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ついにユニクロU2020秋冬コレクションが発表されました。
今年は9月18日発売です。もちろんまだ手元にはありませんが、このブログでは全型予想レビュー前編をお届けします。
ちなみになぜ1ヶ月以上早く予想レビューするのかというと、ユニクロユーでは発売してすぐに完売するものが出てくるから。なので欲しいものがあればあらかじめ目星をつけておき、なるべく発売日~2、3日後にゲットしておくのがおすすめです。
ユニクロU2020秋冬全型予想レビュー【前編】
テーラードジャケット セットアップ可能 7,990円
まずはユニクロユー毎回定番のジャケット。今回もポリエステルでイージーケアだけれどウールのような風合いで高級感がある。
そして肩パッドもなく、カーディガンライクで着用しやすいのが特徴です。
オンスタイルでもギリギリ使えるとは思いますが、ゆったりしたサイズ感でもあるので、セットアップでTシャツとスニーカーを合わせるような着こなしがおすすめ。これは悪くないと思います。
ジャージテーラードジャケット セットアップ可能 9,990円
普通のウールよりも柔らかいフランネルウールを使った、スウェットのようなジャージー素材のテーラードジャケット。恐らく着心地も良く、イージーケアだと思います。
素材感を想像する限り、先程のジャケットよりもカジュアルな印象かと。
ユニクロが既存ラインで展開しているコンフォートジャケットに質感が近いのではないかと思います。
特徴としては、パッチポケットというワーク調なカジュアルデザインのポケットにしてあることとシルエットにゆとりをもたせてあること。
そのためジャケットだけれどキメすぎないというバランスが取れているアイテムに仕上がっていると思います。
先程のテーラードジャケットと比べて2,000円程高いので、それなりに素材も期待できるのではないでしょうか。
ハーフコート 12,900円
ボタンの数も多くポケットも大きくついている装飾が多いデザイン。
基本的にメンズファッションの流れとして、シンプルなものから少しずつ装飾性が高いものに移行している傾向があります。
様々なブランドの秋冬アイテムを見ても、そのトレンドを組んでデザイン性のあるアウターを販売していますね。
そうした流れからこのアイテムも狙い目かなと。シンプルな範疇ではあるけれどボタンが目立ってポケットがあり、ストラップがあり面白いデザイン。ただ羽織ってみないと分からないですね。
着こなしを一歩間違えると作業着みたいに見えてしまいますが、上手に合わせれば、トレンドライクにまとまりそう。
要チェックかな。
ミラノリブジャケット 6,990円
これは絶対良いと思いますよ。
ユニクロユーがいつも展開しているミラノリブというニットを使ったジャケット。
ニットは起毛していてモフモフしている印象がありますが、ミラノリブはツルッとして上品な印象です。値段も6,990円と抑えられており非常に良いかなと。
あと今年のミラノリブジャケットは例年より着丈が長いため、コートのようにフォーマルライクな印象に仕上がります。
フォーマルな印象のアイテムが増えるのは、トレンドの流れを見れば明らか。
長らく続いたストリートの流行が、少しずつドレスライクに向かっているのが今のメンズファッションのトレンドです。
なのでこのジャケットも、今回は着丈を長くしてフォーマルな印象をプラスしトレンドライクに仕上がっています。
デニムワークジャケット 6,990円
これは前回の春夏で展開していたものとほぼ同じ印象ですが、身幅が広くアームと袖部分も太くゆったりしたサイズ感かな。
こちらは先程のミラノリブジャケットと違い、カジュアルな印象を強めた感じですね。
ただクリストフルメールがデザインしているだけあって、デニムの表現がヨーロッパ的です。
デニムひとつとっても、アメリカとヨーロッパでは考え方が異なります。
アメリカンデニムはヒゲやシワがたくさんあって色ムラをつけるのが特徴。
対してヨーロッパデニムは均一に色落としたりするので、遠目に見るとデニムというよりサックスブルーのチノパンを穿いているような綺麗で品の良い印象に見えるわけ。
もちろんこれはどちらが良い・悪いという話ではなく、あくまでルメールが手掛けるユニクロユーのデニムは、アメリカンデニムと比べると色落ちが均一で品の良い印象になっているという話。その点が人気の理由かと推察しています。
襟がついていてどこがジャケットのような雰囲気もあり、着てみるとサマになりやすく合わせやすいので、デニムジャケットを持っていない方は試してみてもいいかもしれません。
コーデュロイパデットブルゾン 7,990円
パデットブルゾンというのは中綿を入れた暖かいブルゾンのこと。ダウンジャケットのような印象ですね。
実はこのパデットはトレンドの流れから派生したもの。
数年前からモンクレールやタトラス、カナダグースなどを筆頭としたラグジュアリーなダウンジャケットの人気が世界的に高まって、皆ダウンジャケットを持つようになりました。
なので新たな価値観としてチェスターなど着丈の長いコートにダウンを入れた、ダウンとコートの中間的なアイテムがルイヴィトンやマルジェラなどのハイブランドから浸透してきたのがここ2、3年。
この流れの延長で、ブルゾンとダウンの2つを合わせて新しい価値を提示しようという理由からパデットの商品も増え始めました。
これも普通のブルゾンに中綿を入れ、少し膨らみをつけてダウンのような印象だけれど、ダウンほどヘビーではない。冬だけでなく秋も春先も使える提案にしていると思います。
そして体型を隠すのにもちょうど良い。ワイドパンツを合わせると上下太くてシルエットが崩れてしまうけれど、細身のスラックスを合わせれば綺麗なYラインシルエットを作れて良いかもしれません。実物次第ですが。
リサイクル ダウンジャケット 7,990円
これもユニクロユーの定番商品ですね。恐らくインナーダウンとしてもギリギリアウターとしても使えるという提案だと思います。
この商品は色合いが面白いですね。
クリストフルメールは、ベージュやサックスブルー、チャコール、オリーブなど中間色の使い方がとても上手なデザイナーの筆頭だと思います。
通常ダウンジャケットというのは、真っ黒や真っ白などはっきりとした色合いが多い。特にガチなアウトドアものだと、遭難防止のためオレンジやイエローなど派手な色になってしまもの。
しかしこれは中間色の色合わせなのでヨーロッパ風のこなれた雰囲気を表現できますね。
あとはシルエット次第かな。実際に羽織って着膨れしないかシルエットを確認してみたいところ。
あと首元がVネックなのと裾の部分が曲線のついた開きになっており、テーラードジャケットを意識した上品な作りになっています。
なので通常のブルゾンよりはドレスライトな印象があり、比較的使いやすいのかもしれません。実物をチェックしてみたい商品ですね。
リバーシブルジャケット 6,990円
表側はナイロンのようなスポーティな素材で、裏返すと暖かみのあるボアフリースになるジャケット。
ボアフリースは去年からトレンドで、凹凸で表情のある素材です。そのためシンプルな着こなしに合わせるとインパクトがあって地味に見えません。
ネックが高く小顔効果も出せてバランスの良い作りではありますが、ただこの手のブルゾンは着こなしを間違えるとちょっとおじさん臭くなってしまうので要注意かと。
実物を見てコーディネートを考えて、メルマガで提案しようと思っています。
フリースジャケット(長袖) 4,990円
今年流行りのフリースを使ったCPOジャケットですね。
CPOジャケットとは、メルトンウールなどの厚手な素材を使ったシャツ型ジャケットのこと。
シャツジャケットがなぜ流行るかというと、使い勝手がすごく良いから。
近年実は裏地がしっかり貼ってある肉厚のウールコートなどのへビーアウターが売れなくなっています。
では何が売れるのかというと、裏地のない一重のアウターが売れている。
裏地が付いていないコートは、重ね着をすれば長い期間使えるわけですね。
春や秋は一枚で着て、真冬は中にウルトラライトダウンなどを仕込めば、1着で3シーズン賄える。裏地がなく防寒性がそこまで高くないからこそ、長く使えて好まれているというわけ。
デザイン的に見ても、普通のシャツがメルトンウールの厚手素材になっているだけなので、どの季節に着ても違和感はないしコートやダウンのインナーにも使える。そしてコートのようにポケットやボタンをたくさんつけて裏地を張る必要もないため価格も抑えられる。
そうした様々なメリットがあり、各ブランドがCPOを提案しているわけ。これは今回のおすすめアイテムの一つかなと予想しています。
もちろん実物次第になりますが。
ウールブレンドフリースジャケット 9,990円
これはウール混のフリースで素材感は良さそうですが、襟がかなり大きいですね。小顔効果もあり悪いことではないですが、ちょっとおじさん臭くなってしまうかも。
襟の大きさにもトレンドがあり、近年は襟が小さい傾向にあります。
なのでこのアイテムも、襟が大きいことで表れる古臭さをコーディネートで消さないと、難しいかもしれません。
トレンチコート 12,900円
続いてはトレンチコート。
先程も説明した通り、今のメンズファッションのトレンドには装飾性とドレスライクという2つの核があります。
そしてトレンチコートはこの2つをうまく兼ね備えたアイテムなわけ。
トレンチコートは誰がどう見てもドレスなアイテムですね。
元々はミリタリー由来ですが、時代が進みフォーマルスーツの上に着るスタイルになった。あとはベルトがあったりボタンが2列だったりと様々なディテールがあり、シンプルというよりは装飾的な印象が強いアイテムです。
このようにドレスライクかつ装飾的なコートは意外と多くありません。
なので2021年春夏の展示会を回って思うのは、どのブランドもトレンチコートの提案が増えているということ。恐らく今後トレンチコートはトレンドとなりますし、それに先駆けているのがユニクロユーのこちらのアイテムだと思います。
ただ実際素材を見てみないとわからないところがありますね。
トレンチは硬めの素材を使うと、重厚感が強く出過ぎて仕事帰りの服にしか見えないことも多い。素材次第で結構見え方が大きく変わるアイテムなので、ここではあまり深く言及しないでおきますが・・・実物がどんなものなのか楽しみにしているアイテムの一つです。
ダブルフェイスオーバーコート 14,900円
こちらは今回のコート類で一番良いのではないでしょうか。ウールとポリエステルの混紡で高級感のある仕上がりかな。ダブルフェイスなので、恐らく生地はふっくらしていて厚めでウールさながら。それでいて14,900円という価格で買えるところがポイントかなと思います。
コートはフォーマルすぎると仕事帰りにしか見えず使いにくい。そうならないよう、パッチポケットを使ったりを出したりボタンのサイズを大きくしたりして、カジュアルな要素をきちんと入れている。そしてオーバーサイズなので、それ程ビジネス感が出ず街着としてのドレスな印象が出るようになっているかと思います。
Mサイズで108cmとかなり着丈が長いですね。
着丈の長いコートは今年流行ですが、かなり長めのオーバーサイズでこれ1枚羽織れば雰囲気が出せるアイテムかなと。今までロングコートを買ったことがない方はこの機会に手にとってみてもいいかもしれません。
パデットキルトコート 12,900円
先程から話している通り、普通のダウンジャケットがなかなか売れなくなってきているため、トレンドに沿ってドレスライクに見えるダウンジャケットの展開が多いわけですね。
こちらも着丈を長くしてコートライクな見せ方で、ダウンジャケットだけれど品があってフォーマルライクという提案だと思いますが・・・正直野暮ったい気もしなくもないですね。実際着てみないと分からないけれども。
ここまでが前編。ニットやパンツ類のレビューは後半に続きます!
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タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
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