流行解説

2017年の秋冬コートは「エクストリームシルエット」だらけになりますよ!!【ビッグサイズに抵抗を感じているあなたへ】

 

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毎シーズン複数の展示会を回っています。

 

アパレルのしくみ

 

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こんな感じでブランドの洋服サンプルがずらり並んだのがいわゆる「展示会」。
主に取引先のバイヤーさんに向けて「見本」を見せて、そこから発注を頂戴するのが目的です。

ブランドは直売ももちろんありますが、まだまだ「卸売り」も多いです。
各セレクトショップなどに自社製品を下代(仕入れ値)で買ってもらって「卸す」わけですね。小売側であるショップさんはそれを上代(定価)で販売することで差益を得るわけです。このパーセンテージは概ね定価10割に対して仕入れ6割です。4割がショップさんの粗利となるわけです。

 

ちなみにいわゆる「デザイナーズブランド」などは定価の3割くらいの費用をかけて洋服を生産することが多いです。

定価(100%) = 製造費用(30%)+卸時のブランドの粗利(30%)+小売の粗利(40%)

となっているわけです。

 

もちろんブランド側としては直売をした方が「小売の粗利40%」も丸々自社の利益となるわけなのでお得なのですが、ブランド側が全てのリスクを背負って土地勘とマーケットの分からない地方にまで出店したりはなかなかできません。リスク少なくブランドネームを広めるためにも全国のお店に卸した方が賢いと、そういうわけ。それで展示会を開催して「ウチは来季こんなの作れますよ、いかがですか?」とバイヤーさんに働きかけるということですね。
もちろん最近ではインターネット通販の影響が強く、直売にシフトしていく傾向が強いですが、まだまだ地方小売の力も無視できない。展示会には地方のバイヤーさんで賑わっています。

 

他にももちろん直営スタッフが来季の製品を見るために来ていたり、プレス関係者が来ていたり、友人知人やらが来ていたり・・・色々な方が出入りするのが「展示会」です。

 

ちなみに上の写真はショウルームが開催する「合同展」。
ブランド単体ではなく幾つかのブランドをショウルームが集積させて合同展示会を開催したものです。バイヤーさん側としては一気にいろいろなブランドが見れてトレンドの傾向もつかめるし、良いものがあれば新規で取引もできる。ブランド側としても新規契約ができる可能性があるので重要な場なわけです。

 

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アクセサリー類も並んでいたり、雑多ではありますが、密度があって見ごたえがあるのが合同展です。

 

 

来季はビッグサイズコートの嵐!!!!!

 

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それにしても次回秋冬はどこのブランドも「ビッグサイズコート」が多いこと多いこと。

 

「ビッグシルエットなんて若者のトレンドだろ?」
「いわゆる”ストリート系”とかの話だろ?」

なんて思うかもしれませんがとーーーんでもない。

 

 

30代40代向けの渋いブランドなどもビッグサイズでコートを作っていますし、
バレンシアガが特に牽引していますが世界的なトップメゾンも最も早いトレンドとして次回秋冬は大きく打ち出しています。

「ビッグヒルエット=若者のやんちゃな着こなし」
なんて認識は今やありません。

今やユニクロですら「ビッグサイズTシャツ」を作っている時代ですよ。もう「トレンド」というよりマスに浸透した「ベーシック」になりつつあるくらいです。おしゃれを標榜するならば、ここを無視することはできません。

 

それに若者じゃなくて、私みたいな30代以上の「オッサン世代」こそサイズUPの着こなしは取り入れるべきです。
お腹のたるみが気になるお年頃。体型を目立たなくできるビッグシルエットは非常に便利です。

 

 

「大きめサイズを着るとだらしなくなるでしょう??」

と思うかもしれませんが、ファッションはそんなに単純な話じゃありません。
そりゃ何も考えなしに大きいサイズを選べばだらしなくもなりますが、バランスを意識してビッグサイズを取り入れればだらしないどころか体型も綺麗に大人っぽくオシャレに整えることも可能です。

 

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このあたりなんかもサイズをわざとビッグサイズにして着用していたり。
肩も身幅もゆるゆるで余りまくりですがだらしなくは見えません。
定理と法則を意識すればビッグサイズは中年男性の大きな味方になってくれます。
シルエット作りやオシャレの定理などはメルマガで毎週語っています。是非登録してみてください。

 

 

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そんな「トレンドからスタンダードになった」とまで言っても過言ではないビッグシルエットですが、
次回秋冬はそこにさらに輪をかけて「エクストリームシルエット」がトレンド。
ハンガーにかけてある状態だとちょっとびっくりするくらい大きいサイズ感のコートばかり。

 

オーバーサイズなコートを羽織って体型を隠して・・・
その分パンツを細身にして体型を綺麗に見せる「Yラインシルエット」などが人気となりそう。

 

本当にどこもかしこもビッグサイズコートばかりでした。

また当然「大きいサイズ感」になれば子供っぽい印象が増すので・・・
その分デザインや素材感は「ドレスライク」なアイテムが多い印象です。

 

※「ドレスとカジュアルのバランス」に関して未見の方は下記記事を一読ください。メンズファッションの大原則が理解できます。
【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?

 

肩幅も身幅も余るようなビッグサイズでも、
ツヤのあるウール素材でカッチリとしたデザインだったり。

 

洋服の印象は3要素で決まります。

1.デザイン
2.シルエット
3.カラー(素材)

 

この3要素のうち「シルエット」が子供っぽくカジュアルになっている分、
他の2要素、デザインや素材感を大人っぽくドレスライクに調整しているブランドが非常に多く目立ちました。

 

ハンガーでかけている状態では一見「なんじゃこりゃ!?XLサイズか!?」と思うようなものでも
着こなし次第で体型も隠し極めて美しいコーディネートを作ることができる次回秋冬のトレンド。
着こなし指南が捗りそうなシーズンです。是非ご期待ください。

 

 

余談ですが、

 

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こんな面白いアイテムも。
UKスタイルのモッズにありがちなワッペンベタベタのモッズコート。

 

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実はこれ全部「織り」で作っていたり。
ワッペンだったら縫い付けるだけですが、これは「織り」。
大変な手間がかかっています・・・面白い・・・

 

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こんなのも。。。

一癖も二癖もあるようなデザインに出会えるのも展示会の魅力。
これから秋冬の展示会まだまだ開催されるので気になったものやトレンド速報などあればメルマガでも紹介していきます。お楽しみに・・・。

 

 

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