スポンサーリンク
「クールビズ」
この時期ビジネスマンなら誰もが気になる言葉のはず。
今日はクールビズについて。
クールビズ旋風でサラリーマンは野暮ったくなった
最近はスーパークールビズなどと言って、デニムもOK、TシャツもOK、アロハも大丈夫なんて「それは最早カジュアルだろ」と思えるような寛容な会社もあります。(私的にも「失礼じゃない程度ならなんでもいいだろ」と思います)
しかし多くの会社は「クールビズ」について細かく規定を定めています。
スラックス着用、襟のあるトップス着用、スニーカーデニムはNGなどですね。
私の毎週配信しているメールマガジンでも「クールビズの最適解を教えてほしい」といった質問をこの時期多く頂きます。
・・・多分多くの方がこの時期
「クールビズ」に悩まされていると思うんですよね。
冷房使用を抑えよう。。。なんて意義からスタートし政府主導で音頭をとっているクールビズ。このクールビズのせいで日本のビジネスマンのファッションはいかにも見苦しくなりました。
「ネクタイを外していい」「ジャケットは着なくていい」
そう言われてスーツスタイルからただ単にネクタイを外しただけ、ジャケットを脱いだだけの着こなしをしてしまうビジネスマンは多いと思いますが、そのだらしないこと。
「スーツ」とは一つの完成型であり「メンズファッションの究極形」です。
サイズ感で間違えようとも、選ぶべきアイテムを間違えようとも、実は大きく失敗しないものです。
http://garnie.cside.com/person_of_interest/img/img65_promo_finch4.jpg
サイズ感がゆったりとしたものを選んでも、
ネクタイの色がちょっと派手なものでも、
概ね「サマ」になってしまうのがスーツの力です。
サイズ感がいかにゆったりでもほとんどのスーツは黒やダークトーン。
キュッと細く見せる「収縮色」であるこれらの色を選べば、ゆったりとしたサイズ感を選んでもなんとなく「締まって」見えるものです。
また日本人の宿命である胴長短足にもスーツは貢献します。
ジャケットはカジュアルなどで着用するブルゾンよりもやや着丈は長め。裾は腰をすっぽりと隠してお尻まで到達するほど長いです。脚は当然腰から始まっています。腰位置が見えると脚の長さをハッキリと分からせてしまうことに繋がります。
http://kurumani.com/wp-content/uploads/2013/03/01-11.jpg
メンズノンノを読んで「タックインスタイル」を試した人は多いでしょうが、
多くの人は街で歩いている最中に、ショーウインドウに映った自分を見て「やっぱりおかしいな・・・」とシャツの裾をもとに戻したはずです。
「腰位置が分かる」ということは「脚の長さをごまかすことなくハッキリ伝えている」のと同義です。
日本人離れした特別な体型をお持ちのメンズノンノのモデルさんならともかく、私たち一般人がそれを真似してサマに見せることは大変に難しいのです。
じゃあ胴長短足はどうすればいいのか?いろいろな誤魔化し方があるのですが、一つは「腰を隠せば」脚の長さは隠せます。
腰を隠すと「どこから脚がはじまっているのか」分かりにくくなるんです。「マスクをつけた女子が妙にかわいく見える現象」と同じなんですが、隠すと人は理想を想像します。腰位置も同じで隠されると人は、ただ見えないだけでなく「脚が長い」と感じてしまうものです。
そういった意味でスーツはとてもバランスが良い。ジャケットの着丈はやや長めに出来ていて腰位置をすっぽり隠してくれます。
そのため脚の長さが分かりにくく「脚長効果」が生まれるのです。
一応補足ですが、だからといってなんでもいいから着丈が長けりゃいいってものでもありません。
着丈は長すぎるとシルエットが崩れます。「体型をキレイに見せる基本のシルエット」というものがあり、それを逸脱してはキレイに見えません。これは毎週のメルマガなどでも詳しく解説していますのでそちらを参考頂きたいのですが、もし着丈が思いっきり長めのものを使うなら、それに合わせて「選ぶべきパンツ」があります。「長けりゃなんでもいい」というワケではありませんので。
またスーツは「上下同じ色・素材」というのも体型隠しに功を奏しています。
同じ色同じ素材を使った上下のセットアップは、どこから上半身でどこから下半身かを誤魔化す・・・境界線をボカす役割があります。そのため「胴長短足」の体型を隠してくれるというわけ。
http://img.u-note.me/note/uploadimage/1414549884824.jpg
さらにさらに、ネクタイも重要です。
ネクタイは唯一腰位置が見えてしまうジャケットの隙間であるウエスト部分をさりげなく隠してくれる効果があります。
実は他にもスーツが「完成型」たる理由は山ほどあります。
ここでは省略しますが毎週のメールマガジンでは度々語っているので興味ある方は是非。
長く愛されるにはそれなりに理由があるもので、
スーツスタイルはとことん構築的で体型をキレイに見せる「メンズファッションの究極」と言えるのです。
クールビズに最適解は存在する!!あなたを相対的にオシャレに見せるチャンス!!
ところが「クールビズ」によってその完成形は崩されました。
「ジャケットを脱いでいい、ネクタイを外していい。」
それによって上で述べたロジックがことごとく崩壊し、
街には見るも無残な日本人体型を露出させた野暮ったいビジネスマンが量産されました。
http://www.daiei.co.jp/corporate/images/release/2012/0412_1_01.jpg
腰位置はありありとわかり、上半身と下半身の境界線をボカすこともない。
体型に優れた欧米人ならばまだしも、胴長短足ハンデのある日本人にとって「クールビズ」は禁忌です。
しかしもちろん「最適解」は存在します。
ジャケットを脱いで、ネクタイを外して・・・それでもサマに見せるスタイルは幾つか存在します。
そう、逆に言えばこれはチャンスです。
何しろ日本中がクールビズになり、いつもスーツでビシッと格好つけていたあの人も・・・
胴長短足体型を露わにすることになり野暮ったいスタイルとなっています。
周りと差別化するなら今がチャンス。
「おしゃれ」とは「差別化」の論理です。他人と違うからこそ成り立つものであり、他人と違うからこそ評価されるものです。周りが一様に野暮ったいスタイルとなった「クールビズ」期間の今だからこそ、
「最適解」を覚えて実践することであなたの評価を相対的に上げるチャンスなのです。
そしてその「最適解」とは決して難しいものではありません。
ちょっとの工夫で大丈夫、お金もさして必要ではありません。
長くなりましたので後半に続きます。
まずは
「スーツは完成型であり、崩すのは良くない」
「クールビズは皆が一様に野暮ったくなるので、チャンス」
「クールビズには最適解がある」
それだけ覚えてください。
なお、毎週配信のメールマガジンでは「クールビズスタイル解説」を予定しています。
高価なスーツやシャツをオススメしている雑誌とは違い、手頃な価格で買えるものを使って、しかも「胴長短足体型」を地でいく私がモデルとなり、着こなしを徹底解説します。こちらも興味ある方は是非。
6000人以上が購読している日本最大の「おしゃれ」をマスターするメルマガ
毎週日曜日配信のメールマガジン「現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断」では、具体的なアイテムや着こなしまで指南した内容を毎週5万文字程度のボリュームで配信しています。
月540円で、雑誌などよりも遥かに具体的なファッション指示書が送られてきます。
想像してみてください。
周りの友人から「最近なんでそんなおしゃれになったの?」と言われているあなたを。洋服屋さんに入ってショップスタッフに話しかけられてもビクビク臆せず対応できるあなたを。普段なら気負う様な高級レストランでも彼女を堂々とエスコートできるあなたを。
それらが実現できるようにフルサポートするのがこのメルマガです。
ユニクロなどのファストファッションでおしゃれをする内容はもちろん、今のトレンドやファッション情報を網羅したもの。中にはQ&Aやコーディネート診断など個別の悩みにも答えるコンテンツも用意しています。
試し読みをして気に入らなければ初月解約で全く構いません。
タダで読んで辞めたければ当月で辞めてください。全く構いません。
私はこれで日本のメンズファッションを変えるつもりです。
10年以上かけて構築した論理であり絶対の自信があります。
騙されたと思って読んでください。
おかげさまで日本最大のメルマガ配信スタンド、
「まぐまぐ」様のメルマガランキングでは人気第3位となりました。(堀江貴文さんが第2位)
2014年、2015年部門別「まぐまぐ大賞」も受賞。なんと6000人以上の読者を抱えています。多くの方に支持され絶賛配信中です。
登録は上部メニュー「メールマガジンはこちら」から、もしくは下記リンクよりどうぞ。
「現役メンズバイヤーが教える洋服の着こなし&コーディネート診断」
スポンサーリンク