アウター編

MA-1の失敗しない選び方、オススメ着こなし、歴史や裏地デザインの理由まで解説します!!読み方はエムエーワン!

 

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今回はメンズアウターの基礎知識編。
「MA-1」について語りましょう。

 

メンズファッション雑誌を開くと「今年はMA-1がトレンド!」「MA-1でミリタリーテイストを!」などと見出しが躍るが、
「一体MA-1とは何を指すのだろう?」「どういう基準で選べば良いのだろう?」
ピンとこない人も少なくないと思います。

 

KnowerMagらしく感覚ではなく、論理的に。
MA-1を紹介・解説します。

 

そもそもMA-1とは??MA-1の歴史、由来、デザインの理由など

 

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Photo by http://www.nakatashoten.com/img-item/al-5-b.gif

 

これが最もベーシックなMA-1。元々は軍用に作られたウェアです。
1950年頃にアメリカ空軍と海軍に支給されたもの。
ちなみに読み方は「エムエーワン」が普通です。
「エムエーイチ」や「マーワン」などとは普通呼びません。「エムエーワン」です。

少々マニアックな話になりますが、1940年代頃に軍用として支給されていた
「B−15」を兵士のニーズに合わせて進化させたものがこのMA-1と言われています。

 

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Photo by http://www.warp03.com/data/warp/product/20140111_f781c0.jpg

 

B−15とはこんなデザインのもの。
フカフカのムートン製(羊の毛皮)の襟を使ったデザインですが、
前にZIPがついており着丈が短く、MA-1と確かにデザインは似ています。

 

ミリタリーアイテムのデザインには「理由」が存在します。

「かっこいいから」とデザインされたものはなく、
すべて「ミッション遂行に必要最低限な機能」をもたせることを目的にデザインされています。

 

MA-1はミリタリーの中でも随分シンプルで大人びたデザインですが、
これは軍用機内での着用も想定し、機器や機械に引っかからないように
あえてシンプルなデザインにしてあるというワケ。

 

他にもMA-1の裏地は基本が「オレンジ」だが、
これは墜落した際などに裏返して着て、救援隊の目にとまるように派手な色にしたという話
「レスキューオレンジ」という名前でも知られています。

 

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Photo by http://www.workwork-world.com/winter/sagyo/19-10702-gr-1.jpg

 

またこれまたマニアックな話ですが、
裏地にアメリカの国旗と共に数カ国語で記されたメッセージのタグが貼り付けてあることがあります。
これは「墜落したパイロットを基地まで連れてきてくれたら褒美を出すよ」という旨が書いてあり
他国などで墜落した兵士を救護させようとする「ブラッドチット」と呼ばれるものです。

 

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Photo by http://thumbnail.image.rakuten.co.jp/@0_mall/jalana/cabinet/alpha/ma1-bdct-blk_p7.jpg

 

他にもデザインの理由は枚挙に暇がありません。
MA-1は通常後ろの着丈が前と比べて短くなっていますが、
それは機内で座った際にジャケットを挟んで踏みつけてしまわないようにという配慮だったり。

サイズ感はかなりのビッグサイズですが、−10度程度を想定した寒冷地仕様のため、
ジャケットの上に着ることを想定していたからだったり。

仕様によっては胸元にタブがあるのですが、これは酸素マスクを留めておく機能だったり。

 

このようにMA-1を代表とする「ミリタリー」のデザインは
「カッコよさ」や「なんとなく」ではなく、明確な理由のもと作られいているものなのです。

 

MA-1の場合は特に、この機能性から来たデザインが「シンプルで大人っぽくてカッコいい!」と
カジュアル市場で再評価されて、世界中に浸透しています。

 

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Photo by http://img05.shop-pro.jp/PA01017/369/product/11216201.jpg

 

意味もなく狙ってかっこつけたデザインは往々にしてわざとらしく、安っぽく見えがちです。
必要性のないデザインは「俺、かっこいいだろ?」という狙いが見え隠れしてしまい、
それが安っぽさ、嘘っぽさを生み出してしまいます。

 

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Photo by http://ellegirl.jp/var/assets/storage/images/media/images/snap4/497648-1-jpn-JP/snap4_rect490.jpg

 

しかしミリタリーのように機能的に理由あるデザインは、
嘘っぽくならず、「本物」の佇まいがあります。「完成度が高い」とはまさにこのことですね。

 

 

MA-1とは一体どんなものを指すのか?

 

さて、話を少し変えましょう。
では、MA-1とは一体どんなものを指すのか?

現代のカジュアルウェアとして愛用されるMA-1は上述の「源流」であるミリタリーから、
少しずつ改変されており、多様なバリエーションが存在します。

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/181/8302181/8302181B_21_D_500.jpg

 

源流であるデザインを強く意識したものもあれば、

 

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/696/8301696/8301696_b_06_500.jpg

 

デザインをなるべく継承しつつ、素材をモダンに変えたものもあれば、

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Photo by http://img5.zozo.jp/goodsimages/251/8077251/8077251B_21_D_500.jpg

 

もはや原型をとどめないものまで様々です。
とにかく「フロントにZIPがあり、短い着丈で、首回りが低いミリタリーアウター」
MA-1だと捉えれば概ね問題ないです。

 

このようにアパレルは時代が経つにつれて、新しいデザインが生まれ、
デザインが変わっていくものなので、「MA-1が一体何を指すのか?」という定義付けが曖昧です。

大雑把な理解でも構いません。
まずは「フロントにZIPがあり、短い着丈で、首回りが低いミリタリーアウター」と覚えましょう。

 

 

MA-1は何を選べば良いのか?着こなしやすいものはどれか?

 

実はこのMA-1、2015〜2016年秋冬シーズンにおおいては
メンズファッションのトレンドアウターの一つとして認識されています。

 

メンズの定番着であるMA-1ですが、多くのブランドがMA-1をリリースしているため、
今年は例年以上に街でMA-1を見かける機会が多くなるでしょう。

 

ではお店に並ぶMA-1からどんなものを選ぶべきなのか??

 

上述の通り、通常アイテムには必ず「源流」が存在します。
MA-1などのミリタリーアイテムであれば当時の軍モノが「源流」となるわけですね。
そこからカジュアルウェアとして普及するにつれて、
素材を変えたり、シルエットを変えたり、色を変えたりとバリエーションが生まれるのです。

 

このバリエーションが必ずしも悪いわけではありませんが、上述の通り、

「やりすぎる」と安っぽく、

嘘っぽくなってしまうのです。

 

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Photo by http://img05.shop-pro.jp/PA01017/369/product/11216201.jpg

 

これも軍用として開発された「Pコート」。
今では冬コートの代表格ですが。
こんな風に大胆に意味のないデザインを「入れすぎてしまう」と、
安っぽく、嘘っぽくなりがちです。

 

デザインを変えたものや、色を変えたものや、仕様を変えたものが絶対ダメというわけでもないし
バリエーションの中から源流を超える優れたバランスを持ったものが出てくるのも事実です。

 

しかし、ファッション初心者が、まず失敗したくない買い物を狙うのであれば、

なるべく源流に則したMA-1を買うのが最も「手堅い」のです。

 

「源流」はバリエーションの大元であり、
優れているからこそバリエーションが生まれているものです。
ここをなるべく意識して、デザイン的に近いものを選ぶことで、
間違いのない買い物ができるでしょう。

 

 

とはいえ「まんま源流」というワケにもいかない時があります。
MA-1もそうですね。現代においてメンズファッションはシャープなシルエットが主流です。
軍モノのMA-1は上述の通り防寒着としての機能性を意識して、かなりビッグシルエットになっています。

 

 

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Photo by http://202.133.122.159/blog/650-Alpha-Industries-MA-1-Flight-Feature-Sneaker-Boutique-1-2.jpg

 

源流であるビッグサイズのMA-1を上手に着こなすのは非常にカッコイイですが、
あまりにも大きいサイズのものは「カジュアル感」が強くなり、
本KnowerMagで語っている「ドレスとカジュアルのバランス」を保つのが
大変に難しくなってきます。
細身シルエットが基本の国内メンズファッションにおいて、かなりハードルが高く、
初心者にはあまりお勧めできません。

 

なお、「ドレスとカジュアルのバランス」について未読の方は下記記事を参考ください。

メンズファッションを少しでも知りたり人なら、

これが「おしゃれの大原則」です。

一読ください。

※参考記事
「【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?」

 

なので賢いMA-1の選び方は、
「やや細めのシルエットで、デザインは源流に近い」ものが良いでしょう。

 

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Photo by http://otokomaeken.com/wp-content/uploads/2015/01/20141127180502292_500.jpg

 

このくらいのサイズ感だとサマに見えますね。
また、サイズを選ぶ時の基準は「肩幅」でも「身幅」でもありません。

何より「袖周り」を意識してください。

 

袖周りが細身かどうかが、シルエットが綺麗に見えるかどうかの基本です。
洋服は「先端」で印象が決まります。
袖、裾、足先などの箇所が細いか太いかが、全体の印象を大きく左右するのです。

 

シャツもいくら身幅も肩幅も細くても、袖がダブダブとしていれば一気にルーズに見えます。
しかしいくら身幅や肩幅が太くても、袖が細ければ意外にもシャープに見えるのです。

 

この理論はパンツだと非常にわかりやすいです。
未読の方は下記記事を一読ください。

 

※参考記事
「【初心者向け記事】ストレートシルエットのデニムは初心者には不向き?テーパード、ブーツカットどのシルエットを選ぶべきか?」

 

なのでMA-1を選ぶ時は袖まわりが細いかどうかを確認しましょう。
ショップスタッフは必ずといっていいほど
「肩幅が合ってますから大丈夫ですね」
などと言いますが、
シルエットを決定づける大きな要素は袖です。

 

鏡を見てサイズに違和感を覚えたらまず袖周りをチェックです。
袖がダブダブとゆるすぎるとサマになりにくいものです。
選ぶ時はそこを基準にすると良いでしょう。

 

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Photo by http://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/12/a3e5dec8fba72d17e5b55da8331fd41af6220d70.83.1.12.2.jpeg

 

例えばこんな感じ。
袖周りがかなりダボついて太いことがわかりますね。
これではなかなかサマに見せにくいのです。

 

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Photo by http://www.green-label-relaxing.jp/styling/uploads/glrstaffstyling-20140905111623-533.jpg

 

こういった袖周り。細めでややフィットするようなサイズ感のものを選びましょう。
袖がOKなら身幅や肩幅は余るくらいでもOKです。

 

MA-1の正しい着こなしは「ドレスとカジュアルのバランス」を意識せよ

 

またMA-1の着こなしについてですが。

 

「ドレスとカジュアルのバランス」についてまだ未読の方はまず下記記事をご覧ください。

 

※参考記事
「【初めてこのサイトに来た人へ】最も早くオシャレになる方法とは?メンズファッションで気を配るべき一つの答えとは?」

 

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Photo by http://blog.f420.jp/wp-content/uploads/2014/01/military-jacket-13aw-SOFTMACHINE-AGAINST-FLIGHT-JK-OLIVE-COORDINATE.jpg

 

スーツの真逆に位置する「ミリタリージャケット」は
当然「カジュアル」な存在です。
とすると合わせる他のアイテムはなるべく「ドレス」に寄せる必要があるわけですね。

 

このスタイルはさすが海外スナップと言わんばかりのコーディネートの完成度。
黒スキニーや黒靴やシャツでMA-1を見事にドレスライクにバランスをとっています。

黒靴と黒パンツで境界線をボカして「足を長く見せる視覚効果」を使っているあたりも
さすがですね。

※参考記事
「脱短足!脚を長く見せる裏技はコレ!視覚効果で誰でも美しいスタイルに!」

 

 

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http://i7.wimg.jp/coordinate/gw63yj/20131107011008060/20131107011008060_500.jpg

 

日本人は洋服を着ている歴史が浅く、「固定概念」を元にした組み合わせばかりをしてしまいがち。
街着とはカジュアルやドレスやスポーツやミリタリーを混ぜ合わせる「ミックスの文化」であり、
その中でバランスをとることが最も重要なポイントです。

海外スナップで「ジャージにテーラードジャケット」「ロングコートにスニーカー」など

大胆な組み合わせをみて

「ハズし」と呼んだりもしますが、実はあれが街着の正解。

 

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Photo by http://matome.naver.jp/odai/2142286771884810301

 

「ハズし」というか、実はこれが「正統な着こなし」なのです。

 

日本人は慣れていないので、ついつい「同一カテゴリ」で合わせがちです。
MA-1はカジュアルだからと同じカジュアルの色落ちデニムやスニーカーで合わせがちですが、

そうすると途端に野暮ったく、子供っぽく見えてしまいます。

 

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Photo by http://i7.wimg.jp/coordinate/77vhew/20150209115350084/20150209115350084_500.jpg

 

MA-1がカジュアルならば、他でいかにしてドレスな要素をつけるかがポイントです。
スラックスや革靴など大胆なバランス取りも有効でしょう。

 

 

2015−16年秋冬のトレンドアウターでもあるMA-1。
MA-1以外にもミリタリージャケット全般に流行の兆しがあります。
「源流」と「ドレスとカジュアル」を意識して賢いアイテムチョイスと着こなしを実践しましょう。

 

 

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