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2021春夏ユニクロU予想レビューの後編です！
 

名作揃い！期待できるシャツラインナップ

 

UNIQLOU
リラックスフィットシャツ（長袖）　2,990円

 

ワイドフィットシャツ（ボタンダウンカラー・長袖）　2,990円

 

ワイドフィットストライプシャツ（ボタンダウンカラー・長袖）　2,990円

 

この3アイテムはおそらく予想の範疇でしょう。
中間色の表現も綺麗で素材感はいつも良いしシルエットも綺麗かと。
春用のシャツが欲しい人は狙い目。
 

個人的にはワイドフィットのボタンダウンが気になるけれど色展開がちょっと少ないかな。
色味はリラックスフィットのピンクやナチュラルカラーがすごく良いですね。
 

ダブルポケットのアウター風シャツ

 

UNIQLOU
ワイドフィットスタンドカラーストライプシャツ（長袖）　2,990円

 

これも良さそうですね。
ダブルポケットでロング丈だからアウター風に見えるシャツ。
 

ヨーロッパの人からするとシャツは肌着感覚で着るからポケットをつける必要がないアイテム。
ポケットがついているのはミリタリーシャツやカバーオール、ワーク風のシャツジャケットなどアウター用のシャツになるんです。
 

そのためこうした薄手のシャツにポケットをあえてつけることによりアウター感が出て夏の羽織物としても使えるわけ。
ショートパンツにこのシャツを合わせることや涼しい夏の夜に半袖Tシャツの上から羽織ることもできる。
 

春秋には1枚で着られるし割と便利で長く使えるアイテムだと思います。
 

季節感をプラスできる春夏の定番シャツ

 

UNIQLOU
オープンカラーシャツ（半袖）　2,990円

 

オープンカラーシャツはGUが毎年良いものを出しているのでユニクロUで買う必要性があるかなという感じ。
 

今回は色展開が良いですね。
普段黒やダークカラーばかりでなかなか季節感が出せないという方もインナーにナチュラルカラーやワインカラーを入れると春らしい印象が出せると思います。
 

個人的にはテロッとした落ち感のある素材だと嬉しいけれど実物を見てからかな。気になるアイテムではあります。
 

バランスのとれた定番Tシャツ

 

UNIQLOU
クルーネックT（長袖）　1,990円

 

こちらは過去に何度も取り上げているアイテム。
ビッグサイズだけれど光沢のある素材感が特徴です。
 

UNIQLOU
クルーネックT（半袖）　1,000円

 

これは半袖タイプと比較するとわかりやすいので一緒に予想レビューしていきます。
 

この2つは対照的で長袖はビッグサイズ、半袖はジャストサイズです。
シルエットというのはゆったりさせると体型が隠せるけれど子どもっぽい印象になってしまう。
反対に細くすると体型は出るけれど大人っぽい印象になる。
 

そして素材にも同じような対比構造があります。
素材はシワがあるとカジュアルで子どもっぽく見え、ツヤがあるとドレスライクで大人っぽく見える。
つまりクルーネックT長袖はリラックスフィットで体型を隠せるようにして子どもっぽい印象が出てしまう分、生地に綺麗なツヤ感を与えて大人っぽさを担保してバランスを取っているわけ。
 

で、半袖の方は面白いことに長袖とは異なる毛羽立ちのある荒々しいカジュアルな素材を使っています。
半袖の方はジャストサイズでドレスライクな印象が強くなる分、あえてカジュアル感の強い素材を使いラフな印象を加えてバランスを取っているわけ。
 

素材の選び方においては良い・悪いは絶対的な基準ではないんですね。
「こういうデザイン（もしくはシルエット）だからこの素材を使ったほうが良い」という相対的な価値基準でアイテムの良さが決まってくるわけ。
コーディネートのことを深く考えずパッと着てサマになる完成度の高い服というのは、素材とデザイン（もしくはシルエット）のバランスが取れている服のこと。
 

で、長袖タイプは体型を拾わないリラックスサイズだけれどツヤのある素材を選びバランスを取っている。
対して半袖タイプは細身でジャストサイズだから毛羽立ちのある素材を使いバランスを取っているわけ。
この2つは対極的なアイテムなので是非見比べてみてください。
 

今年は差し色使いがおすすめ！

 

UNIQLOU
モックネックプルオーバー（長袖）　1,990円

 

 

今回珍しくピンクカラーがあります。
1枚で着ても良いけれど暗い色のステンカラーコートやジャケットの中に差し色として使うとすごく良さそう。
今年のカラートレンドは春夏ながらモノトーンが結構多いですが、そこに派手な色を1色入れるのが2021SSのキーポイントでもあります。
 

モッチリした風合いでスウェットライクだけれどニットのように見える素材なので非常に着心地もいいけれど高級感がありバランスのとれている良いアイテムです。
 

上品で大人見えするスウェット＆パーカー

 

UNIQLOU
ワイドフィットスウェットシャツ（長袖）　2,990円

 

ワイドフィットスウェットプルパーカ（長袖）　3,990円

 

この2型は定番ですね。
ユニクロUのパーカーは既存ラインのパーカーと比べてフードが大きくより小顔効果が高い。
生地は編み目の詰まっているがっしりした厚手のコットンを使っているのでシュプリームのパーカーみたいな印象になりますね。
 

 

個人的にはスウェットシャツのパープルカラーが面白いと思います。
黒のワイドスラックスと合わせたらストリートライクな着こなしができそう。
 

いずれにしても質感はすごく良いでしょう。
裏毛のスウェットはある程度シワが入りやすく木調の風合いでアメリカンカジュアルな印象になりやすい。
でもユニクロUのものは厚手でツルっとしたニット見えする綺麗な質感なので非常に上品な印象。
「スウェットは子どもっぽく見えてイヤだな」という人はユニクロUのスウェットを買うとこれまでの常識を覆される思います。
 

ユニクロ最高傑作！高級感と機能性を備えたTシャツ

 

UNIQLOU
エアリズムコットンオーバーサイズTシャツ（5分袖）　1,500円

 

これはもう説明不要でしょう。
ユニクロ史上最高傑作の半袖Tシャツと言っても過言ではないと思います。
 

表側がコットン糸、裏側がエアリズム糸なのがこのアイテム。
表と裏で2枚の生地を張り付けているではなく糸の出方を調整して作っています。
 

エアリズムは快適ですがどうしても見た目は肌着らしいテロテロ感があり、1枚で街着として着るのは難しいでしょう。
だから表側は天然繊維のコットン糸が出るようにして普通のTシャツ以上の高級感がある見た目にし、裏側はエアリズムの糸を走らせ接触冷感で通気性がよく夏でも快適に過ごせるよう作られたのがこのエアリズムTシャツ。
 

1,500円はあり得ないくらい安いですね。
 

半袖カットソーは素材感次第？！

 

UNIQLOU
オーバーサイズクルーネックT（半袖）　1,500円

 

こちらも例年通りならオーバーサイズなだけあって生地に光沢感をつけているはず。楽しみですね。
 

UNIQLOU
ボーダーボートネックT（半袖）　1,990円

 

ボーダークルーネックT（半袖）　1,990円

ボートネックTの方はいわゆるバスクシャツ。
オープンカラーシャツを中に入れてレイヤードしても楽しんでも面白いですね。これも実物を見ないと何とも言い難いので保留で。
 

バランスのとれた名作テーパード

 

UNIQLOU
レギュラーフィットテーパードパンツ セットアップ可能　3,990円

 

ウエストや太もも周りはゆったりしているけれど裾が細いワイドフィットテーパード。
ゆったりして履き心地が良いけれど、コーディネートで目立つ先端部分の足元が細いからダボダボに見えないちょうど良いバランス。
 

しかもウール見えする化学繊維なので洗濯できてシワになりにくいのがポイント。
例年通りベストバイの1つですね。
 

UNIQLOU
リラックスフィットテーパードパンツ セットアップ可能　3,990円

 

写真で風合いや色味を見る限りはかなり期待できそう。
 

シルエットが気になるコットンパンツ

 

UNIQLOU
レギュラーフィットジーンズ セットアップ可能　3,990円

 

セルビッジ レギュラーフィットジーンズ　3,990円

 

クリストフルメールがディレクションするだけあってどちらも品の良い印象。
 

特にセルビッジの方は股上深めでお腹周りはゆったりしているけれど、裾は細くジャストレングスでサルエルっぽい雰囲気。面白そうなアイテムですね。
 

例年通り期待したいスラックス風チノ

 

UNIQLOU
レギュラーフィットワークパンツ　3,990円

 

ツイル素材で肉感がありスラックスのようにセンタープレスが入ったチノパンライクなパンツ。
 

ルメールはすごく美しいチノパンを作ります。
あえてタックを入れずフィット感があるけれどちょうどいい太さのチノパンを作るので、日本人でも欧米人のようなスラッとした印象になれて非常におすすめ。
 

こうしたスラックスライクなチノパンを普段着として使うと、ビジネスっぽく見えないのに綺麗な印象が出せる。ちょうど良いバランスで期待大ですね。
 

スタイリングが難しい？上級者向けジョガーパンツ

 

UNIQLOU
ワイドフィットジョガーパンツ　3,990円

 

もんぺのようにゆったりしたシルエットで裾にゴムが入っている仕様。
個人的にはこうしたパンツの白にロングコートを合わせてOAMCのようなスタイリングがすごく好き。
実際に購入したらコーディネート解説を行いますね。
 

需要高まるトレンドパンツ

 

UNIQLOU
ストレートスウェットパンツ　2,990円

 

スウェットパンツはここ最近復活の兆しがあり、ハイブランドの着こなしでもちらほら見受けられます。
 

というのも今はストリートトレンドからドレスライクなトレンドに少しずつ移行している時期。
そのためコートやスラックスなどドレスライクなアイテムの需要が高まっていますが・・・スウェットパンツはドレスライクなコートの崩しとして注目されているんです。
 

NYやLAだと仕立ての良いチェスターコートにスウェットパンツとエアジョーダンを合わせるような着こなしが多い。
こうしたアメリカンハイストリートのような着こなしで取り入れてみても良いですね。
 

ユニクロUのスウェットは光沢感がありもっちりしていて品があるため、普通のスウェットと比べると部屋着感がかなり少なくおしゃれ着として使えると思います。
 

日本人にぴったり！脚長に見えるショートパンツ

 

UNIQLOU
イージーワイドフィットショートパンツ　2,990円

 

今年の春夏はどのブランドも膝上丈のバミューダパンツの展開がかなり多い。
というのも昨年は緊急事態宣言の影響で家にいる時間が増え、ショートパンツの需要がかなり高まりました。
今年もその流れは健在で世界的にもショートパンツの人気はより高まると予想されています。
 

で、このアイテムは膝上丈でワイドフィットなのがすごく良いですね。
ワイドフィットだと裾が広いので脚が細く見えるんです。
これはルーズソックスと同じ理屈。
ボリュームのあるルーズソックスを履くことにより、対比で足が細く見えるから当時の女子高生が履いていたわけ。
 

農耕民族である日本人は基本的に脚は太め。
ならその太い脚は視覚効果で細くすればいいわけです。
だからワイドフィットで裾幅の広いショートパンツを選び、対比で脚を細く見せる。
 

なおかつ膝上丈なので脚が長くも見えるんです。
ショートパンツを穿いたときの脚の長さは素肌の面積で決まります。
つまり膝下丈のショートパンツにハイカットのスニーカーを穿くと、素肌の面積が少ないため脚が短く見えてしまう。
 

だから脚を細く長く見せたいならワイドフィットの膝上丈が理想的で、このアイテムはまさにその通りに作ってある。日本人にぴったりのショートパンツだと思います。
 

今年は小物も見どころ？

 

UNIQLOU
トートバッグ　3,990円

 

個人的にこのトートバッグは結構注目しています。
 

トートバックは近年ジワジワと人気が出てきていますが・・・その背景には当然「レジ袋有料化」の流れがあります。
ただトートバッグはどうしても重いものが多い。
 

ただユニクロの方いわくこのトートバッグは軽いらしいので期待したいですね。
欲を言えば黒を作ってほしかったなぁ。
 

UNIQLOU
テープサンダル　3,990円

 

個人的にあまり好きではないので割愛。
 

ということで2021SSユニクロU予想レビューをお届けしました。
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