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この時期誰もが着用する「Tシャツ」。
今日は誰もが理解できる
「Tシャツを誰よりもオシャレに見せる方法」
をお教えします。
オシャレの定義とは
そもそも多くの方は「Tシャツの扱い」を間違っています。
少し前提となる説明をしますね。
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日本人はまだ洋服を着始めてから歴史が浅く、文化が成熟されていません。
イギリスでは背広の着こなし方を教えるのは父親の役目ですが、
日本では洋服の着こなし方を誰も教えてくれません。ショップスタッフですら体系化せず曖昧な問答を繰り替えすのみです。
文化が成熟していない日本でオシャレになるためには
トライアンドエラーでひたすら「これはオシャレに見える組み合わせかどうか?」などをお金と時間を費やして試し続けるか、
「理論を学ぶ」かどちらかしかありません。
例えば「教科書」は何のためにあるのでしょうか?
「生物の教科書」がなければ私たちは生物の仕組みを知るには解剖したり生体を観察し続けたり・・・ひたすら時間と労力とお金を使って学ぶ他ありません。
「歴史の教科書」がなければ歴史を知るには遺跡の発掘から始めなければいけません。
しかし「教科書」があるから、そういった時間と労力とお金を短縮できるのです。
理論化して体系化できているから、理解が進み多くの人の重要な人生のリソースを消耗せずに済むのです。
ファッションも同じです。
トライアンドエラーで学ぶよりも「理論」を学ぶ方がずっと楽です。
なので私はこうして「体系化したオシャレ」を配信し続けています。
詳細はメルマガに書いて有ることが多いですが、片鱗は下記記事でも学べます。一読ください。
※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?
さて、Tシャツの話に戻ります。
上記記事を読めば理解できますが、すべてのファッションアイテムは「ドレス」と「カジュアル」の2カテゴリに分けることができます。
この2カテゴリをバランスよく組み合わせることがメンズファッションにおいて最も重要な大原則です。
ドレスアイテムばかりでは仕事帰りかパーティー帰りか・・・もしくは「キメすぎ」「嫌味っぽい」印象になってしまう。
カジュアルアイテムばかりではコンビニに行くスタイルか・・・もしくは「子供っぽい」「だらしない」印象に。
この2カテゴリをうまく組み合わせることで
「適度にキメている」「適度に気がぬけている」など・・・いわゆるファッション雑誌でいうところの「ヌケ感」や「色気」といった印象を身にまとうことができるのです。
でTシャツ。
Tシャツはカジュアルアイテムです。
ドレスかカジュアルかを見極める簡単な方法は「スーツの要素があるかどうか」です。
ジャケット、シャツ、スラックス、革靴、細身シルエット、モノトーンの組み合わせ、ツヤのある素材・・・などが
スーツの要素です。自分の手持ちのスーツを鑑みれば理解できるでしょう。
これが「ドレス」であり、これ以外が「カジュアル」です。
多くの人が着用するカラフルなプリントTシャツなどはドレスと対極に位置するもの。
わかりやすいほどに「カジュアル」ですね。
Tシャツをオシャレに着るためには?
さて「多くの方がTシャツの扱いを間違っている」と冒頭で語った理由はまさにここにあります。
多くの人が
「Tシャツには短パンでしょ」
「Tシャツにはサンダルでしょ」
「Tシャツにはデニムだよね」
とカジュアルアイテムにはカジュアルアイテムをくっつけようとする傾向があります。
Photo by http://www.mensclub.jp/var/mensclubjp/storage/images/fashion/snap/tokyo_t13_0718_01/01/363353-1-jpn-JP/01_rect480.jpg
「カジュアルなTシャツには、ドレスなスラックスを合わせた方がいい」なんて言うと多くの人が「???」と納得できません。「Tシャツにはデニム」「Tシャツには短パン」といった「カジュアルにはカジュアルなものを合わせる」という固定観念が根付いていしまっているからです。
・・・理解しやすいように、あえてもっともっと簡単な説明にするなら、
「Tシャツにデニム」「Tシャツに短パン」という着こなしは小学生から大人まで誰もが一様に行っている組み合わせです。
皆が一様にやっている着こなしだから「オシャレ」という評価がされにくいのです。
「オシャレ」とは人と異なるから評価されているワケです。
「でたらめに人と違う服装をしろ」というわけではありません、そこに理論は必要なのですが・・・
ともあれ「差別化」が必要なことは間違いありません。
皆と同じでは「あの人おしゃれだね」と目につくこともないのですから。
だからこそ「Tシャツにデニム」「Tシャツに短パン」といった誰もがする着こなしではなく、
「Tシャツにスラックス」といった少しひねった組み合わせが必要なのです。
(「ひねった」といっても・・・ヨーロッパ的な考え方からすればこちらの方が正統なのですが)
Photo by http://www.fukulow.info/wp-content/uploads/2015/05/20140811124117747_500.jpg
別に新しいスラックスを買えというわけではありません。
手持ちのスーツ用のスラックスでもいいです、試しにいつも着ているTシャツと合わせてみてください。
(ただしスラックスの色は黒にしてください。カラフルな色味のあるものではドレス感が十分に発揮できませんので。)
どうですか?
いつものデニムスタイル、短パンスタイルと比べてなんだか随分大人っぽく感じるでしょう??
「スーツ用のスラックスを兼用したくない」
というのであればユニクロでもGUでも無印でもZARAでも構いませんから
手頃なスラックスを購入してきましょう。まずはそれでOKです。
Photo by https://cdn.kaumo.jp/element/831_1413277315_7563.jpg?w=360&h=500&t=resize&q=90
「Tシャツにデニム」「Tシャツに短パン」でもオシャレになる方法はもちろん存在します・・・が、
カジュアルなアイテム同士で合わせるので、オシャレに見せるハードルはかなり高いです。
初心者があえて挑戦することはありません。
手持ちのTシャツをオシャレに見せたい。
簡単にそれっぽく見せたい。
というのであればまず黒スラックスをGETして合わせてみてください。
こちらは以前メルマガで指南したコーディネート。
このTシャツはヘインズだし、
このスラックスは数千円で買えるものです。
別にお金も手間もかけてないですが、「Tシャツとスラックス」だけでそれっぽく見せることが出来るんです。
服は皆必ず買うでしょう?
同じお金を使うなら、オシャレになった方が賢いに決まっています。
ならば理論を少し取り入れて、手っ取り早くそれっぽくなれば良いのです。
本日覚えていただきたいことは
「初心者はTシャツにはスラックスを合わせよう」
まずはそれだけで十分。試してみてください。簡単に実感できますので。
「現役メンズバイヤーが教える洋服の着こなし&コーディネート診断」
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