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ユニクロ&JWアンダーソンのコラボレーションがついに発売されました。
メンズ全型を購入したからこそ言えるマストバイを3つ紹介します。
ユニクロ&JWアンダーソン:マストバイ1.ダブルフェイスシングルコート
UNIQLO&JWANDERSON
ダブルフェイスシングルコート 12,900円
これはおそらく誰が着ても満足できるんじゃないかな。本当にシンプルなステンカラーコート。
このアイテム、実は個人的にかなり意外なアイテムでした。
というのもコレクション見るとわかるんですが、JWアンダーソンはかなり奇抜なデザインが特徴なんです。
切り替えが激しかったり形が変わっていたり、色合いがビビットですごかったり・・・デザインに関してはかなり攻めているのが見てとれます。
そんな中が今回のユニクロ&JWアンダーソンのコラボアイテムはかなりシンプルに仕上げてきました。
このコラボかれこれ5~6回以上はやっていると思うんだけど、今までで一番シンプルに仕上げてきんじゃないかな。
というのもこれはあくまで私の推察のなので間違っていたら申し訳ないんですが・・・数あるユニクロコラボの中でも、JWアンダーソンのコラボはそれほど売れていないんじゃないかな。
なぜかというとレディースのイネスコラボやユニクロユーなど他のコラボと比べると型数が少ないんですね。
もし売れているならもっと増やすはず。
もちろん長年続けているから売れていなくはないだろうけど・・・他のコラボと比べると、売上的な面では若干劣っているのではないかと個人的に思うんですね。
で・・・今回はおそらく売りにきたと思います。
今回は誰でも着やすい比較的シンプルなアイテムが多い。なおかつシンプルだけれどほんの少しトレンドを入れているデザインなのですごく良いバランスなんです。
このコートもシンプルなステンカラーのデザインですが、ポイントは丈感。
膝にかかるくらいの長めな丈になっているんですね。
ステンカラーやトレンチは膝まで丈があると、体型も隠せてバランスが取りやすく実はかっこよく着られたりする。
シルエットを綺麗に見せるのはY,A,Iシルエットの3種類で、コートを着るときは基本的にYラインになりますが・・・ここまで着丈が長いなら、どれだけ太いワイドパンツだろうとコートのボリュームには勝てない。だからどんなパンツを合わせてもYラインに整うわけ。
長い着丈のコートや幅のあるダウンジャケットを着用する場合、基本的には細いパンツを合わせた方がバランスが良い。
ただ膝まで着丈がある長いコートなら、パンツのシルエットを考えなくて自然とYラインになります。
なおかつウールのステンカラーコートは、スーツの上に着ることからも分かる通りドレスライクなアイテム。
おしゃれというのはドレスとカジュアルの中間にあります。
ドレスライクなコートの面積が大きいからこそ、カジュアルなデニムやスウェットパンツ、チノパンでもバランスがとれてそれなりにカッコよくなるというわけ。
このアイテムは誰が着ても「ぽく」なるアイテムなので非常におすすめです。
しかも12,900円でウール混の防寒性が高く良い素材。化学繊維も入っているから型崩れしづらく長持ちもすると思います。
ほとんどの人が文句のつけようのないアイテムじゃないかな。
このコートのもうひとつのポイントはベルトがついてること。
ベルトをきゅっと縛るとレディースによくあるXラインシルエットになります。
本来のウエスト位置よりほんの少し高いところにベルトがついており、ベルトを巻いたときにウエスト位置が上がったような錯視効果により、脚が長く綺麗に見える。
そしてベルトをぎゅっと縛ったときに両ウエストに空間ができるため、体型がほっそりして見えるのがこのコートの良いところ。
ステンカラーにベルトをつけるというのは実は意外と珍しいのですが・・・ただ最近はコートにベルトをつけることがトレンドのひとつになっているんですね。
最近ではスラックスでも同素材のベルトがついているデザインが多いと思いませんか。
なぜかというともちろんシンプルなアイテムが皆好きなんだけれど、最近ではわずかに装飾があった方がおしゃれと評価されやすいんです。
Tシャツにデニムにスニーカーが一番かっこいいというノームコアのトレンドがありましたが、それがあまりに広がりすぎて飽和状態になり差別化できなくなってしまった。
そこで「やっぱりちょっと違う方がいいんじゃないか」という考えの元、「やっぱり装飾があった方がかっこいいんじゃないか」という価値観が生まれるわけ。
ただいきなり本来のJWアンダーソンのコレクションのように、ガチガチなデザインものは日本の市場では理解されにくい。なのでシンプルだけれどわずかにデザインがある物に注目が集まっており、そのひとつがベルトデザインなわけ。
ベルトが垂れているだけで普通にシンプルなコートも見え方が変わる。機能性があり装飾として不自然ではないベルトを選ぶデザイナーがとても多いんです。
そしてこのコートもベルトデザインにしてシンプルだけれど派手すぎないインパクトをつけています。
あとは裏地がついていないのもポイントのひとつ。
裏地のついているコートを選ぶかは、好みや住んでいる地域の気候にもよって変わると思います。
裏地をつけないと当然防寒性は下がりますが、実は最近裏地をつけていないコートの方が売れるんです。
なぜかというと長い期間使えるから。
一枚仕立てだとTシャツに合わせれば割と秋の早い段階から着られる。そして真冬はインナーダウンを入れれば外からは見えないし防寒性もプラスできる。
そして春が近くなってくれば、また1枚で着られるので、晩秋から真冬、春先まで長い期間使えるわけですね。
でも裏地を貼って厚手にすると、真冬の一定期間しか使えなくなってしまうので近年比較的人気が落ちている印象があります。
このコートもおそらくそうした背景を考えて裏地のない仕様なのでしょう。
総合的に見て12,900円で少しデザインの入ったロングコートが買えるということで非常におすすめ。
ただ唯一気になる点は素材感。
あとほんの少しだけ頑張ってくたら嬉しかったな。やっぱり少しこう・・・安物感がほんのちょっとだけ残るんですよ。
買うときに間違いないのは濃い色のネイビーです。
フリースのような質感が若干残っており、それが安っぽく見えてしまう原因。
オリーブカラーのような明るい色だと風合いが目立ってしまう。
でもネイビーのような暗い色なら風合いが潰れてわかりづらくなる。
個人的にはカーキの色合いが好きで素材感も許せるので使いますが・・・素材感を気にする人やシーズンに1枚しかコートを買わないというのであればネイビーの方が高級感もありおすすめです。
ユニクロ&JWアンダーソン:マストバイ2.ウールブレンドブラッシュマフラー
UNIQLO&JWANDERSON
ウールブレンドブラッシュドマフラー 1,500円
こちらは直前レビューで正直微妙なんじゃないかと思っていましたが・・・実際に触ってみると高級素材であるモヘアのような風合いで驚きました。
実際はウールとアクリル、ナイロンの混紡ですがモヘアのような非常に高級感のあるハイブランドのような仕上がり。
今マフラーのトレンドは実はモヘアなんです。
なぜこうした毛羽立ち感のあるマフラーを意識するかというと、表情があるものを好んでいるから。
ウールとカシミヤのツルっとした表情もいいけれど、毛羽立ちのある素材の方が黒のシンプルなコートなどと合わせた時に立体感が出ておしゃれに見えやすいわけ。
ノームコアのトレンドならシンプルなままで良かったけれど、今は皆シンプルに合わせているから少しアクセントが欲しいんですよ。
ただすごく派手なものは抵抗感があるので、こうした素材で凹凸や陰影が出るようにして表情をつけるのが今のトレンドなわけ。こうしたトレンド的な意味合いでもすごくおすすめなアイテムです。
シンプルなユニクロのコートにこのマフラーを巻くだけで、とてもユニクロを着ているようには見えない高級感のある印象になります。
顔周りのアイテムはかなり大事。
ここに高級感のあるアイテムをもってくることで、コーディネート全体が格上げされるんです。
なぜかというと顔周りは一番目立つポイントだから。誰かと話す時は顔を見て話すでしょう。
つまり一番視線が集まり、目立つのが顔周り。
なのでネックレスやストール、マフラーなど首周りの装飾品はコーディネート全体の印象を決めるとても重要なアイテムなんですね。
首周りのアイテムをケチると全体が一気に安っぽく見えてしまいます。
反対に高級感のある素材を首周りに巻くと安っぽいナイロンコートを着ていても割とかっこよく見える。
このマフラーはモヘアのような高級感がある素材でトレンドライクなデザインなので首周りに巻くだけでサマになります。
正直安っぽい色もありますが、ダークグリーンの色は特に高級感があっておすすめです。
1,500円には絶対見えない風合いなのでぜひ試してみてください。
ユニクロ&JWアンダーソン:マストバイ3.スフレヤーンハーフジップセーター
UNIQLO&JWANDERSON
スフレヤーンハーフジップセーター(長袖)セットアップ可能 3,990円
スフレヤーンというのはフワフワした凹凸があるような素材感。
先程のモヘアの説明にも近いのですが、素材に表情のあるニットは1枚で着てもあまり地味に見えないのでワイドのスラックス合わせるだけでも十分サマになります。
あとハーフジップというのは意外と便利。
締めるとタートルやハイネックになり、開けるとVネックっぽく首元が少し出せる。
なおかつシャツをインしてレイヤードスタイルにしても簡単にサマになる。
様々な着こなしが楽しめて安い割に使い勝手が良いので1枚あると便利です。
3,000円くらいで風合いの良いアイテムはなかなか見つけるのは難しいものですが、さすがはユニクロさんという感じ。
高級感ある素材感でとてもじゃないけれど3,000円台には見えない仕上がりです。
今回のラインナップで一番シンプルなアイテムなんじゃないかな。
シルエットはビッグサイズではなくほんのりリラックスくらい。なのでインナーにシャツを入れても着膨れするほど細くはないし、かといってダボダボに見えるほどゆったりしておらずちょうど良く作ってあり非常におすすめです。
マストバイおまけ!今買っておきたい柄物ニット
UNIQLO&JWANDERSON
プレミアムラムモックネックセーター(長袖) 3,990円
マストバイを3つ選ぶにあたり、スフレヤーンのニットと迷ったんですが・・・こちらも一枚あると良いアイテムだと思います。
柄物のニットは早い段階で買っておくのがおすすめ。
というのも傾向として9~11月あたりは無地のものが売れるんです。そして12月になると皆柄物を探し始める。
なぜかというと季節の始め頃は何にでも合わせやすいように無地を買う。
そして冬にはインナーもアウターもパンツも全部黒の無地だということに気がつくんですよ。
そうなると柄物が欲しくなってくる。でも11月や12月に柄物を探し始めても、もうなかったりするんです。その時期には良い柄物はほとんど売り切れていることが多いわけ。
なのでこのタイミングに柄物のニットをおさえておくのがおすすめ。
こうした柄物のニットが1枚あると、黒のコートと黒のパンツに合わせても全然地味にならない。コートのインナーとして1枚買っておくといいと思います。
ただインナー用に柄物のニットを買うといっても、2~3万する値段の高いものは買うのに躊躇しますよね。
でも3,000円なら買いやすい。しかも1枚で着られるデザインだから、秋口から抵抗なく使えると思います。
個人的にはネイビーカラーがおすすめ。イエローが入っており黒のコートに合わせても映える色合いです。
ということで今回はユニクロ&JWアンダーソンのマストバイアイテムを3つとおまけに1つご紹介しました。
総合的に見て非常に良いコレクションだったと思います。毎週日曜日配信のメルマガではユニクロ&JWアンダーソンのメンズ全型レポートをお届けしますので、詳しく知りたい方は是非登録してみてください。
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