はすごく進んでいて、化学製品でも美しく見せられるスーツがたくさんあるためそこまでこだわる必要はありません。
普段電車に乗っていて「あの人のスーツの素材いいな」と思ったことがある人はおそらくいないでしょう。
 

スーツの素材はこだわればこだわるほどかっこよくなるけれど、値段をかけた割には細かい差異にしかならないことが多いんですね。
例えば20万円のスーツと50万円のスーツを並べて、30万円分の素材の違いはアパレル関係者でもない限りほとんど分からないはずです。
そのため素材のこだわりは、特別な趣味としてスーツを捉えている人でもない限りはそこまでこだわる必要はありません。10万以下でも問題なく良いスーツができます
 

日本トップレベルのコスパを誇るD2Cオーダースーツブランド

 

説明してきた通りスーツはオーダーしてシワをなくした方が良いという話をしてきましたが・・・「オーダースーツって高いじゃん」と思われているかもしれません。
でも最近オーダースーツはものすごく安くなってきているんです。
一昔前ならオーダースーツは10万、20万という世界でしたが、今は4万円ほどで作れます。
 

今回オーダースーツでおすすめしたいのが「FABRIC TOKYO(ファブリックトウキョウ)」というD2Cブランド。
D2Cとは「Direct to Consumer」の略。つまり中間業者を挟まず、メーカー(生産業者)が直接消費者に販売するシステムのブランドのこと。
基本的にモノづくりはメーカーと消費者の間に様々な業者を挟みます。
例えば販売員のいる小売業者など。
そして当然ですがメーカーと消費者の間に中間業者を挟めば、中間業者の利益分だけモノの値段は高くなる。
だからメーカーから消費者へダイレクトに販売した方が安くなるんですね。
 

ファブリックトウキョウのようなD2Cブランドは、もちろん中間業者がゼロではないと思いますが基本的にメーカーであるファブリックトウキョウから直接消費者に販売するシステムなので、無駄なコストがなく極端に値段が安くなる構造になっているわけです。
こうしたD2Cスーツブランドの筆頭がファブリックトウキョウ。こちらのブランドは上下4万円ほどでオーダースーツが作れます
これ価格としてはものすごく安いのにクオリティもすごく高いんです。
 


FABRIC TOKYO
MODEL X 41,800円~

FABRIC TOKYO MODEL X ビジネスからプライベートまで、シーンを選ばずに着用できるスーツ | オーダースーツのFABRIC TOKYO
FABRIC TOKYO MODEL Xは、ビジネスからプライベートまで、シーンを選ばずに着用することが出来ます。シワになりにくく、ストレッチ性があり、耐久性があります。

 

こちらがファブリックトウキョウのオーダースーツの中で最もベーシックなモデル。上下4万円からオーダーが可能です。
基本的に通販がメイン。ただ日本全国に採寸できる店舗があり、そこで1度採寸するとクラウド上に自分のサイズデータが残り、後は通販で購入できます
 

さらに月額398円でサイズのお直しが何回もできる細かなサービスがあり、サイズ選びには困らない体制が整っているのが特徴。これすごく良いサービスでおそらくオーダースーツブランドの中で一番ストレスのないよう考えられています。
 

まずはこちらの「モデルX」は化学繊維と天然繊維の混紡素材
スーツというのは実は結構難しく、ウール100%で綺麗な素材を使うと確実にかっこいいのは事実。ただ耐久性が低くなってしまうんですね。
ウールというのは天然の羊の毛なのでしっかりクリーニングやケアをしないと・・・高学年の学ランみたいになってしまいます。3年生の学ランってお尻の辺りとかテカテカしてるでしょう。
なぜああなるかというとケアをしていないから。
ケアしないと毛が寝てしまいテカリが生まれてかっこ悪くなるんですね。
 

スーツも全く同じで天然繊維のウールであればあるほど脆くケアが欠かせなくなる。
高級品が長持ちすると考えている人も多いと思いますが、実は高級品ほど脆いんです。
しかし化学繊維は人工物なので丈夫に作られています。なのでナイロンやポリエステルは耐久性が高いんですね。
 

そしてこのモデルXは見た目は完全なウールですが、化学繊維が入っているから耐久性が高くてシワになりにくいのが最大の特徴です。
 


FABRIC TOKYO
AUTHENTIC 63,800円

AUTHENTIC 本物のクオリティーを持った王道スーツ | オーダースーツのFABRIC TOKYO
ビジネスパーソンが持つべき本物のクオリティーの王道スーツ。良質な原料、適度な密度に設計した織り、天然水によって染め上げた深い色、どれを取っても高い水準です。

 

素材にこだわりのある人は「オーセンティック」という天然ウール100%のモデルがおすすめ。
これすごく良い素材です。ただ当然値段も高くなりますが、それでもウール100%のオーダースーツで6万円台~なら本当に安い。
ただ使い勝手や耐久性を考えるなら、個人的にはモデルXの方が使いやすいと思います。
 


FABRIC TOKYO
COMBAT WOOL 63,800円

COMBAT WOOL 驚異の耐久性 | オーダースーツのFABRIC TOKYO
擦れですぐスーツがダメになってしまうこと、ありませんか?FABRIC TOKYOのCOMBAT WOOLは、驚異の耐久性を持ち、擦れでダメになる悩みはもう不要。長く愛用することがで...

 

そしてモデルXよりさらに耐久性が高い「コンバット」というモデルもあります。
このモデルには軍用の素材で水に強くシワにもなりにくく耐久性がとても高いコーデュラナイロンという素材が織り込んであり、耐久性特化型のスーツとして展開されています。これも6万円台と比較的安い。
 

スタンダードなモデルXは化学繊維と天然繊維の混紡で、ウール見えするけれど耐久性が高いバランスのとれたモデル。
オーセンティックは値段が6万円台と少し高いけれど、ウール100%で良い素材が使われているので素材にこだわりたい方におすすめ。これをデパートの平場で買おうとしたら、おそらく10万円では買えないと思います。
コンバットは耐久性重視型でモデルXよりも耐久性が高くシワになりにくい。外回りが多かったり通勤で自転車に乗ったりとガツガツ動く人向き。
 

ということでパブリックトウキョウのオーダースーツは本当におすすめです。
おそらく日本のオーダースーツブランドの中でもトップレベルにコスパが良く、使い勝手も良い。サイズ直しのアフターサービスも充実しているので興味のある人は是非チェックしてみてください。
 

今回一番伝えたいことは「スーツをデザインで凝るのはやめよう」ということ。
 

・シルエットはすごく頑張って整える
・素材はほどほどで十分
・デザインはシンプルに
 

この3つを軸にするとかっこいいスーツが選べます。そうした意味ではD2Cブランドでオーダースーツを作るのが個人的には一番コスパが良いと思うので、是非参考にしてみてください。
 
 

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