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オシャレになりたければ「源流」を学べ!
Stop Looking! Fashion Runway 2011 by henryjose
「和服」は「和」のもの。
「洋服」は「洋」のもの。
海外のファッションほどコーディネートの勉強になるものはありません。
何事も「ルーツ」や「源流」は大切です。
何も「ファッションの歴史を学べ!」などということはありませんが、
本質を考える時に「源流」を意識するのは当然のことです。
寿司を勉強したい!と思った外国人は日本に修行に来るでしょう。
イタリア料理を勉強したい!と思った日本人はイタリアのレストランに修行に行くでしょう。
「本質を理解している」のは源流であり、そこを意識するのは当然のことです。
では「洋服」の源流とは何か?
先述の通り、「洋」の名の通り海外が源流です。
日本人よりも洋服を着ていた歴史が長いため、
KnowerMagのような論理的な解釈が出来ていなくとも、彼らは感覚的に「オシャレ」を理解しています。
そこでKnowerMagは海外ファッションを学ぶため
海外ファッションスナップのコーディネートを、
わかりやすいように「論理的」に変換して紹介しています。
英語を勉強する時、「文法」を学びますね。
ネイティブな方々は「文法」など意識せずとも喋れますが、
我々、外国人が勉強する際には「文法」などで理屈を理解することから始めなければいけません。
ファッションも同じです。
勿論「感覚的」に成り立たせる方も多いですが、
「オシャレ」はきちんと体系化されており、しっかり「理屈」が存在します。
モデルやスタイリストさんのような
「人を寄せ付けない独創的なオシャレ」になることはなかなか難しいですが、
街で振り返られ、「今の人オシャレだったね」
と言われるスタイルならば、
このKnowerMagがブログとメルマガで発信する「理屈」で実現することができます。
さて、そんなKnowerMag。
理屈だけでは読んでいても飽きるかと思いますので、
今回は海外スナップを見ながら、その理屈をケーススタディで確かめてみましょう。
海外ファッションスナップの具体例
まずは海外ファッションスナップの好例を見て解説しましょう。
下記をクリックしてご覧ください。
ラフだけどとても良いバランスでコーディネートしている方。
「顔がカッコイイからサマになってるだけだ!」というわけでは勿論ありません。
暇な人は自分の顔写真をこの方の顔に合わせてみても良いですし、
顔を指で隠してもオシャレに見えるかと思います。
この方から学ぶべきは「バランス」です。
メンズファッションは「ドレスとカジュアルのバランス」が肝だ、
というのはこのKnowerMagで何度も書いていること。
未読の方はまず下記を確認ください。
※【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
「アイテム」のテイストでバランスをとる
元々ジャケットの上などに羽織るためのロングコートは「ドレス」アイテムの象徴的存在。
長い着丈で「ドレス」な雰囲気全開のアイテムです。
「カッチリ」とした印象であることは感覚的にも分かるでしょう。
そのロングコートのカッチリとした印象を打ち消すように、
デニムパンツ、ラフなTシャツ、袖捲りといった、カジュアル要素を入れ込んでいます。
これがボトムはスラックス、インナーがシャツ、袖捲りもなかったら、
「キメすぎ」となり「ドレス」に寄りすぎなスタイルとなるでしょう。
「ドレスライクなコートだからインナーはTシャツ、パンツはデニムにしよう。」
という実にナチュラルなバランスの取り方です。
現代日本のカジュアルでも、
「テーラードジャケットを着たらパンツはデニム」といった着こなしは一般化していると思います。
カジュアルシーンで「テーラードジャケットにはスラックスと革靴だ!」と考える人はあまりいません。
それは「スーツ」になってしまうからです。
あまりにも定番化されていて意識していないかもしれませんが、カジュアルシーンにおいて、
多くの方もきちんと「ドレスとカジュアルのバランス」を実践しているのです。
さて、この方のケースもそれと同じ。
「ロングコートはカッチリしているから、ラフなTシャツとデニムで合わせよう。」
「あ、暑いしラフに腕まくりもしちゃうか。」
くらいの感覚です。
みなさんも出かける際に一度鏡でチェックしてみてください。
「ドレス」に寄りすぎてないですか?
「カジュアル」に寄りすぎてないですか?
街着においてはバランスが最も大事です。
自分のスタイルを一度振り返ってバランスをチェックする癖をつけると良いでしょう。
「色」でバランスをとる
この方から学ぶべき、
もう一つの「バランス」は「色」です。
ロングコートの色は「真っ青なブルー」です。
色は基本的に「モノトーン」など鮮やかさが無ければ無いほどドレスライクになります。
メンズにおいて「ドレス」とは基本的に「スーツ」のことを指しますが、
これは「スーツ」を鑑みれば納得できるはずです。
礼服などのスーツは基本的に黒、白しか使わないはずです。
モノトーンなどの無彩色に近いほど「ドレス」。
逆に鮮やかな色ほど「カジュアル」。
そのように捉えれば概ね間違いはありません。
さて、コーディネートの話に戻りますが、コートは先述の通り「真っ青なブルー」です。
カジュアルな色合いな訳です。
しかも「ちらりと見えるブルー」ではなく、アウターですから、かなり目立ちます。
色を使っている面積が広い訳です。
そのため他アイテムの色を限りなく「ドレス」に近づけています。
カラフルで目立つアイテムを一つ使うなら、
他アイテムをモノトーンにせよ。
というのはKnowerMagで以前にも述べたセオリーの一つです。(メルマガではよく書いています)
この方もそれを実践されているわけです。
インナーはベージュですが、鮮やかさがない無彩色に近い、白のような色合いですので、
ほぼモノトーンとして捉えても良いです。
これがどうでしょう。
インナーの色をグリーンにしただけで瞬く間にバランスは崩れます。
ボトムの色をベージュにしただけでもバランスは崩れるでしょう。
「ドレスとカジュアルのバランス」と言うと、
「アイテムのテイスト」のみに目がいきがちですが、
「色」にも「ドレスとカジュアル」が存在します。
是非自分のスタイルの参考にしてください。
この方としてはおそらく、
「アウターが派手だから、他で色使うとうるさくなっちゃうだろうな。シンプルな色にしよう。」
くらいの感覚でしょう。
決して「難解」ではない
上述のことは「難解」な様に思えるかもしれませんが、
何も心配いりません。はじめは意識して考えなくてはいけませんが、徐々に慣れていきます。
「ドレスライクなコートだからインナーはTシャツ、パンツはデニムにしよう。」
「アウターが派手だから、他で色使うとうるさくなっちゃうだろうな。シンプルな色にしよう。」
このように癖で考えられるようにすぐに成ります。
先述の「英語」の学習と同じですよ。
始めは「文法」を難解だなと感じますが、
実践していくうちに文法を意識せずとも「無意識」にできるようになります。
ネイティブスピーカーが「文法」を意識しないのと同じです。
Cleaning up the mess by milkisprotein
何事もそうですが、
「意識」は「習慣」になり、
「習慣」は「無意識」へと進化します。
「意識」の段階では大変に思うかもしれませんが、
すぐに「習慣」になり「無意識」になります。
「無意識」になれば脳みそのリソースに空きができます。
そうしたら更にオシャレの「意識」をプラスして、どんどん引き出しを増やしていけば良いのです。
これは何事にも通ずるものです。
例えば職場で「毎日自分のデスクをきちんと掃除してから帰れ!」と言われたら、
はじめのうちは「面倒くせーなあ」と思っていたものが、
いつのまにか「今日の夕ご飯何食べようかなー」など考えながら掃除するようになります。
「面倒だ」なんて微塵も思わなくなります。
まさにこれが「意識」が「無意識」へと進化することです。
「無意識」になったが故に脳みそのリソースが空き、
「今日の夕ご飯」の献立を考える時間にできるわけです。
ファッションも同じです。
これを繰り返していき、リソースを常に使っていけば、
たくさんの引き出しを持ったオシャレさんが完成します。
「オシャレ」をより実戦的に学ぶためには・・・
「こういったセオリーを定期的に学びたい」
「より実戦的に、何をどうやって合わせればいいか教えてほしい」
「自分の持っているもの、体型ならどう合わせればいいか答えてほしい」
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