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毎日の様に流れるCM・・・
業績悪化のニュースが目立つユニクロが今年、強烈にプッシュしているのが「ジョガーパンツ」。
このCMを見て「ジョガーパンツって・・・なんだよそれ!?」と思った方もいるでしょう。
今日は2016年のトレンド品、ジョガーパンツについて。選ぶべきポイントなども列記しました。
ジョガーパンツはなんで流行っている??
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2016年のトレンドとして「アスレジャー」があります。
これはNYからスタートした流行で要するに「トレーニングウェアを日常のオシャレ着に使っちゃおう」という話。「ジョガーパンツ」はその最先鋒。「ジョガー」から理解できるように「ジョギング用のパンツ」という意味です。
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ジョガーパンツの定義は曖昧ですが、概ね多くのブランドは「裾がゴム入りでキュッと細くなっているパンツ」をジョガーパンツとしています。ユニクロもそうですね。今年ハイブランドからファストファッションまで幅広くジョガーパンツを展開しています。
「流行品だから皆履いている」と思うかもしれませんが、実はそんなに簡単にモノは売れませんし普及しません。流行として普及するものの多くはきちんとした裏付けがありメリットがあるものです。着用してみて「確かにコレは良い」と納得して買う人が多いからこそ流行として定着するのです。何の理由もなく見た目のメリットも存在せず「ただ流行だから」とモノが売れるほど今の消費者はバカじゃありません。
最近では「人気の芸能人が愛用しているから」なんて理由の流行もかなり下火になってきています。ネットが普及して選択肢が増えて目が肥えてきて、ますます消費者のモノに対する評価は厳しくなっていると感じます。
ではそんな厳しい消費者の目に認められて今年ここまで普及している「ジョガーパンツ」、
一体どんなメリットがあると言うのでしょうか。
ジョガーパンツのメリットその1.とにかく楽チン
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まずはとにかく「はき心地」が楽という点です。
洋服をある程度長く見ている人なら分かるでしょうが、「おしゃれに我慢が必要」とは何度も言われていること。以前も「ピタピタの細身Tシャツ」「動きにくいくらいの極細ジャケット」などの「はき心地無視」な流行品がありました。
最近はこういった流れがすっかり消えており、「肩肘張らずに自然に着用できるもの」を好む傾向にあります。ジョガーパンツもその類。「裾がゴムになっている」と上で語りましたが、ウエストもゴム入りで伸縮性の高いものが多く、はき心地は文句無しに楽チンです。
素材はデニムだったりウールだったりリネンだったり、同じジョガーパンツと言ってもあれやこれやと色々な種類がありますが・・・多くが伸縮性のある柔らかいものを使用しており、どれも着心地は楽です。ウエストが楽で生地も快適、と中年男性にも優しいパンツとなっているのです。
ジョガーパンツのメリットその2.細身でスッキリと見える
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ジョガーパンツ最大のメリットは「細身でスッキリと見える」ところ。
先ほどメリット1で「楽チンではき心地が良い」と言ったことと矛盾する様ですが・・・実はその秘密は「裾」にあります。
パンツの中で最も目立つ箇所、目につく箇所、視線が止まる箇所は「裾」です。
「裾」の形状だけでパンツの名称が変わるほど、裾は全体の印象に与える役割が大きい。「ブーツカット」「スキニー」「ストレート」これらの名称は実は膝から裾にかけてのラインで決定されるのです。裾が変わればその物の名前も変わるほどです。
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昨今トレンドの「テーパードパンツ」はこの裾の印象を利用した顕著なもの。ウエスト周りなどは楽チンでさして細身じゃないものでも「テーパード(裾に向かって細くなるの意味)」していることで裾がキュッと細くなっているので、全体の印象もそこに引きづられて細身に感じるのです。
実際テーパードとストレートを履き比べると違いは一目瞭然です。ピンとこない方はユニクロで履き比べをしてみましょう。
ジョガーパンツはこの「テーパード」をさらに強調したもの。なにせ裾をゴムでキュッと細くさせているのですから、これ以上ないほど裾が細く見えます。ウエスト周りやモモ周りなどがいかにリラックスした形であっても、裾がキュッと細ければそれだけで印象は「きれいな細身」となるのです。「はき心地」にこだわらざるを得ない私たち中年にはありがたいですね。
ユニクロで買う時も「レングス(丈)」に気をつけよう!!
さて、そんな楽ではき心地が良く、かつスッキリと細身でオシャレっぽく見えるジョガーパンツ・・・ですが、選ぶ時に一点、気をつけてほしいことがあります。それは「丈」です。
ジョガーパンツは基本的に「お直し」が効きません。いや正確にはお直しはできますが、普通のパンツよりもずっと料金がかかります。強く打ち出しているユニクロなども確かジョガーパンツはお直し出来なかったはず。なにせ普通のパンツと違って裾にゴムが入った特殊な作りになっています。単純に「短く切って縫う」だけではゴム部分がなくなりますから、ちょいと工夫が必要なのですね。
「ジョガーならなんでもいいんだろ」と適当な丈で買ってしまう人も多く、また「お直し不可」ということで長い丈のまま履いちゃう人も目立ちます。そうするとどうなるか、裾にくしゃくしゃとシワがたまってしまい、せっかくのジョガーパンツの「裾がキュッと細い」というメリットをつぶしてしまいます。
シワが裾にたまった状態を「クッション」と言います。どんなに細身のパンツであってもクッションが生まれるとややルーズな印象となるものです。
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スキニーなどの細身のパンツであっても裾にクッションがたまるだけで印象はややルーズに変化します。
大人っぽくきれいなシルエットを作りたければ、肝心なのは裾をきれいに細く見せること。クッションは禁物です。
そのあたりをユニクロもよく理解しており・・・
店頭では気づかない人も多いでしょうが、よくよく見ると実はジョガーパンツだけは「レングスの長さ」別に展開されているのです。足の長さ、身長の高さに応じてラインアップしてあり、裾上げをしなくても自分にあったものを選ぶことができるのです。これを間違えて買ってしまえばジョガーパンツは台無し。ここだけ注意しましょう。
長くなってきましたので本日はここまで。
次回は「使えるジョガーパンツの選び方」をお教えしましょう。乞うご期待。
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